じじぃの「未解決ファイル_307_宇宙の暗号・投影の法則」

投影の法則 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=y0oqldbw3Y8
フラクタルな世界

The Meta Secret The SPEAKERS
あなたの生命は 、もっと、もっと輝く!
メタ・シークレットを学び、自身に活かすことで今まさに人生に変化をもたらしているザ・メタ・シークレットのトレーニング生が「7つの宇宙の法則」の活用法を自身の体験のもと、魅力たっぷりにお伝えします。
メタとは素晴らしい言葉です。でも、ほとんどの人が理解していない言葉です。
メタとは「物質を超えている」という意味です。
では「メタ・シークレット」とは何でしょうか?
これは誰かが考えだした方法の一つでも、システムの一つでもありません。
宇宙の法則、宇宙の原理原則を束ねたものです。
http://www.metasecret.jp/the_speakers/
『ザ・メタ・シークレット』 メル・ギル/著、山川紘矢、山川亜希子/訳 角川書店 2012年発行
出したものが返ってくる より
ナイフの刃がろうそくの光でキラリと光りました。ローブを着た老人が私に近づいてきました。「手を出しなさい」
何をするのかよくわからないまま、私は手を彼の方に差し出しました。彼はすばやく、私の人さし指にハリを突き刺しました。私は手を引っ込めようとしましたが、彼は私の手を放しませんでした。彼は私の人さし指を指で圧迫し、1滴の赤い血を絞り出すと、にっこりと笑いました。
「これがなぜすごく大切なものなのかわかるかね?」と彼が聞きました。
「僕の地です」と言って、私は息を呑みました。彼がもっと血をとろうとしていrのではないかと思ったからでした。
「そう、でもただ、お前の血というだけではない」。彼は笑いながら、その血をナイフで軽くすくいとりました。「これは宇宙の秘密だ。お前の全てと言うだけでなく、この1滴の血の中にお前の全ての暗号が含まれているのだ。そして、それは宇宙全体の暗号さえ含んでいる」
私は首を振りました。「僕にはわかりません」
「いまにわかるよ」と言って、彼は次第に透明になって消えてしまいました。
「待ってください」と私は叫びました。しかし、もやが私を包みこみ、そして芽が覚めました。
私はベッドに横たわったまま、しばらくの間、今見た夢を追い続けました。しかし、考えれば考えるほど、はっきりとは思い出せませんでした。私は急いでノートを取り出すと、そこにメモを書きました。『僕の血、宇宙の暗号』。
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投影の法則(Law of Correspondence)は宗教と科学の間の対応にも見られます。およそ100年前、物理学に大きな情熱を持った若いユダヤ系ドイツ人が、4次元の空間と時間が存在することを証明しようとしました。彼は歴史が始まって以来、最も偉大な科学者として喝采を浴びました。今日、アルバート・アインシュタイン相対性理論は世界中に知れ渡っています。しかし、それだけではありませんでした。後に、プリンストン大学の教授として、彼と同僚のネイサン・ローゼンは宇宙の可能性についてさらに研究を進め、アインシュタイン・ローゼン理論を打ち立てました。そして、異なる次元は互いに継ぎ目なく繋がっていると説明しました。
高層ビルの下に立ってビルを見上げ、自分がいかに小さいか、突然気がついたことがありませんか? あるいは空を見上げて、空の広さと較べて自分が小人のように感じたことはありませんか? 今の状況は宇宙のほんの小さな片隅にすぎないと気付くと、「全」を理解し、その名かにありとあらゆるものを知ることはとても不可能だという思いに駆られます。
しかし、投影の法則の本当のすばらしいところは、誰もがそれを理解するための安全装置が組み込まれていることです。理解したいものが私たちが理解できる範囲よりどんなに大きくとも、肉眼では見えないほどに小さくとも、どこの世界に存在しようとも、全ては同じもの、つまり「全」からできているからです。そのために、すべてはほかのものの相似であり、複製なのです。
エール大学の数学の教授が、1970年代にフラクタルと呼ばれる新しい幾何学を生み出したとき、この概念を証明することができました。ブノア・マンデルブロは松かさの一葉、タンポポの花びら、蝶の羽根の一部はある程度、正規の幾何学で説明できるものの、ほとんどの自然はフラクタルと呼ばれる変則的なパターンを使っていることを発見しました。一見すると木の枝や豹(ひょう)の斑点のような不規則に見える模様の中に幾何学形を発見した鍵は、このような何の意味もないと思える模様が、実際には模様の中の模様の中の模様であると気づいたことでした。時にはこのような模様は顕微鏡レベルまでゆかないと発見することができませんが、実際に存在するのです。分子レベルまでゆくと、この模様は自己相似形、あるいは対応した形になっています。つまり、私たちがずっと思っていたように、自然は無作為にできているわけではなかったのです。
このパターンは自分の身体の構造を見ても発見できます。指の付け根の部分は円筒形をしていて、関節にはまるようになっています。同じパターンは手にもあって、手首の関節にはまるようになっています。腕の骨はひじにはまるようになっていて、この関係はさらに続いています。私たちが気付いていようといまいと、宇宙の法則は常に私たちにも働いているのです。