旭日旗不掲揚要求で日本不参加の韓国観艦式 動画 YouTube
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旭日旗
プライムニュース 「旭日旗の掲揚問題 北朝鮮接近…影響は? 南北接近が及ぼす影響」 2018年10月12日 BSフジ
【キャスター】生野陽子、松山俊行 【ゲスト】武藤正敏(元駐韓国特命全権大使)、黒田勝弘(産経新聞ソウル駐在客員論説委員)、李泳采(恵泉女学園大学准教授)
近年、韓国のメディアやネット世論を中心に、新たな“反日”の材料として取り上げられてきた「旭日旗」問題。先月、韓国政府が韓国で行われる国際観艦式において、旭日旗である自衛艦旗の掲揚を控えるよう、日本政府に要請。これに対し日本側は、海上自衛隊旗の掲揚は国際法上のルールであるとして要請を拒否し、護衛艦の派遣取り止めを決めるという異例の事態となった。そもそも1998年と2008年の韓国での国際観艦式では、自衛隊の護衛艦は自衛艦旗を掲げて参加しており、今回の要請は初めてとなる。なぜ文在寅政権は“反日”的な政策をとり続けるのだろうか。
一方、北朝鮮も労働新聞で旭日旗を批判する記事を掲載、「南北協調による反日戦略」とも窺える状況で、日本は今後朝鮮半島情勢にどのように向き合えばよいのだろうか。
韓国の実情に詳しい有識者を迎え、“反日”が続く世論やメディア、文政権の思惑を読み解くと共に、韓国や朝鮮半島で今何が起きているのかなどについて検証する。
●「旭日旗」掲揚問題 日韓関係に影響は?
8月31日、韓国軍は国際観艦式に参加する艦船は自国国旗と韓国国旗をマストに掲揚するよう通知。
10月3日、韓国軍は艦首、艦尾の旗は掲げないよう追加通知。
10月5日、岩屋防衛相は海上自衛隊の国際観艦式への参加見送りを表明した。
黒田勝弘、「旭日旗に対する否定的な見解は近年目立つ。いろいろな感情はあるだろうが、国際行事では問題ないとさとすべき。観艦式では英国やカナダは自分たちの旗を出していたが、日本に対して韓国政府が圧力をかけたことに対する抗議の意味だと思う」
武藤正敏、「反日というと中国と韓国。中国は国益を考えながら反日をする。韓国は感情で反日をする。韓国側は旭日旗の問題で日本が護衛艦を送らないとまで考えていなかったのではないか。村川海上幕僚長がシンポジウムに出席することになったが、韓国も日韓で対立するのはまずいから来てくれと言ってきていると思う」
李泳采、「韓国では旭日旗は日本の帝国主義、軍国主義の象徴と考えている。2008年に問題がなかったわけではない。市民団体が旭日旗を燃やしたりして反発していた。1998年から2008年の10年間、日韓パートナーシップ宣言があり映画、ドラマ、韓流の流行の時代であった。2012年に李明博大統領の竹島訪問以降、2015年の慰安婦合意をめぐって日韓関係が歴史認識をめぐって衝突する時代になった。旭日旗は韓国が問題視しているよりは、日本の中にあるヘイトスピーチとかで旭日旗が前面に出て、挑発するイメージになった。ドイツのハーケンクロイツと日本の旭日旗は同じようなイメージだ」
提言 「健全な日韓関係を築くために」
武藤正敏 「冷静に! 悪いのは政治関係のみ」
日韓関係はお互いにいらいらすることが多い。だが一歩引いてみれば悪いのは政治関係だけだ。去年日本に韓国の人が700万人来ている。今年は800万人になるのではないか。中国とほぼ同じ数が来ている。日本の小説がベストセラーのトップになっている。日韓関係はいいと冷静に考えた方がいい。
黒田勝弘 「ホメ殺し外交の勧め」
韓国人を誉めろです。韓国は今国際的にすでに先進国だ。大きな豊かな国になっている。市民意識もそうだ。こんな豊かな国になったのだから少し国際的な水準、判断してほしい。そういう意味で誉めた方がいい。
李泳采 「内なる植民地意識の精算」
日本の戦後の平和国家は戦前の帝国主義と軍国主義に対する反省はあったとは思う。しかし日本はアジアに対する植民地主義の反省は旭日旗の問題に見られるように植民地意識がある。アジアの人々はこれを解体することを望んでいる。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d181012_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d181012_1