Fed Up With Plastic Packaging?
バナナ
野菜やフルーツのパックや包装って必要?
レジ袋を用意していなかったり、有料だったりするスーパーは増えているのに、スーパーの生鮮売り場の野菜やフルーツは、あいかわらずプラスチックやフィルムで包装されている。
カット野菜はともかく、店頭に並べるためにきゅうりを個包装したり、りんごや梨を網状の専用キャップに包んだりするのはなぜ?
https://www.elle.com/jp/gourmet/gourmet-food-drink/g26463571/packagedfruitsandvegetables-19-0303/
『プラスチック・フリー生活 今すぐできる小さな革命』
シャンタル・プラモンドン、ジェイ・シンハ/著、服部雄一郎/訳 NHK出版 2019年発行
ストローの世界にダイブ! より
まず最初に考えてほしいのは、「プラスチックストローは本当に必要なのか?」。グラスに浮かぶ氷をときどきちょろっとかき混ぜるため? もしやすぐに取り出して、あとは全然使わずにテーブルに置きぱなし? むだ以外の何物でもない。中には本当にストローを使うのが好きという人もいる。ストローを使うと、飲み物が直接歯に当たらないので、歯の汚れや腐食のリスクが減らせるとか。あるいは、うちの息子がスムージーを飲むときと同じで、単にストローで飲むのが純粋に楽しいとか。たしかに、飲み物をブクブクやったり、あとはそうそう、早飲み競争なんかするには最高なのかも。でも、もしストローがそんなに大切なら、リユースできるストローに投資して、常時ペンのように持ち歩いてはどうだろう。
アメリカ国内だけで、毎日5億本のストローが使われ、廃棄されていると言われる。これはアメリカだけで、年間1750億本! 1日にアメリカ国内で使われるストローをつなぎ合わせると、地球2周半以上、3日と少しで月まで到達できる。1日5億本というのは、ひとり1日平均1.6本。アメリカ人は、5歳から65歳になるまでの間に、ひとりあたり約3万8000本以上のストローを使う計算になる。しかも、この数字には、ジュースや牛乳の紙パックの裏側に貼り付いているストローはまったく含まれていない。
ちなみに、ほとんどのストローはポリプロピレン製(PP)。ワールドウォッチ研究所によると、プラスチック製ストローには「着色剤、可塑性、酸化防止剤、紫外線吸収剤などが添加される」。これらのプラスチック製ストローは生分解せず、「光分解」によって微細化し、簡単に野生生物に誤食される。ポリプロピレンは海に入れば有害物質を吸収する。そして、これらの有害物質をたっぷり含んだプラスチックは野生生物に取り込まれ、ゆっくりとその体を汚染していく。
プラスチック製ストローの致命的な意味がよくわかった今、リユースタイプのストローにはどんなものがあるだろうか?
ガラス製
ステンレス鋼
竹製
生分解&堆肥化可能な使い捨てストロー
使い捨てだから、あまり気が進まないけれど、たまには使い捨てストローが必要なときだってあるだろう。そんなときはこれ。無塩素漂白の紙から作り、安全な顔料でカラフルに色付けしたものもある。あるいは、本物のストロー、つまり「藁(わら)」を手で収穫し(とくにオーガニックの冬作ライムギ)、切ったストローもある。
ということで、次にテイクアウトを注文したり、レストランやバーで飲み物を注文するときには、必ず忘れずにこう言おう――――「ストローはいりません!」
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
どうでもいい、じじぃの日記。
先日、テレビで「ニッポン視察団! 日本の○○オカシイ」という番組を観た。
スーパーやコンビニで、バナナがプラスチック製品で包まれているのが、おかしい。
ほとんどの野菜、果物がプラスチックやフィルムで包装されている。
あれって、過剰包装なのだとか。
「ストローはいりません!」
なにか、むなしい声のような気がします。