じじぃの「ゲノム編集・3倍体ヘラクレスオオカブトムシの作り方!生物の大きさ」

Dynastes hercules hercules 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=C5FU_OS1hW4
ヘラクレスオオカブト

ヘラクレスオオカブトの平均価格は10,414円 aucfan
ヘラクレスオオカブトSSR、超大型、ムシキングSSR、ハコモなどのオークションで落札されたすべてのカテゴリでの落札相場一覧です。
「DHヘラクレスオオカブト♀78mmブリード済み」が76件の入札で5,500円、「DHH ヘラクレスオオカブト155mm+メス2匹トリオ」が62件の入札で40,007円、「ヘラクレスオオカブトペア オス145㎜ メス67㎜」が57件の入札で16,000円という値段で落札されました。
このページの平均落札価格は10,414円です。
https://aucfan.com/search1/q-~a5d8a5e9a5afa5eca5b9a5aaa5aaa5aba5d6a5c8/s-mix/
『生物の大きさはどのようにして決まるのか』 大島靖美/著 化学同人 2013年発行
農作物、ペット、家畜などの大型化と小型化 より
ペットとして飼われている動物では、イヌが圧倒的に多い。イヌの中でいま人気が高いのは、チワワ、トイプードル、ダックスフントなどの小型犬である。イヌには、非常にさまざまなおおきさの品種があるが、これらの小型犬は数kgしかなく、先祖とされるオオカミより、かなり小さい。とくに家の中で飼うペットとしては、小型のほうが好まれるのあ当然であろう。
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2009年にカナダで、22kgのニジマスが釣り上げられ、当時ニジマスの重さの世界記録と認められた。これは、その9年前に湖の養殖場から逃げ出した、50万匹の3倍体のニジマスの1匹が育ったものと考えられている。この例は、魚の大きさについて2つの点で貴重である。1つは、魚にははっきりした寿命がなく、よい条件のもとで長く生きると大きくなるといわれているが、それをよく示している点である。コイの大きいのはたくさんいるし、金魚も30cm以上育つといわれる。
もう1つは、もとの魚が3倍体であったという点である。3倍体の魚は、しばしば人工的につくられ、日本でもアユ、ヤマメ、イワナなどがつくられている。これら3倍体の魚は、もとの2倍体の魚の1.5〜2倍も大きいよううである。22kgのニジマス養殖場から逃げ出したときの大きさは1kg以下であろうから、9年間で20倍以上に育ったことになる。このような巨大なニジマスは普通いないので、3倍体のニジマスの成長速度は2倍体のものよりかなり大きいと思われる。普通のニジマスの寿命は3〜4年、海に下るものでも6〜8とされるので、寿命も3倍体のほうが長いらしい。
3倍体のニジマスは、生まれたばかりの雌を性ホルモンの入ったエサで育てて雄に性転換させ、その精子を(性染色体としてメスのものだけを持つ)を受精させた未分化の卵(雌)を高圧、高温などの処理によってつくると書かれている。最近、アメリカである種のマスの3倍体をつくり、養殖漁業に利用しているというニュースがあった。成長が早く、短期間で2倍体の魚の2倍くらいに育つという。
植物でも3倍体は一般に大きい。また、3倍体では、一般に減数分裂による生殖細胞の形成がうまくいかず、子孫ができない。このことを利用して、種なしスイカがつくられた。具体的には、細胞分裂を阻害する物質コルヒチンの処理によって4倍体のスイカをつくり、これをもとの2倍体のスイカとを掛け合わせる。このように、3倍体には子孫ができないという問題があるが、植物、動物ともに大型で成長が早い個体をつくれるので、今後も農業、漁業にとって有用な新しい品種をつくり出せる可能性がある。ただし、魚のような動物では、4倍体は大きくないので、この目的には利用できない。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ヘラクレスオオカブトは、世界最大のカブトムシです。
彼らは最大7センチまで成長するが、長さの半分は角(オス)が占めています。
これぐらいの大きさのカブトムシやオオクワガタは約1万円だそうです。
でも、ゲノム編集で遺伝子操作をすれば、大型のカブトムシやオオクワガタを作ることは可能になっているのです。
器用なあなたなら、できるかもしれません。
25年経ったら、どんな世界になっているのでしょうか。