じじぃの「人の死にざま_1381_ジョン・ゴリー」

Dr. John Gorrie patents a "refrigeration machine" 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=8qXGBC80akY
Willis Haviland Carrier Tribute 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=5xpDsV0WM7A
ジョン・ゴリー ウィキペディアWikipedia)より
ジョン・ゴリー(英:John Gorrie、1802年10月3日 - 1855年6月29日)は、アメリカ合衆国の医者、科学者、発明家および人道主義者であり、冷却と空気調和の父と考えられている。
【伝記】
ゴリーの医学研究には熱帯性疾病の研究が含まれていた。当時悪い空気が病気を引き起こすという理論が一般的な仮説であり、この理論に基づいて、沼地の水を抜いたり病室を冷やすことを奨励した。このためにゴリーは天井から吊るしたボウルに氷を入れて部屋を冷やした。冷たい空気は重いので患者の方に流れて行き、床に近い開口部に抜けた。氷は北部の湖から船で運んでくる必要があったので、ゴリーは人工の氷を作る実験を行った。
1845年以後、ゴリーは医療を断念して冷却の仕組みを追究した。1851年5月6日、ゴリーは製氷機で特許8080号を取得した。この機械の原型とゴリーが書いた科学論文はスミソニアン博物館に収められている。貧窮化したゴリーはその機械を作って金を作ろうとしたが、共同経営者が死んだ時に事業は失敗した。ゴリーは批判に痛めつけられ、財政的には破綻し、さらに健康を損なって、1855年6月29日に隠棲所で死んだ。アパラチコラのゴリー広場に埋葬されている。
ウィリス・キャリア ウィキペディアWikipedia)より
ウィリス・キャリア(Willis Carrier、1876年11月26日 - 1950年10月7日)は技術者で発明家であり、近代的空気調和設備(エア・コンディショナー)を発明したことで知られている。

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『もののはじまり 雑学大全 どこを読んでも必ず誰かと話したくなる!』 なるほど倶楽部/編 だいわ文庫 2013年発行
クーラーを作ったのはお医者さん?
気化熱を利用すると物体を急速に冷やせることは、18世紀にはすでに知られていました。1842年、フロリダの医師ジョン・ゴリーは圧縮技術を使って氷を作り、患者のために病室を冷やすことに成功。これがクーラーの起源といわれています。
1902年、アメリカニューヨーク州の技術者ウィルス・キャリアは、温度だけでなく湿度も制御できるエアコンディショナーの開発に成功し、印刷工場の稼働率を向上させました。その後、彼はキャリア社を創業し、住宅や自動車用のクーラー、エアコンを次々に開発していったのです。