じじぃの「海のダイヤ・クロマグロの未来・マグロは滅びるのか?いま世界は」

巨大マグロの水揚げ! 石垣島 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=okhsX8bGEls
漁獲高の7割を日本が消費している (spotlight HPより)

マグロの漁獲量と消費量
世界全体の消費量に占める、日本の消費を見てみると、おおよそ以下のとおりになります。
ミナミマグロ 世界全体の98%
クロマグロ 世界全体の72%
メバチ 世界全体の32%
http://www.wwf.or.jp/activities/2009/01/625530.html
もうマグロは食べられない?クロマグロがついに絶滅危惧種に指定された!
太平洋クロマグロと、大西洋クロマグロの2種類がいます。今回、絶滅危惧種に認定されたのは、太平洋クロマグロですが大西洋クロマグロも、既に絶滅危惧種に認定されています。つまり、クロマグロ全てが絶滅危惧種になってしまったのです。
http://spotlight-media.jp/article/83824692471233870
いま世界は 2015年5月3日 BS朝日
【司会】木佐彩子小松靖 【コメンテーター】宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所)、川村晃司テレビ朝日コメンテーター)
▽地中海では資源管理で回復傾向・“海のダイヤ”クロマグロの未来
日本人の”マグロ熱”が冷めやらない中、減少するマグロの数…。地中海では漁業を厳しく規制して、資源回復に成功。一方では、マグロの養殖ビジネスにも注目が集まるが、巨額なコストが問題だ。私たちはマグロを食べ続けることができるのか?クロアチア、スペイン、日本などを取材した。
http://www.bs-asahi.co.jp/imasekaiwa/
5月3日、BS朝日 『いま世界は』 より
【地中海では資源管理で回復傾向・“海のダイヤ”クロマグロの未来】
スペイン・バルセロナではマグロは保存食として重宝されてきた。
1990年代、地中海沿岸の国々では捕まえた大西洋クロマグロを数ヵ月養殖して太らせる技術が広まった。
その後乱獲により生息数が激減したため、各国は2000年代後半から「小型魚は原則的に漁獲禁止」など厳しい規制を実施して資源回復に成功した。
2003年、スペイン、ドイツ、マルタなど9機関がEU欧州連合の出資を受けて完全養殖技術の研究を始めた。
スペイン人はもともとマグロが好きで生のマグロも人気が高まっている。マグロのトマト煮が一般的だという。
WWF(世界保護基金)によると、世界のクロマグロ約72%を日本人が消費している。
戦後、冷凍技術の進歩、味覚の西洋化で消費が伸び、同時に乱獲も進んだ。
その結果、去年11月、IUCN(国際自然保護連合)は「太平洋クロマグロ」を絶滅危惧種に指定した。
一方、同月に大西洋クロマグロはICCAT(大西洋まぐろ類保存国際委員会)で漁獲枠アップが決まった。
いま欧米では水産資源の持続可能性を考えながら消費しようという考えが広がっている。
アメリカ・カリフォルニア州モントレー湾水族館はイワシを乱獲した結果、閉鎖された缶詰工場の跡地に乱獲への警鐘を目的に建てられた。
クロマグロの完全養殖は、2002年に世界で初めて近畿大学が成功した。
マグロは1年で10kgほどに成長し、5年も飼育すると150kgにもなる。与える餌はサバやイカなどで50kgのマグロでは1日にサバを2〜3kgも食べる。餌代がバカにならないという。
宮家邦彦さん、「日本人はマグロが好きだからねえ〜」
じじぃの感想
この頃、マグロの値段が高くなったような気がする。