耳クソから考える日本人のルーツ LOOK ON BRIGHT
日本人には「パサパサ系耳垢」のひとが多いのです。
そして中国や韓国なんかは、ほとんど100%「パサパサ系耳垢」なのですね。
http://lookonbright.site/2017/11/26/%E8%80%B3%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%81%8B%E3%82%89%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%84/
耳垢 ウィキペディア(Wikipedia)より
耳垢とは耳のなかの垢である。俗に耳糞(耳屎、みみくそ)とも言われている。
空気中のほこり、皮膚の残骸などがたまったものと、外耳道の耳垢腺というところから出る分泌物が混ざったもの。除去する必要があるとする意見としなくて良いという意見の双方があるとされるが、その理由は下記の耳垢の性質によるところが多い。
【乾性と湿性】
耳垢の乾性/湿性の割合は人種によって大きく差があり、北部の中国人や韓国人で湿性耳垢は4 - 7%、ミクロネシア人やメラネシア人では60 - 70%、白人では90%以上、黒人は99.5%が湿性耳垢であると言われている。日本人全体では湿性耳垢の人は約16%だと言われている。
2006年1月29日、長崎大学の研究グループの論文発表で、耳垢が湿性か乾性かを決定するのはDNAの塩基配列の1ヵ所の違いであることが判明。
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『ゲノムが語る人類全史』 アダム・ラザフォード/著、垂水雄二/訳 文藝春秋社 2017年発行
なぜ人類の耳垢には2つのタイプがあるのか? より
耳垢は、私のような人間にはきわめて興味深い。小指を入れ、まわりを少し探ってみてほしい。あなたの指にくっついてくるものは耳垢と呼ばれる。それは死んだ細胞、綿毛、埃、およびその他の生命の残骸が混じり合ったものである。私たちがそれを気にいっているのは、耳垢が、DNAとそれがもたらす帰結(遺伝子型と表現型)の関係が比較的単純明快な、ほんの一握りしかない形質のひとつだからである。
耳垢には、基本的に湿性と乾性の2つのタイプがある。この2つの状態を決定する遺伝子はABCC11と呼ばれている。これには2つの対立遺伝子があり、それがより科学的で、あまり不快ではない記述の言葉を与えてくれる。その遺伝子は4576塩基の長さで、538番目がGかAのどちらかである。もしあなたがGをもっていれば、その遺伝暗号はグリシンというアミノ酸をコードしている。もしAをもっていれば、アルギニンになる。この単純な変化が、タンパク質を少しだけ違った形状に押しやり、その形状が耳垢の性質を切り替える。
ヒトの耳のなかで演じられるこのものすごく重要な表現型は、単純明快なメンデル遺伝をする。湿性が優勢で、Gタイプの遺伝子コピーを2つもてば、湿性の耳垢をもち、両タイプの遺伝子を1つずつもてば、薄片状で壊れやすい乾性耳垢になる。この魅力的な課題は、耳垢がいかにして世界中に撒き散らかされることになったかを調べるとき、はるかに興味深いものになる。
私たちはもっぱら、遺伝学における表現型についてではなく、遺伝子型について考え、異なる対立遺伝子の集団内での頻度を計測する。耳垢の場合、遺伝子型と表現型は互いにきわめて直接的な関係にあり、たとえば、100人の集団のなかで50%の割合で乾性対立遺伝子が見られれば、25人が乾性の耳垢をもち、75%が湿性の耳垢をもつと予測できる(50対50ではない。なぜなら、乾性遺伝子と湿性遺伝子を1つずつもつヒトの湿性耳垢をもつからである)。
アフリカでは、乾性遺伝子は実質的にゼロである。しかし、韓国ではまったくその逆である。遺伝学的には、東アジア人は地球上のどの地域よりもはるかに高い頻度で乾性遺伝子をもつのである。もし人々の耳垢を調べるのがあなたの仕事なら、大まかに言って、あなたがヨーロッパから東に向かうにつれて、乾性の耳垢を見つける可能性が高くなっていくだろう。
さて、なぜいったいこんなことになっているのだろう? 遺伝的浮動は1つの説明かもしれない。東方に生じた創設集団は、移動に際して西方に残った集団よりも多くの乾性遺伝子をもっていて、それらの集団が特別な理由なしに、ひろがり、定住したというものだ。
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どうでもいい、じじぃの日記。
人種は大別して、白人、黄色人種、黒人に分けられる。
これら人種は、見た目で分けられるが、特に青い眼、金髪は違和感を感じる。
「耳垢は、私のような人間にはきわめて興味深い」
耳垢も人種によって異なるのだという。
耳垢が湿っている人は、わきがの発症率が高いのだそうだ。