じじぃの「浮気遺伝子・貞操観念だけが真逆の双子の物語!双子の遺伝子」

双子の遺伝子 貞操観念も同じ?

『双子の遺伝子――「エピジェネティクス」が2人の運命を分ける』 ティム・スペクター/著、野中香方子/訳 ダイヤモンド社 2014年発行
浮気遺伝子 ニッキーとルイーズの場合――貞操観念だけが真逆の双子の物語 より
ニッキーとルイーズは、30歳になる一卵生双生児で、どちらも専門職に就き、成功している。ニッキーは歯科医で、ルイーズは薬剤師である。ふたりともスマートで、魅力的だ。長い髪を違う色に染めているが、外見はとても似ている。大学時代を除いて、ほとんど一緒に暮らしてきた。食べ物、ファッション、飲み物などの好みも似ていて、どちらもジムに通い、ジョギングをしている。危険なスポーツ、タバコ、ドラッグ、ギャンブルは嫌い、という点も同じだ。
そんなふたりにも違うところがある。それは男性に対する態度だ。ふたりとも独身だが、ニッキーのセックスパートナーは、総計5人であるのに対して、ルイーズのパートナーは25人もいた。男性の好みは似ていて、映画スターでいえば、クライヴ・オーウェンジョニー・デップショーン・コネリーがふたりのタイプだ。ニッキーのボーイフレンドのうち4人に惹かれたと、ルイーズは言う。しかし、ニッキーの反応は違った。「ルイーズが選んだ大勢の男性の中に、一緒に寝たいと思う人はいなかったわ。どの人も、ルイーズにふさわしいとは思えなかったの」
ルイーズは何度かパートナーを裏切ったことがあるが、別に後悔はしていない。ニッキーは、自分にはそんなことは絶対できないと言う。最初のボーイフレンドとは6年も続いたそうだ。しかし、今となっては、「あんなに長く付きあうなんて、ばかだったわ」と後悔している。「それほどの値打ちがある男じゃなかったし、わたしには不釣りあいだったのよ」。ルイーズは恋愛に関して衝動的だということを認めた。一方、ニッキーはとても慎重で、傷つくことを恐れている。
ふたりともセックスを楽しみ、オーがニズムを得ている。何らかの形で神を信じ、カトリックの学校に通い、罪についても等しく学んだ。彼女らは、人生のあるできごとが、自分たちを変えたか、もともとの違いを倍加したと考えている。昔のことはあまり覚えていないが、15歳の時に、父親に何年も前から愛人がいたとわかったことは、しっかりと記憶に刻まれている。ニッキーは非常に動揺し、父が家族を裏切り、母を苦しめたことに憤慨したが、ルイーズのほうは、等しく動揺したものの、ニッキーほど感情的にはならなかった。
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わたしたちは双子研究により、浮気性(あるいは貞節さ)という性質はある程度、遺伝することを知った。女性の場合、その遺伝率はおよそ40パーセントで、それは離婚――望むと望まざるとにかかわらず、多くは浮気性の結果である――の遺伝率とほぼ同じだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
一卵生双生児はどこまで似ているか?
「長い髪を違う色に染めているが、外見はとても似ている。大学時代を除いて、ほとんど一緒に暮らしてきた。食べ物、ファッション、飲み物などの好みも似ていて、どちらもジムに通い、ジョギングをしている。危険なスポーツ、タバコ、ドラッグ、ギャンブルは嫌い、という点も同じだ」
ところが、
「ニッキーのセックスパートナーは、総計5人であるのに対して、ルイーズのパートナーは25人もいた」
日本ならば、相手が1人か、その他数人か、だろう。
まてよ、最初に付きあった相手のセックスのテクニックがとても上手だったらどうだろう。
1人で満足するか、もっともっと、となるか、それが問題だ。