じじぃの「中国・天下大一統の大同世界・ウイグル族再教育の実態!報道1930」

China is Surveilling and Threatening Uighurs in the U.S.

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=UtYyAP67k60

ウイグル族の思想教育

天安門30年で対中批判演説か=来月にペンス副大統領-米TV

2019年5月31日 時事ドットコム
米CNBCテレビは30日、関係筋の話として、中国の民主化運動が武力弾圧された天安門事件から6月4日で30年になるのに絡み、ペンス副大統領が同月中旬にも中国の人権侵害を批判する演説を計画していると報じた。

米国は、中国政府がイスラム教徒の少数派ウイグル族に同化を強制しているなどとして、「信教の自由を著しく侵害している」と非難してきた。

ペンス氏の演説でも、こうした内容が含まれる見通し。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019053100366&g=int

報道1930

2019年6月4日 BS-TBS
【司会】松原耕二、出水麻衣 【コメンテーター】堤伸輔(雑誌編集長) 【ゲスト】宮本雄二(元中国特命全権大使)、興梠一郎(神田外語大学教授)、阿古智子(東京大学准教授)
●中国で進む“監視社会” カメラは6億台に?
中国のネット通販最大手が運営する生鮮食品スーパーのレジでは財布もスマホも必要ない。
機械で顔認証して携帯番号を入れるだけで支払いは完了。
防犯という名目で去年までに中国各地で設置された監視カメラはおよそ1億7600万台。
それも来年までに6億台になるという。
顔認証と照合すれば、どこで誰と会っているのか何をしているのか瞬時に政府が把握できる。
既に、新疆ウイグル自治区には膨大な顔認証カメラを設置。
2014年以降、拘束されたウイグル族は1万3000人に及ぶ。
そして、中国では200万人ほどのウイグル族を再教育のため施設に収容しているといわれる。
興梠一郎、

「中国は宗教の中国化を押し進めている」

●米国・副大統領が批判 中国の“監視社会”
米国・ペンス副大統領が中国の監視社会について語った。
「今中国は他に類を見ない監視国家を築いている。しばしば米国のテクノロジーを利用しながら拡大し、侵略しようとしています。そして2020年までに中国政府は中国人の生活の全てを支配するためにいわゆる『社会的信用スコア』と呼ばれるシステムの実施を目指している。中国の計画は『信用できる人はどこへでも行けるが信用できない人は一歩を踏み出すことすらできないようにする』というもの」
https://www.bs-tbs.co.jp/houdou1930/

『中国・韓国はなぜ息するように嘘をつくのか』

黄文雄/著 徳間書店 2019年発行

中華世界が絶対に信用できない理由 「和」の日本と「同」の中韓 より

日本でも、「小異を捨てて大同につく」など大同団結を説く言葉ををよく耳にする。
中国でいう「大同」とは「大同世界」というユートピアの世界観に基づくものだ。すべてが同じという夢で、上古から孔子、そして孫文毛沢東に至るまで、中国人がよく口にするチャイナドリームである。もちろん孔子だけでなく、老荘思想も大同世界を1つの理想の世界と考えた。これを近代に入ってもっとも理論化、体系化したのが、康有為の『大同書』である。
同じくチャイナドリームの「大同世界」でも、老荘の大同世界は小国主義的な自然回帰の社会だったのに対し、中華思想として昇華したユートピアは天下一国主義のコスモポリタン的世界主義であった。天下のすべての主義思想、宗教さえも1つにしようというのが「中国の夢」である。
儒教において、世界の3大宗教とは天主(キリスト教)、天方( イスラム教)と儒教であると考えている。そのうち儒教こそ至高にして至福の宗教であり、その三教合一によって「至福千年」の世界がつくられると信じた。

人類が儒教によって統一されてはじめて、至福の千年王国に到達できるのであり、そのような世の中が大同の世界になると考えたのだ。

大同は「すべて1つになる」のが原則で、同一言語、同一風習、同一の夢こそ「人類の夢」だと考える。マルクス主義も同じ考えであり、東アジアで社会主義革命が成功したのは儒教文化圏のみだった。
主義思想から見れば、チャイナドリームとしての大同とは、全体主義そのものである。スターリンヒトラーも同じ考えだった。蒋介石毛沢東も同じ夢を見ていた。孫文もしかりだった。
だが、近代世界は大同よりもむしろ多元性を認め合う大異の世界が社会の主流思想となり、民主主義が1つの制度として定着していった。
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日本人がモンゴル人、ウイグル人チベット人の独立・自主・自由を支援するのは、共生共存共栄の「和」の思想からくるもので、中国人からすればそれは「同」を否定する分離主義者の「陰謀」ということになる。この「同」と「和」の思想や民族観の違いが、中華世界の反日行動にひそむ大きな理由の1つにもなっている。