じじぃの「ルメートルのビッグバン宇宙論・ダーウィンを怖がるのは誰か?ホモ・デウス」

ジョルジュ・ルメートル 生誕124周年 Google Doodle 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=6Pfb8rxcDJE
 ビッグバン

ジョルジュ・ルメートル ウィキペディアWikipedia) より
ジョルジュ=アンリ・ルメートル(Georges-Henri Lemaitre、1894年7月17日 - 1966年6月20日)は、ベルギー出身のカトリック司祭、宇宙物理学者、天文学者。アレクサンドル・フリードマンに次いで膨張宇宙論を提唱し、エドウィン・ハッブルに先立って宇宙膨張則を発表し、さらに宇宙が特異点から始まったというビッグバン理論の元となるアイディアを示した。
【生涯】
1931年、エディントンがルメートルの1927年の論文に長い解説文を付けた英訳を発表した。この年にルメートルはロンドンに招かれ、英国科学会の物理学的宇宙と精神論の関係に関する会議に参加した。この席でルメートルは、特異点から始まる膨張宇宙説を提唱し、彼が Monthly Notices of the Royal Astronomical Society 誌に掲載した論文で提案した Primeval Atom(原始的原子)のアイデアを紹介した。ルメートル自身は自分の理論を「『宇宙卵』(Cosmic Egg) が創生の瞬間に爆発した」と表現するのを好んだが、後にこの説を批判する人々によって「ビッグバン理論」という呼び名が作られた。

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『ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来』 ユヴァル・ノア・ハラリ/著、柴田裕之/訳 河出書房新社 2018年発行
人類の輝き より
2012年のあるギャラップ世論調査によると、ホモ・サピエンスが神の介入をいっさい受けずに、自然選択だけによって進化したと考えるアメリカ人はわずか15パーセントしかおらず、32パーセントが、人間は何百万年も続く過程の中で、先行する生き物から進化したかもしれないが、神がそのショー全体を演出したと主張し、46パーセントがまさに聖書に書かれているとおり、過去1万年間のある時点で、神が人間を現在の形で創造したと信じているという。大学で数年学んでも、こうした見方にはまったく影響が出ない。同じ調査で、学士号を持つ大学卒業生の46パーセントが聖書の創造物語を信じているのに対して、神の監督を少しも受けずに人間が進化したと考える人はわずか14パーセントであることがわかった。修士号や博士号を持つ人でさえ、その25パーセントは聖書を信じており、私たちの神は自然選択が独力で生み出したと答えたのはわずか29パーセントだ。
学校が進化を教えるのが非常に下手なのは歴然としているにもかかわらず、宗教の熱烈な信者は依然として、進化はまったく教えるべきではないと言い張る。あるいは、子供たちにはインテリジェント・デザインも教えるように要求する。インテリジェント・デザインという考え方によれば、あらゆる生き物は何らかのより高度な知性(別名「神」)の設計によって創造されたという。「両方の理論を教え、どちらを選ぶかは子供たちに自ら決めさせろ」と熱烈な信者たちは言う。
進化論はなぜそのような異議を招くのだろう? 相対性理論量子力学を気にする人など、誰もいないようなのに。物質やエネルギー、空間、時間についての代替理論に子供たちださらされるように政治家が求めないのはどうしたことか? なにしろ、アインシュタインやヴェルナー・ハイゼンベルグの奇怪な理論に比べれば、ダーウィンの考えは一見するとたいした脅威を与えるようには思えないのだから。進化論は適者生存の原理の基づいている。それは(退屈な、とは言わないまでも)明快で単純な空想だ。一方、相対性理論量子力学は、時間と空間は歪めることができる、無から何かが現れうる、猫が生きていると同時に死んでいることがありうる、などと主張する。これは私たちの常識を嘲笑(あざわら)うものだが、誰も無垢な学童をこうしたけしからぬ考えから保護しようとはしない。なぜか?
相対性理論に腹を立てる人がいないのは、この理論は私たちが大切にしている信念のどれとも矛盾しないからだ。空間や時間が絶対的なものか相対的なものかなど、ほとんどの人は気にもかけない。空間や時間を曲げるこが可能だとあなたが考えているのなら、お好きなように。どうぞ曲げてください、私の知ったことではありません、というわけだ。それとは対照的に、ダーウィンは私たちから魂を奪った。もしあなたが進化論を本当に理解していたら、魂が存在しないことも理解できているはずだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
アインシュタイン(1879-1955)が亡くなってから63年が経つ。
アインシュタインは「神」をどう思っていたのだろうか。
今までノーベル賞受賞者の多くが西洋人であり、そのなかで信仰心に程度の差こそあれ、多くはクリスチャンだ。
この宇宙は、「ビッグバン」により誕生したというのが定説になっている。
最初にビッグバンを言い出したのはジョルジュ・ルメートルというカトリック教会の聖職者だ。
<神は「光あれ」と言われた。すると光があった>
聖書の「創世記」の記述は、宇宙創成のビッグバンとどこか重なる。
2018年のノーベル医学・生理学賞に京都大学特別教授の本庶佑さん(76)が輝いた。
どっかのじじぃが本庶佑博士の受賞を予言していました。 ↓
http://d.hatena.ne.jp/cool-hira/20180808/1533675941