じじぃの「動脈硬化・老人とおしっこの関係!死体の祈り」

尿は腎臓で造られる

(urol.or.jp HPより)

『死体の祈り』

上野正彦/著 青春出版社 2001年発行

老衰で死にゆく

老人の死体を解剖すると共通のものがある。
血管がぼろぼろになっているのだ。
古い水道管に水アカがたまっている。ああいう状態の血管を思い浮かべていただけるとわかりやすいかもしれない。
まさにどこから穴があいてもおかしくない状態だ。
動脈硬化と言われているが、いわゆる老化の症状になる。
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血管が切れるというのは、血管のコレステロールが噴火し、血管壁が削れて破れることである。
いずれにせよ、破けたら死んでしまう。場所によって脳の細い血管のときは脳出血を起こすし、これで破けなければ、脳梗塞になる。そして血管の支配領域は壊死、つまり腐ってしまう。これが脳軟化症という病気だ。
外から見えるところの血管は静脈であるが、浅い体表面の動脈には硬化は起らない。脳とか心臓のような重要臓器に起こるものだ。
腕の動脈などに硬化とかはほとんどない。
動かすからかどうかはわからないが。
普通に考えたら、腕とか、足とかにも動脈硬化は来てもよそそうなものだが、あまりこない。でも来る人は糖尿病で足が腐ってしまう。あれは動脈硬化で詰まってしまうのだ。だから、足の先とかが腐ってしまう。
動脈硬化がくるのは、脳と心臓と、腎臓の血管に来ることが多い。おしっこにしょっちゅう行くようになる。腎臓の動脈硬化のために血流が多くなるからだ。
動脈硬化が来て、腎動脈の血流にプレッシャーがかかる。そうすると、血管の中の水分が尿となって漏れるから、おしっこに何回も行くようになる。低血圧の人は、腎臓の血流が少ないからおしっこも少ないものだ。女の人はおしっこに行くのが男より少ない。
そのように年輩の人を解剖すると、多かれ少なかれ、動脈硬化になっている。だけど、女の人は男に比べれば少ない。

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どうでもいい、じじぃの日記。
動脈硬化が起こりやすい場所は脳、心臓、腎臓の血管なのだそうだ。
「普通に考えたら、腕とか、足とかにも動脈硬化は来てもよそそうなものだが、あまりこない。でも来る人は糖尿病で足が腐ってしまう。あれは動脈硬化で詰まってしまうのだ。だから、足の先とかが腐ってしまう」
ときどき、お風呂に入ったとき足先が腐ってないか見ています。
おしっこの出が悪いのは、前立腺が肥大化しているからだろうか。
お風呂で体を温めると、おしっこの出が良くなるのだとか。