Amazing Bonobo Mating Like Human
舞い散る桜
『平気で他人を傷つける人』
片田珠美/著 KADOKAWA 2015年発行
上下関係のゆがみによって「友達」から「敵」になる より
フレネミー(「friend」(友)と「enemy」(敵)を組み合わせた混成語で、「友を装う敵」または「ライバルと同時に友である者」を意味する)についてはすでに触れましたが、もともと友人だった関係が崩れ、敵になってくるパターンの1つに、この「上下関係のゆがみ」があることもたしかです。
「自分より下」だと思っていた友人や同僚が「自分と同等の行動」をしたり、「自分と同じ境遇」だと思っていた相手が「自分以上の幸福」を得た場合に、「許せない!」「貶めたい」という感情が芽生え、敵対していってしまうのです。
「最近、相手の態度が変わった」と感じる部分がある人は、一度この「上下関係のゆがみ」という視点で相手の言動を観察してみることをおすすめします。
きっと、どこかにモラハラ(肉体的暴力であるDVとは逆に、言葉や行動などで相手を追い詰め恐怖支配する精神的暴力)加害者にとって不都合で、納得できない「上下関係の変化」が存在しているはずです。
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どうでもいい、じじぃの日記。
ある本に、チンパンジーとボノボは外見は似ているが、野生での社会や行動には大きく異なる、とか書かれていた。
チンパンジーは集団内でも違う集団でも殺し合いをするが、ボノボはトラブルを嫌うのだそうだ。
知能が高い動物は群れをなして、上下関係が存在する。
人間でも、潜在的な意識で上下関係からなっているのだろうか。
テレビを観ていたら、コメンテーターの人が日本人は桜の花を見て無常を感じるのだとか言っていた。
日本人は他の国の人と比べて上下関係の意識が薄いのかもしれない。