じじぃの「ユダヤ人の優秀さの秘密・信仰は遺伝するか?双子の遺伝子」

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祈りの手

ユダヤ人の優秀さの秘密 2011-05-31
「全米でもトップ5に入る高校では、成績トップはいつも、ユダヤ人か中国系の子なのよね。中国系は数が多いから、優秀な子もいればそうでない子もいる。でも、ユダヤ人の生徒は、ほとんど全員、いつもトップクラス。そうでなければ、成績はいまひとつだけど、天才肌。この差はいったい、何なの?」
http://ameblo.jp/yuki-yaruki-genki/theme-10037448108.html
『双子の遺伝子』 ティム・スペクター/著、野中香方子/訳 ダイヤモンド社 2014年発行
信仰遺伝子 (一部抜粋しています)
わたしはよく、新聞や雑誌の記者から、これまでの双子研究で最も驚くべき発見は何でしたか、と尋ねられる。そんな時すぐ頭に浮かぶのは、「信仰心は遺伝子する」という発見だが、多くの人にとってそれは信じがたく思えるようだ。病気や身長や体重が遺伝することは理解できても、信仰が遺伝するというのは理解できないらしい。おそらく、信仰心――あるいはその欠如――が遺伝する、という見方は、あまりにも遺伝を偏重しており、自分の行動は自分で決めているという信念にそぐわないのだろう。それでも科学は、信仰心の強さと精神性は、家庭環境や教育のみならず、遺伝の影響も受けている、と語る。アメリカ、オランダ、オーストラリア、イギリスにおける双子研究によって、信仰に40〜50パーセントの遺伝的要素があることが明かされたのだ。
なかでも驚かされるのは、宗教も礼拝の仕方も大きく異なるアメリカとイギリスで、信仰心と遺伝子とのつながりに関して同じような結果が出たことだ。たとえば最近の研究によると、神の存在を信じている人は、アメリカでは調査対象の61パーセントを占めたが、イギリスではわずか17パーセントで、3倍以上の開きがあった。逆に、神の存在を信じない人は、イギリスでは18パーセントだったが、アメリカでは3パーセントだった。さらに、日曜日に教会へいくかどうかも異なった。毎週礼拝に参加する人の割合は、アメリカの方が、イギリスの3倍も多かった。
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かつて、科学者たちが「神の遺伝子」を見つけたと発表したことがあった。彼らは、心理テストで判定した信仰心の強さと、遺伝子との相関を解析し、ある神経伝達物質輸送体に関する遺伝子、VMAT2を「神の遺伝子」として固定したのだ。しかし残念ながら、2007年以前の遺伝子分野でなされた多くの「発見」と同じく、後にこれは間違いだったことがわかった。
わたしのグループは、50万個のDNAマーカーによる全ゲノムスキャンを行い、信仰(あるいは不信仰)の原因遺伝子を追跡し、かなり近いところまで絞った。イギリスの双子4000組のゲノムを調べて、15番染色体上の一連のDNAにはっきりとした印を見つけたのだ。それが見つかるのは、100万回に1回程度だった。この印のついた遺伝子を見つけようと、染色体を調べてみて驚いた。その印の近くに遺伝子は存在しなかったのだ。このエリアは、遺伝子学者たちには「遺伝子砂漠」と呼ばれている。なぜなら、タンパク質をコードする遺伝子がほとんど存在せず、無意味なジャンクDNAばかりが並んでいるからだ。だが、不思議なことに、病気と関係がある配列の多く(4つに1つ)は、こうした「遺伝子砂漠」と呼ばれる領域にあるのだ。その理由は、まだわかっていない。
信仰心に影響する遺伝子の変異は、遅かれ早かれ特定されるかもしれないが、その起源については、今後も意見は分かれたままだろう。無神論者は、「おそらくランダムな試行錯誤、つまり何世代にもわたる自然選択を経て、それらの遺伝子は生き残ってきたのであり、ゆえに神が存在しないことの明らかな証拠と言える」と主張するだろう。かたや、神の存在を信じる人は、「このような遺伝子は、神の言葉であるDNAを通じて、人間の中に信仰心や道徳心を育てようとする、創造主の完璧な計画の一部である」と反論するだろう。そして科学者は、科学とキリスト教会の教義を分かつ責任を担っている。
ダーウィン自身、持論と信仰のはざまで苦しみながら、『ダーウィン自伝』(ちくま学芸文庫)でこう述べている。「この無限で、不思議に満ちた宇宙、その中に含まれる人間、そして、遠い過去や未来を見ることのできるその能力を、まったくの偶然、あるいは必然の結果と見なすのは、きわめて難しく、むしろ不可能である。そう考えると、人間い近い理性を持つ第1原因(神)に注目せずにいられなくなる。この場合、わたしは有神論者と呼ばれてしかるべきである」

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どうでもいい、じじぃの日記。
ユダヤ人国家である「ユダ王国」は、紀元前10世紀頃に建国された。
彼らが信じるユダヤ教ヤハウェ)がその頃誕生したとすれば、現代まで100世代を超えると思われる。ユダヤ教は代々100世代に渡って信仰されてきた。
彼らに、「信仰遺伝子」はあるのだろうか。
ノーベル賞受賞者の5人に1人はユダヤ人らしい。