金正恩氏「核のボタンが私の机に」 新年演説で威嚇
新聞が伝えたミッドウェー海戦
ミッドウェー海戦
ウィキペディア(Wikipedia) より
ミッドウェー海戦は、太平洋戦争(大東亜戦争)中の1942年(昭和17年)6月5日から7日にかけて、ミッドウェー島付近で行われた海戦。
同島攻略をめざす日本海軍をアメリカ海軍が迎え撃つ形で発生し、日本海軍機動部隊とアメリカ海軍機動部隊及び同島基地航空部隊との航空戦の結果、日本海軍は主力空母4隻とその搭載機約290機の全てを一挙に喪失する大損害を被り、アメリカ海軍もヨークタウンを失った。ミッドウェー海戦はMI作戦の一部であり、この敗北で同作戦は中止された。
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言論統制の民意――造言飛語と防諜戦 より
まず本章で扱う戦時下のメディア流言との関連でいえば、新聞紙面の「誤報」や「捏造」のたぐいは今日よりも圧倒的に多かったという事実である。実際、戦前の新聞紙面に「与太記事」が含まれることは世間の常識であり、「新聞ダネ」はガセネタの意味でも使われていた。それゆえに今日ほど新聞の誤報が社会的に糾弾されることもなかった。つまり、「誤報」の悪影響が増大したのは、戦後に新聞の信頼性が向上したからにほかならない。あまりよい喩(たと)えではないが、悪びれたヤンキー(註・アメリカ人ではない)がつく100の「虚言」よりも、良心的な優等生が口にする1つの「憶測」のほうがはるかに有害だということである。同じ理由から次章で論じる朝日新聞誤報問題(捏造問題)でも「詐話師」吉田清治(朝鮮半島で日本軍が女性を強制連行したと虚偽の証言をした人物)の責任よりもそれにクレジットを与えた「クオリティ・ペーパー」の責任がはるかに重いとみなすことも出来る。それは、眉唾と割り引いて読まれている週刊誌やウェブと、その大半は正確な情報だと信用されている新聞やテレビと、いったいどちらが取扱い注意かという今日的な問題にもつながる。
流言の歴史研究が最も進んでいるのは、アジア・太平洋戦争期の戦時流言研究だろう。戦時下に海軍技術研究所が思想戦対策のために心理学者を集めて行った流言研究資料を分析した佐藤健二『流言蜚語』(1995)、「特高月報」など治安当局の史料を使って民衆心理の変化を論じた川島高峰『流言・投書の太平洋戦争』(2004)など優れた先行研究が存在する。
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いずれにせよ、戦意の高揚期、日米開戦直後から1942年前半にかけて造言飛語(起訴)数は相対的に少ない。内務省警保局編「特高月報」から不穏言動を集めた資料集『昭和特高弾圧史 5 庶民にたいする弾圧』(1975)は、「大東戦争」1年目についてこう概観している。
この年は、四月までは比較的に不敬・厭戦言動がすくなかった。やはり「緒戦の戦果」によるものであろう。しかし、ミッドウェー沖海戦の敗北の噂は、広範な国民層に知れわたった。夏から秋にかけて、不敬・厭戦・不穏言動は、日本の津々浦々におこなわれた。この年の特徴は不敬・不穏・厭戦が分けがたく結びついていることにあった。
「心の敵への宣戦」を訴える中村古峡の『流言の解剖』(1942)は、こうした「噂」の広がりに対抗すべく刊行された一般向け啓蒙書である。中村はミッドウェー海戦の約1ヵ月後、1942年7月12日付『東京日日新聞』の「銃後も戦ふ秘密戦――防諜座談会 2」から海軍省軍務局・岡巌中佐の発言を引用している。
随分詮索する人があるます。わが航空母艦がやられたといふと、それは○○でせうとか、△△だとか、××だらうとかいふのです。ありったけの航空母艦の名前を並べて、そして人の顔色を見るのです。そして軍の者が話したように、方々でしやべるのです。何ぞ知らん、その航空母艦はピンピンして爆撃をしてゐるのです。
ミッドウェーにおける主力空母4隻の喪失という事実を否定する内容だが、むしろそのうわさが「広範な国民層」にま広まっていたことを裏付ける発言である。
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どうでもいい、じじぃの日記。
日本が太平洋戦争に負けた理由は、日本とアメリカとの経済力の差と、情報戦の差にあったという説があります。
ミッドウェー海戦では、アメリカ軍は既に日本海軍の戦略暗号を解読していてミッドウェーに罠を張って待ち伏せしていたらしい。
「ミッドウェー沖海戦の敗北の噂は、広範な国民層に知れわたった」
つまり、ミッドウェー海戦の敗北を機に、新聞はウソを書くようになった。
北朝鮮の朝鮮労働党委員長 金正恩は”腹違い”の兄の金正男を暗殺した。
先日テレビを見ていたら、金正恩が演説するのを涙を流して聞いている若い女性がいた。
彼女が兄殺しまでして権力の座にしがみついている男の真実(情報)を知ったら、同じ涙を流すものだろうか。