じじぃの「あずきバーとアイスクリーム・冷たいのはどっち?雑学の本」

『時間を忘れるほど面白い雑学の本』

竹内均/編集 知的生きかた文庫 2011年発行

氷とアイスクリーム、冷たいのはどっち? より

子どもを対象にした理科の実験教室などでは、「アイスクリームをつくってみる」という実験がようです。
牛乳に糖蜜(砂糖を液状にしたもの)を混ぜ、バニラエッセンスを加えた液を試験管に入れて、バー代わりの割り箸を突っ込みます。洗面器の中に氷を入れて塩をふりかけ、試験管を上手に並べて、液が凍れば出来上がり。
これは氷に塩を入れかけると温度が低くなるという触媒の実験。塩で氷の温度を下げてやっとアイスクリームができることからもわかるように、アイスクリームのほうが氷より温度がかなり低いのです。実際、こうしてできあがった試験管アイスクリーム入って少し柔らかめで、もっと低い温度にしなくてはかっちりとはなりません。
市販のアイスクリームの温度はだいたい摂氏マイナス12度くらいで、氷よりかなり冷たいのです。だから、急いでかき込むと歯がギューとしみることがありますし、もちろんお腹だってびっくりしてしまいます。いくらおいしいからといって、食べすぎると必ずお腹をこわしてしまいますから、ご用心。

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どうでもいい、じじぃの日記。
6月と7月、涼しい日が続いている。
5月、北海道帯広で気温が37度を観測した日、あずきバーと氷華を続けて食べて、お腹をこわしてしまった。
見た目では、あずきバーや氷華はカチカチなのでアイスクリームより冷たく感じる。
ついでに、アイスクリームは通常マイナス18度以下で冷凍保存されるため細菌が繁殖しない。
そのため、アイスクリームには賞味期限がないのだそうだ。