じじぃの「あなたが人工知能(AI)に、2年後アルツハイマー病になると言われたら!未来予測」

Catching Alzheimer's Early - The McGill Centre for Studies in Ageing 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=Iw1xaj08RfI
アルツハイマー病になった人の脳

MCIはアルツハイマー病の予備軍

【広川先生のMCIコラム(第1回)】MCI(軽度認知障害)期で気づくことが大切 2015年9月10日 認知症ねっと<
すでにご存じの方もいらっしゃると思いますが、認知症過程には認知症前段階(予備軍)である「MCI(軽度認知障害)」と呼ばれる時期があります。
https://info.ninchisho.net/archives/5462
NHKスペシャル人工知能 天使か悪魔か 2018未来がわかる その時あなたは 2018年9月15日
人工知能(AI)の爆発的進化で、未来が正確に予測できるようになり、未来が未知のものでなくなろうとする今、どんな社会が到来するのだろうか。
人工知能は私たちが最も恐れる病の予測まで始めている。
アルツハイマー病予測
記憶を失い、最後は自分自身まで失うといわれる病 アルツハイマー病である。
アルツハイマー病になるかどうかを予測する人工知能を開発し世界を驚かせたのが、カナダ・マギル大学の研究チームです。
人工知能が向こう2年間でアルツハイマー病になる確率をはじき出す。
予測の対象となるのはアルツハイマー病の一歩手前「MCI」の患者。
MCIはアルツハイマー病の予備軍といわれるが、その後急速にアルツハイマー病に進む人と進みにくい人がいることが分かってきた。
患者がどちらの方向に向かうのか、これまで不可能だったその予測を可能にしたのが人工知能だ。
人工知能が予測に使うのは脳の画像(PET)検査の映像。
アルツハイマー病になった人の脳には黄色や赤色で示されたアミロイドβというたんぱくがたくさんたまっている。
しかし、難しいのはアミロイドβがたまっていてもアルツハイマー病に進まない人もいることだった。
何が運命を分けるのか。大きな謎だった。
そこで研究チームは人工知能にMCIとアルツハイマー病の患者275人の脳画像を学ばせた。
すると、人工知能アルツハイマー病に進行しやすい人を決める場所が9ヵ所あることを発見した。
この9ヵ所のアミロイドβのたまり具合のパターンの違いでアルツハイマー病に進行するかどうか90%近い精度で予測できるようになった。
しかし、人間にはそのパターンの違いは理解できない。
アルツハイマー病一歩手前のMCIの患者が診察に訪れた。
しかし、医師はこの人工知能を実際の診療ではまだ使っていない。
2年以内に、アルツハイマー病に進むと予測されてもそれを止める根本的な方法が見つかっていないからだ。
悪い予測が出た場合、それを伝えることは今の時点では患者を絶望させるだけだと医師は考えている。
もし、あなたが突然人工知能に、「2年後にアルツハイマー病になる」と言われたら。
もし、あなたが突然人工知能に、「あなたには心臓を移植しても意味がない」と言われたら。
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20180915