じじぃの「日中でEV充電新規格・世界標準奪う秘策!プライムニュース」

EV急速充電器を日中共同開発へ 世界標準目指す(18/08/22) 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=0_DGreMgcgI

日中でEV充電新規格 世界シェア9割 20年実用化へ 2018年8月23日 東京新聞
電気自動車(EV)の急速充電器の次世代規格を日本と中国が共同開発し、世界標準を目指すことで合意した。
急速充電器にはチャデモのほか中国の「GB/T」、欧米勢の「コンボ」といった規格がある。設置数はGB/Tが圧倒的に多い。
共同開発する規格の出力は現在の普及タイプの約十倍以上に当たる五百キロワット超を想定。実現できれば、一基で複数のEVを同時に充電できるようになり、既存の規格との互換性も確保する。生産コストの削減などが課題で、日本側は技術やノウハウの提供を担う。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201808/CK2018082302000286.html

プライムニュース 「EV充電“日中共闘” 世界標準 奪う秘策 中国知財戦略への懸念」 2018年8月31日 BSフジ
【キャスター】生野陽子、松山俊行 【ゲスト】山際大志郎(元経済産業副大臣 自由民主党衆議院議員)、荒井寿光(元特許庁長官 元通産審議官)、津上俊哉(日本国際問題研究所客員研究員)、吉田誠(CHAdeMO協議会事務局長)
28日、日本の大手自動車メーカーなどで作る「CHAdeMO(チャデモ)協議会」と、中国の規格を推進する「中国電力企業連合会」は、EV(電気自動車)向けの急速充電器の規格を日中で統一することで合意し、北京市内で調印式を行った。2年後の2020年までの実用化を目指し、共同開発に着手する。日本と中国が手を組むことで世界シェアは9割を超え、欧米との世界規格争いで大きくリードすることになる。
半導体・PC・携帯といった次世代を担う産業の「世界規格争い」では、これまで日本は品質が良くても“国際標準”を奪取することができず、連敗してきた苦い経験がある。一方、中国との共同開発には、ハイテクや家電産業で繰り返された技術流出を懸念する声も大きい。巨額の資本を投下する中国の参入で、知的財産をめぐる世界的な競争が激化する中、「ものづくり」の生き残りをかけて、日本はどのような戦略で臨むべきなのか?“世界標準”をめぐる日中連携の有効性を考えるともに、世界で「周回遅れ」とも言われる日本の“知財戦略”の打開策を探る。
●どう守る? 知的財産 ”中国新幹線技術流出”の教訓
中国の高速鉄道をめぐる問題。
2011年 JR東日本川崎重工から技術給与を受け北京と上海を結ぶ高速鉄道を開通
→ 世界最速の時速380キロで走る車両技術として、国際特許やアメリカなどの国々で特許を出願
松山俊行、「日本人として日本の新幹線技術がこのように中国の特許になってしまったことに対して悔しいと思うが、もし仮に日本が技術を提供しなかったらどうなっていたのだろうか?」
津上俊哉、「最近、中国は中国4大発明の1つとして高速鉄道を言い出した。日本が甘い新幹線技術を渡していなかったら、ヨーロッパのTGV(フランス国鉄が運行する高速鉄道)技術を採用しただろう。日本はガラパゴス化していたかもしれない。ベースは日本だがそこにいろいろな技術を上乗せする。派生技術というが、中国はベース技術に敬意、配慮していない。それでも日本が中国に技術を渡したことで儲かっている会社もある」
山際大志郎、「今、中国の特許出願件数は世界一になった。中国の知的財産のレベルはここ数年でどんと上がった。中国は今までは取る(盗む)側だったのが、今度は特許を守る側になってきた。意外とフェアになるかもしれないが、問題なのは商習慣の違いだ。中国が日本を採るかヨーロッパを採るか選択するのに中国でのシェアを確保したいために技術を給与することが考えられる。結果的には中国は技術を取る(盗む)ことになる」
松山俊行、「日本と中国でEV向けの急速充電器を共同開発する上で、知的財産の保護をどう考えるか?」
吉田誠、「共同開発で日本ができることは何かをまず考える。その上でポケットにはまだ1個、2個残っている状態にしておく」
●日本の知財と「ものづくり」 生き残りの戦略は?
山際大志郎、「日本の得意としてきたものづくりが、2000年に入ってからIT社会になりこのビジネスモデルが立ち行かなくなってきた。例えばiPhoneの場合、人が求めるものをいろいろなところから集めてアセンブリしている。日本にはいろんな技術がある。それを集めて組み合わせれば新しいイノベーションが生まれるに違いない」
津上俊哉、「アメリカに行ったとき、データフロー(Data Flow)とかよく聞いた。まさにデータをめぐる攻防にきている。ルールメーキングを作って守るということを強くしていかないといけない」
提言 「日本が企画争いで生き残るために」
吉田誠 「一歩前へ」
 継続という意味、先んずるという意味がある。盗まれる立場でありたい。
津上俊哉 「王道を行く」
 日本と中国との共同開発は欧米の猜疑心を買う。スケベ心を持つと必ずやられる。オープンな心で立ち向かう。
荒井寿光 「ルールを作るものが世界を制する」
 スポーツの世界と同じように、ルールを作るものが世界を制する。
山際大志郎 「仲間づくり」
 これから中国に対処するには中国をいかに取り込んでいくか。それにはどこと仲間になってルールを作っていくかが重要になってくる。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d180831_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d180831_1