じじぃの「未来予測のメソッド・情報収集のスキル!オワコン日本で生きるための思考方法」

Xi Jinping & Donald Trump

『オワコン日本で“おいしく”生きるための未来予測&幸福論』

ひろゆき西村博之)/著 洋泉社 2019年発行

はじめに ”オワコン日本”で幸せに生きるために より

もうすぐ平成が終って新しい元号が始まりますが、残念ながらこのままいくと、日本に明るい未来はやって来ないでしょう。こんな予想はハズれたほうがいいに決まっていますが、いろいろシミュレーションをしてみても、日本経済が悪くなる以外の方向性は見えません。
ただ、誤解がないように言っておくと、これは日本全体の話です。そんな中でも個人一人ひとりは、いくらでも幸せに生きられます。本書では、これから日本がどんなふうにヤバくなるのか、沈みゆく日本で生き抜くためにはどうしたらいいのか紹介していきます。

ひろゆき流 未来予測のメソッド 予測の精度を上げるための情報収集のスキル より

情報収集で大事なのは、収集した情報を思い出せるかどうかです。先ほどの網膜レーザー技術を例にすれば、この技術に関する記事を読んだ人は何万人もいると思うのですが、それを会話に使う人はほぼいないでしょう。そういう情報を覚えているかで、アウトプットに差がつきます。
記憶の仕方には特性があって、人によって違うんです。僕の場合は、きっかけがあると記憶を引き出せるのですが、きっかけのない状態では引き出せないタイプのようです。
たとえば、「百人一首を全部覚えてください」といった自分の役に立たないお題を出されても覚えられなくて、ただ、1回聞いたしょうもない情報でも、まったく別の話をしていてつながったときには引き出せるんです。
記憶のしまい方と引き出し方は人によって違っていて、僕はまったく違う情報が入って来たときに「そういえば、こんな話があったな」と引き出すのがわりと得意です。

記憶のタイプには、視覚型や聴覚型、行動型、言語型などがあると言われています。

聴覚型の人はテキストを読むよりも、音で聴いたほうが覚えられるなどの特性がタイプごとにあるので、それを知っておいたほうが効率はよくなりますよね。
僕は話すときにやたらと身振り手振りを交える行動型で、自分がインプットした音や記憶が行動とリンクしているタイプの覚え方をしています。だから、家でゴロゴロしているよりも、歩きながらや、電車の中で本を読むほうが頭に入るのが速いです。
人によって複数のタイプが重なっていたりする場合もあるそうですが、自分がどのタイプの記憶が得意なのかを知っておくと、覚える効率はよくなります。
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そもそも、覚えなきゃいけないと思って覚えるものは、たいして重要ではないですよね。忘れることは悪いことではないので、全部をしっかり覚えようとすると本当に必要なものが覚えられないし、出てこなくなったりします。

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どうでもいい、じじぃの日記。
「記憶のタイプには、視覚型や聴覚型、行動型、言語型などがあると言われています」
私が今一番気になっているのは、アメリカと中国の覇権争いです。10年後世界はどうなっているのでしょうか。
トランプさんは大人になってから1冊も本を読んだことがないとか。
一方の習近平さんは読書家で、日本の高度成長時代に関する本も読んでいたとか。
たぶん、トランプさんと習近平さんでは記憶のタイプがかなり異なるんでしょうね。
ただ、本をよく読むから利口かというと全く関係ないみたいです。