ワサビと唐辛子―受け身の日本人、攻めの韓国人 その強さと弱さ (祥伝社) 呉善花 (著) 1997/6 amazon
ワサビも唐辛子も、「辛い」ということでは同じだが、辛さの質には大きな違いがある。
ワサビは、身体の内側にジーンと染みわたるような辛さ。唐辛子は、頭のてっぺんからカーッと立ちのぼるような辛さ。「吸収」と「発散」のイメージなのだ。ワサビの辛さは「受け身」の姿勢を、唐辛子の辛さは「能動」の姿勢をイメージさせる。実際、日本人は、つねに自分を「受け身の立場」に置こうとする傾向が強いし、韓国人は、つねに自分が「能動の位置」に立とうとする傾向が強い。まさに正反対なのである。もうひとつ、ワサビの辛さは鼻にツンと来て涙が出るが、それは一瞬で消え去る。一方、唐辛子の辛さのほうは、料理を全部食べ終わった後でも、まだ汗が引かないほど長続きする。これも、淡白であっさりした日本人と、粘り強く持続力のある韓国人を象徴しているかのようだ。そんな具合に、ワサビと唐辛子に重ねた日韓の話は尽きない。本書は「唐辛子文化」の中で育った著者が、日本および日本人を「ワサビ文化」という角度から眺めたときに見えてきた、さまざまなシーンを描写したものである。
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『すべらない雑学200連発 くらべてビックリ本!』
博学こだわり倶楽部/編 KAWADE夢文庫 2012年発行
タバスコとハバネロ 激辛王争いはどちらに軍配があがる? より
激辛の香辛料といえば、タバスコが挙げられる。日本ではピザにかけるのが定番。宴会などではタバスコの一気飲みが行われることがあるが、ギネス記録でさえボトル3本を飲み干すのがやっとという辛さである。
そんなタバスコを上回る辛さの香辛料が存在する。
トウガラシの辛味の度合いを示す「スコヴィル単位」(ピーマンやパプリカが0)でタバスコとハバネロをくらべてみると、タバスコはスコヴィル値が3~5万、ハバネロは10万~35万。圧倒的にハバネロのほうが辛い。
ハバネロは、10万~35万倍の砂糖水を加えてようやく辛さを感じなくなるレベルということからも、その激辛ぶりがよくわかる。
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どうでもいい、じじぃの日記。
少し古い本だが、呉善花著『ワサビと唐辛子―受け身の日本人、攻めの韓国人 その強さと弱さ』を読んだ。
「ワサビと唐辛子は、それぞれ日本人と韓国を代表する香辛料である」
とか、書かれている。
ネットで、「韓国人 ワサビ」をキーにして検索してみた。
「ワサビの起源は韓半島だ」
とか。