じじぃの「科学夜話・はやぶさ2・星はどうやって生まれるのか?理系の疑問」

はやぶさ2」搭載小型モニタカメラ撮影映像 / Hayabusa2 Touch down movie

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=-3hO58HFa1M

はやぶさ2 着陸予定地点

はやぶさ2」2回目のタッチダウン、11日午前にライブ配信

宇宙航空研究開発機構JAXA)は7月10日、小惑星リュウグウ」への2回目のタッチダウン運用を予定通りスタートした。
高度20キロのホームポジションから降下を始めたことを、10日午前11時1分(日本時間)に確認した。11日午前にタッチダウン運用を行い、その様子を動画でライブ配信する予定だ。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1907/10/news086.html

『理系の素朴な大疑問』

博学こだわり倶楽部/編 KAWADE夢文庫 2019年発行

星はどうやって生まれるのか? より

夜空に見えている星のほとんどは、太陽と同じように自分で熱や光を発する恒星で、年寄りの星もあれば若い星もある。この星たちは、いったいどうやってうまれたのだろうか。
まず、星の材料となるものだが、これは銀河系のなかに漂う星間ガス、銀河系の物質のうち、星間ガスの形で残っているのは数パーセントにすぎないが、それでも太陽の質量の数十億倍もある。星を生み出すのにじゅうぶんな量である。
星間ガスは密度が高くなると、広がろうとする力より互いに引き合う引力のほうが大きくなって、どんどん集まって縮みはじめる。
ガスの密度が高いほど縮みやすくなり、縮んだガス雲はやがて回転をはじめ、中心部に塊ができる。
塊ができると、その塊に向かって進んできたガスが衝突して、そのエネルギーで塊が熱を出しはじめる。
この段階が「原始星」と呼ばれるものだ。
原始星は、重力でガスを引き寄せながらどんどん熱くなっていき、巨大でひじょうに明るい星となる。
原始星は、太陽と同じぐらいの質量なら、半径は太陽の100倍、明るさは太陽の1000倍という目立つ星だ。
やがて中心部が摂氏1000万度を超えると、中心部で水素の核融合反応がはじまり、太陽のような一人前の星となるのである。

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どうでもいい、じじぃの日記。
太陽系の小惑星はいつごろできたのか。
46億年前の太陽系誕生直後、地球などの惑星は多数の天体が衝突した際のエネルギーで高温になり地表が溶け、原始の状態は失われた。
一方、惑星になり損ねた小惑星は太陽系初期の物質状態をよくとどめているとされる。
小惑星リュウグウ」は有機物(炭素を含む化合物)や水を多く含む天体と考えられている。
リュウグウ有機物を含んでいるのかどうかはともかく、無事に地球に帰ってほしいです。