プライムニュース 2018年12月3日 【木村太郎】 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=7-VBMqIkEzg
米中首脳、通商問題 90日間の通商協議へ
米副大統領の演説は、実は対中国への「本気の宣戦布告」だった(長谷川 幸洋) 2018.10.12 現代ビジネス
●これは「鉄のカーテン演説」である
米国のペンス副大統領が10月4日、ワシントンで講演し、貿易など経済に限らず安全保障分野でも、中国に「断固として立ち向かう」と述べた。かつての米ソ冷戦の始まりを告げた「鉄のカーテン」演説に匹敵する歴史的出来事である。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57929
プライムニュース 「混迷世界への幕開けか? 米中首脳“直接会談”を徹底検証」 2018年12月3日 BSフジ
【キャスター】竹内友佳、松山俊行 【ゲスト】小野寺五典(自由民主党安全保障調査会長 衆院外務委員会筆頭理事 元防衛相)、木村太郎(ジャーナリスト)、中林美恵子(早稲田大学社会科学総合学術院教授)
国際社会が固唾を呑んで見守る中、アルゼンチンのブエノスアイレスで30日から始まるG20で、アメリカのトランプ大統領と中国の習近平国家主席が、久しぶりに首脳会談の場で直接対峙する。
追加関税の圧力に加え、中国製の通信機器を“安全保障上の脅威”として締め出しを図るほか、南シナ海周辺では盛んに米軍を展開させるなど強硬姿勢を崩さないトランプ政権。果たして米中首脳は貿易戦争などの諸課題について、折り合うことができるのだろうか?また日本をはじめ、ロシア、インド、欧州諸国など各国首脳が集うG20を舞台に繰り広げられる外交戦を徹底検証する。
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プライムニュース 「米中対立と日本の国益 中国・習政権の深謀と米中新冷戦の行方」 2018年12月4日 BSフジ
【キャスター】竹内友佳、松山俊行 【ゲスト】佐藤正久(外務副大臣 自由民主党参議院議員)、古森義久(産経新聞ワシントン駐在客員特派員)、朱建榮(東洋学園大学教授)
主要20ヵ国・地域首脳会議=G20における最大の焦点といえる貿易問題を中心とするアメリカのトランプ大統領と中国の習近平国家主席の米中首脳会談の行方。追加関税の応酬などギリギリまでせめぎ合う米中貿易戦争に事態打開に向けた新展開はみられるのだろうか?
「アメリカを凌ぐ国力を目指す」と標榜する習主席は、G20の場でどのような首脳外交を繰り広げ、新冷戦といわれる米中関係の今後どう進めようとするのか。そして安倍首相は、米中の狭間で、どのようにして日本の国益を守っていくつもりなのか。
●検証「米中首脳会談」 通商問題での合意事項
90日以内に合意できなければ第3弾の追加関税を25%へ引き上げ
①米企業への技術移転の強要
②知的財産権の保護
③非関税障壁
④サイバー攻撃
⑤サービスと農業の市場開放
来年1月1日に関税を10%から25%へ引き上げることを90日間猶予するという条件として、
米国側の声明・・・上記5分野で協議を開始し、90日以内に合意できなければ第3弾の追加関税を25%へ引き上げる
中国の声明・・・「発動済みの追加関税について撤廃する方向で協議」「他の製品に関税を加えない」
古森義久、「政治体制、立場の違いがある。中国政府は米国や日本と違いいろいろなチェックを受けることが少ないので発表内容はいくらでも変えられる。米国は中国にこの分野で直させることが目的で今の関税をやっているわけなのだが、この5つの分野に対して中国側はまったく何も触れていない。90日間で合意が得られなければ高関税がかけられるということを中国メディアは伝えていない。米中関係はうまくいっているんだよということを見せている。ただし、今度の中国政府のやり方は今までと違って成熟さを感じる。行動パターンが礼儀正しくなった」
松山俊行、「米国側の声明した5分野のうち、特に米企業への技術移転の強要と知的財産権の保護はかなり大きな問題だ。これが90日間で実現しないと関税がかけられるわけだがかなり懐疑的な意見が多い」
古森義久、「米国から見れば中国の体制そのものを問うているのです。米国の企業が中国で活動しようとしたら必ず合弁企業にしないといけないというのはWTO違反であるし、合弁企業ができたら技術移転を強要している。知的財産権の保護なども中国はずっと違反してきている。これを直すには中国の仕組みまで変えなければいけない。米中貿易戦争とか覇権争いとかいうが中国のあり方そのものを問題視している」
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d181204_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d181204_1