じじぃの「そうじ・液体洗剤を固形や粉洗剤に切り替える!プラスチック・フリー生活」

Eco Friendly Cleaning Products | Green Cleaning Chemicals in Frankford, DE

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=LeKRDyyT340

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『プラスチック・フリー生活 今すぐできる小さな革命』

シャンタル・プラモンドン、ジェイ・シンハ/著、服部雄一郎/訳 NHK出版 2019年発行

そうじ・洗濯用品 より

そうじ・洗濯用品にはプラスチックがどっさり! どの家の戸棚にも、フロアワイパーやスポンジ、洗剤、スプレー類など、ありとあらゆるプラスチックが詰まっている。洗剤についての大原則は、「液体よりも固形や粉状の方がプラスチックパッケージが少ない」。液体は紙のような堆肥化可能な素材ではパッケージできない。というわけで、そうじ・洗濯用品のプラスチック・フリーを進める基本ラインは、「プラスチック入りの液体洗剤をやめ、紙包装の粉洗剤に切り替える」。でも、さらに根本的なプラスチック・フリーをめざすなら、いっそ手作りしてしまえばいい。

手作りクリーナー

私たちはなぜか、「ここをそうじしたい」と思う場所の名前がそっくりそのままついた商品に吸い寄せられてしまう――たとえば”トイレクリーナー””電子レンジクリーナー””IHコンロ用パワークリーナー”。でも本当は、ごく基本的な数種類の素材さえあれば、家の中はトイレから電子レンジの中まですべてきれいになる。棚の中に、お酢重曹、ホウ砂の3種類をいつでも使えるように入れておけばいいだけ。お酢はそうじ用のホワイトビネガーがおすすめ(ただし大型サイズはプラスチック容器入りしかない)。あとはせいぜい、さわやかな香りをプラスにしてくれるエッセンシャルオイルがあれば完璧。

木の実で洗濯

ネパールやインド原産のソープナッツ、またはソープベリー。聞いたことはあるだろうか? ものすごく便利で、パッケージも箱入りや布袋入りが多い。”洗剤代わり”として売られることが多いけれど、家のそうじのほとんどすべてに使える。殻に「サポニン」という、天然の界面活性成分が含まれているので、うまく活用すれば、家のそうじに使われるプラスチックパッケージ入りの製品がすべてまとめて不要になるかも!
最期にもうひとつ。液体の洗濯用柔軟剤の代わりに、「ドライヤーボール」という、ちょっと不思議な羊毛のボールを使ってみるのもおすすめ。乾燥機に入れて一緒に回して使う。洗濯物がふんわりするのはもちろん、ボールが洗濯物の間を転げ回るので、温風の通りがよくなり、服が早く乾く効果もある。

そうじ道具

人々は昔から、使い古しの服や古いシーツを切り分けて、雑巾にしていた。大企業が安い合成繊維の使い捨てクロスを開発し、”昔ながらの雑巾よりすぐれている”と売り出したのは、ごく最近になってから。「使い捨て」なので、消費者はつねに新しいクロスを買い続けなければならない。メーカーにとっては利益が恒常的に生み出される構図となる。フロアワイパーがまさにそう。いつまでもあの化繊のシートを買い続けなければならない。こうして、木綿の布が雑巾として活躍する場面は激減した。今こそ木綿の雑巾の復活を! これひとつでどんな材質だってきれいになる。ピカピカに磨きたい場合には、天然のセーム革もおすすめだ。
床そうじには、昔ながらのモップがいちばん。持ち手は木、ヘッド部分は木綿の房糸またはパッド。ホームセンターなどで入手できるはずだ。バケツはブリキ。プラスチックバケツよりずっと長持ちし、ひょっとしたら次の世代にまで使ってもらえるかもしれない。

ブラシは万能

手が届きにくい場所をしっかりそうじしたいなら、天然素材のブラシがいい。プラスチックの到来前と同じ方法で作られているブラシたち。毛は、馬、ヤギ、ブタなど、エシカルに採取された動物の毛や、タンピコ、アレンガ、ヤシの実、パルミラなどの植物繊維。昔ながらの技術で手作りされ、古きよき風情を醸(かも)す。

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どうでもいい、じじぃの日記。
私の家の中にはケモノミチができていて、歩くときはホコリが舞っている。
そしたら先日、弟がやってきて、「汚いな、そうじしろよ」と言われた。
ホコリにはダニや菌がかなりついているらしい。
雑巾で床を拭いた。
風に揺られたカーテンは、ホコリをまき散らすらしい。