じじぃの「温暖化による謎の大量死・トカゲ・イグアナは恐竜の祖先か?話のネタ」

Marine Iguana - AMBLYRHYNCHUS CRISTATUS feeding 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=6S83qfA9q1U
ウミイグアナ

世界まる見え! 「謎と驚きの3時間秋のミステリークイズ特大SP」 2018年9月17日 日本テレビ
【司会】ビートたけし所ジョージ岩田絵里奈 【ゲスト】荒俣宏堺正章高畑充希竹内涼真滝沢カレン有野晋哉よゐこ)、濱口優よゐこ
【自然界の不思議な動物の生態】
インドとパキスタンの国境に毎年8月の終わりになると◯◯が大集合!? ガラパゴス諸島で恐竜の様な風貌をしたウミイグアナが激減!?
動物にまつわる不思議を大好評のクイズ形式でご紹介。
●ウミイグアナの大量死
ガラパゴス諸島に生息するウミイグアナは生活環境の中で様々な進化を遂げていた。その中の1つが海に潜れるようになったこと。
600種類いるイグアナの中で唯一で祖先は陸上で暮らす草食動物だった。陸よりも海にエサが多いため泳げるように進化した。仲間同士で寄り添いあったり日向ぼっこをし黒いうろこは太陽熱をより早く取り込むように進化した。
ウミイグアナはここ15年で何十万頭も減っている。人間たちが病原菌を運んでいると考えられたが決められたルート以外歩けないことや血液から菌が検出されなかったことから否定された。タカ科のガラパゴスノスリがウミイグアナを襲っているのが目撃されたが何十万頭もウミイグアナを減少させる存在ではなかった。
海水温が上がることで起きた多くのウミイグアナが死んだ原因は一体何なのか?
原因。
温暖化で海水温が上がり、ウミイグアナの主食である緑色の海藻が激減。普段は食べない褐藻類シオミドロを食べるようになった。
死んだウミイグアナの胃の中は消化されないシオミドロが詰まっていた。満腹の状態で命を落とした。
http://www.ntv.co.jp/marumie/
『話のネタ―会話がはずむ教養読本』 毎日新聞社/著 PHP文庫 1998年発行
恐竜より古いトカゲとはなにか より
いまから1億数千万年前、この地球上は恐竜の天下だった。陸には竜盤、鳥盤類、海に魚竜、鰭竜類、空には翼竜類などが栄えていた。しかし、ざっと1億年の支配時代を経て恐竜たちは滅び去った――気が遠くなるような、はるかな昔の話である。だが、これらの恐竜より、もっと古いタイプの爬虫類が生き残っていることを、ご存じだろうか。
それはムカシトカゲ、いまニュージーランドの、きわめて一部の島にだけ、わずかに残っているが、喙頭(かいとう)類と呼ばれる太古の爬虫類の唯一の生存者だ。
喙頭類の起源は、中生代三畳紀の初めごろ、つまり、ざっと2億年も前で、恐竜より数千年も先輩格。しかも、そのころからあまり変化していないとみられている。
ムカシトカゲは体の大きさは50〜75センチ。暗緑色をしており、頭から尾端までタテガミ状のウロコがある。ちょっと見には、それこそ小型の恐竜とでもいえそうだが、絶滅した恐竜たちとは、爬虫類である点は同じでも、直系の子孫ではないと学者たちはいう。
大きな特徴は、頭のテッペンに第3の目を持っていること。顱(ろ)頂眼といわれ、光を感じるのに必要な神経を持っているが、普通の目のような筋肉や焦点を合わせる組織はない。若いムカシトカゲでは薄い皮膚の下に、それが見える。年をとってくると、皮膚が厚くなり、すっかりおおわれて見ることはできない。この顱頂眼に似た構造は、イグアナなどにも認められるが、体温の調節に役立っていて、ムカシトカゲのように視神経は発達していない。