じじぃの「なぜ黄色人種は国際情報オリンピック(IOI2018)で高得点を取るのか!進化論物語」

IOI 2018 JAPAN Arrival Sep.1 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=bSTtih8wcxI
第29回国際情報オリンピック IOI2017 イラン大会 国際ランキング
Contest Scoreboard
Rank Contestant     Country     Score  Medal

                                                                                                                                • -

1 Yuta Takaya      Japan       589  Gold
2 Mingkuan Xu      China      524  Gold
3 Zhezheng Luo     USA       466  Gold
4 Riku Kawasaki     Japan      445  Gold
5 Satoru Kawaharai   Japan       445  Gold
6 Joseph Benton     UK(EN)      434  Gold
7 Encho Mishinev     Bulgaria     428  Gold
8 Anton Tsypko      Ukraine     414  Gold
9 Lukas Michel      Germany    411  Gold
10 Richard Gong      Australia     410  Gold
http://stats.ioinformatics.org/results/2017
第30回国際情報オリンピック IOI2018 日本大会 国際ランキング
http://stats.ioinformatics.org/results/2018
日本代表、金1銀1銅2と全員メダル獲得、国際情報オリンピック表彰式 2018/09/07  BCN+R
世界中の中高生がプログラミングで戦う国際オリンピック、第30回国際情報オリンピック日本大会(IOI 2018 JAPAN)の閉会式・表彰式が9月7日、茨城県つくば市つくば国際会議場で開かれた。
総合優勝には、優勝候補として呼び声の高かったアメリカのBenjamin Qi選手が輝いた。日本代表選手では、北九州工業高等専門学校3年の井上航選手が金メダルを獲得した。
https://www.bcnretail.com/news/detail/20180907_85114.html
『進化論物語』 垂水雄二/著 バジリコ 2018年発行
進化の総合説の仕上げ人 ドブジャンスキー より
進化生物学者テオドシウス・ドブジャンスキー(1900年 - 1975年)の『遺伝学と種の起源』(1937年。増補改訂された1970年の第4版は『進化過程の遺伝学』と改題された)は、総合説による進化の機構を体系的に説明したもので、総合説の普及に決定的な役割を果たした。
総合説はネオダーウィン主義とも呼ばれ、数々の批判があるとはいえ、現在の大多数の生物学者によって支持されている進化の理論の根幹である。その最も大きな筋書きの要点をまとめれば、進化は集団の遺伝子頻度の漸進的な変化として起こる。大進化も基本的には小進化の積み重ねによって説明できる。遺伝子の変異は突然変異および遺伝子組み換えによって生じ、その頻度は遺伝子の表現型を介しての自然淘汰によって変化する。異なる遺伝子頻度をもつ亜集団が地理的隔離その他の生殖的隔離状態に置かれて遺伝子の交流が断たれると集団の分離、すなわち種分化が起こる、などである。なお、現在の総合説は、自然淘汰一辺倒ではなく、中立説など新しい知見も取り込んで、より包括的なものになっている。
若い頃にダーウィンの『種の起源』を読んで以来、進化はドブジャンスキーにとって最も関心のあるテーマだった。ショウジョウバエの染色体転移の研究で成果を上げ、染色体地図の作成に成功した彼は、進化に取り組み始める。集団遺伝学的研究で総合説の確立に貢献したことは既に述べたが、自らがビザ問題で苦しめられたことから人種問題についても深い関心を寄せた。米国の人種問題は、黒人差別だけではない。トランプ大統領大統領令がはしなくも露わにしたように、移民制限は米国の古くからの政治的課題であった。元々移民であったにもかかわらず、アングロサクソン系の米国人は自分たちだけが正統なる米国人であるかのように振る舞い、ある時期からその他の民族を排斥するようになる。
     ・
ドブジャンスキーは集団遺伝子学者の本領を発揮して、「人種」が集団についての概念であり、個人についてのものではないことを強調する。生物学的には、人種は地域集団としての遺伝的特徴を表しているに過ぎない。他の地域集団から生殖的に隔離された地域集団は、特定の遺伝子の頻度が高くなったり低くなったりすることが起り得る。外側からわかるような形質の違いをもつようになれば、亜種、あるいは別種とされる。
人間の地域集団についても、肌の色、髪の毛の縮れ方、頭骨の形などに顕著な差があり、人種と呼んで区別できるような集団は確かに存在する。しかし、他の動物における地域亜種と人種の決定的な違いは、人種の場合には歴史的にも現在も常に交雑があり、遺伝的に隔離されていないことであり、実際にすべての人種間で混血の子供をつくることができる。あくまで、すべての人種はヒトという1つの種の地域集団に過ぎないのである。
     ・
生物学的には、遺伝子について良い悪いという判断は単純ではない。ハンチントン病遺伝子のように明らかにない方がいい遺伝子もあるが、病気の遺伝子といえども存在価値がないわけではないのだ。たとえば、鎌状赤血球遺伝子のように特殊な場合に役立つものもある。生存に不利益をもたらす遺伝子でも、また、近視のように眼鏡という技術文明によって簡単に克服できるものもある。あるいは遺伝子の多面発現によって、他の形質に影響を及ぼすこともあり得る(たとえば、ある種の芸術的才能は統合失調症遺伝子と相関している可能性がある)。したがって、どの遺伝子を排除して、どの遺伝子を残すかという判断は簡単にできないのである。その上、それが劣性遺伝子であると表現型で区別できないので、外面的な形質に基づく優生学的処置によって排除はできない(現在はDNA解析によって保因者を識別できるが)。

                          • -

どうでもいい、じじぃの日記。
2017年、国際数学オリンピック(IMO)と国際情報オリンピック(IOI)とで同じ日本人が2冠を獲得した。
今年も日本のつくばで開催された国際情報オリンピック(IOI)で上位10に日本人が入った。しかし、中国人が3名も入っている。
2名が米国人だ。この2名の米国人の顔はアジア系で、名前から推測すると中国系だろうか。
ジョージアベラルーシ、トルコから1名入っている。他1名はベトナム人だ。
人種については、あまり深く考えないほうがいいのかもしれない。