大分県の尾畠春夫さんに聞きました 2歳の男の子を発見した時の様子 2018、8、16(木) 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=XjPTdL_4EzA
ボランティアの尾畠春夫さん
ワイドスクランブル 2018年8月26日 テレビ朝日
【司会】橋本大二郎、大下容子 【コメンテーター】末延吉正(ジャーナリスト)
●奇跡の救出! スゴ腕ボランティアの素顔
12日から行方不明になっていた2歳男児が、昨日午前7時頃に無事保護された。
1人の男性が捜索からわずか20分で男児を発見した。
大分県からボランティアとして参加した尾畠春夫さんは2016年に大分・佐伯市で行方不明になった2歳児の捜索に参加したことがある。
また災害現場でのボランティアもこれまで数多く経験している。
東日本大震災の時には宮城県南三陸町で被災した人たちの写真や卒業文集などを探す活動に参加した。
熊本地震の際には益城町、九州北部豪雨の際は日田市で活動し、今回は捜索に参加する直前まで西日本豪雨の被災地で活動していた。
尾畠さんは社会に恩返しをしたいという気持ちが原動力だと話す。
尾畠さんは15歳から鮮魚店で働き25歳で上京しとび職人に。
28歳に大分・別府で鮮魚店をオープンし、別の鮮魚店の女性と結婚した。
65歳の誕生日に「残りの人生、社会にお返ししよう」と店を閉め、ボランティアの道に進んだ。
尾畠さん、「ボランティアは自立が大原則。人様に頼るようでは迷惑をかけるだけ。『助けてやる』ではなく『手伝わせてくれますか?』という気持ちを忘れない。『放っておけない』と自分が勝手に押しかけたんだから」
東日本大震災の時には米と水を持参して全部自炊したという。
http://www.tv-asahi.co.jp/scramble/
夕刊フジ 「2歳男児発見の尾畠さん「師匠」と呼ばれるスーパー78歳」 2018年8月17日号
山口県周防大島町で行方不明となっていた藤本理稀(よしき)ちゃん(2)を発見したボランティアの尾畠(おばた)春夫さん(78)は、被災地支援や行方不明者の捜索活動などを続け、ボランティア仲間から「師匠」と慕われていた。
尾畠さんは大分県日出町(ひじまち)在住で、66歳で鮮魚店を閉めた後、徒歩で日本を縦断したほか、新潟県中越地震や、東日本大震災の被災地でボランティアを行った。2016年12月、大分県佐伯市で2歳女児が行方不明になった際も捜索に加わり、女児は無事に保護された。
尾畠さんは西日本豪雨の被災地から一時帰宅した際にニュースで理稀ちゃんの不明を知り、周防大島町に駆け付けた。理稀ちゃんの家族と会って自身の手で引き渡す決意を伝えたうえで、15日午前6時ごろから単身、裏山に入った。「小さい子供は上る習性がある」と判断し、30分ほどで理稀ちゃんを発見した。
尾畠さんは「体が元気なうちは、まだまだ世の中のために働きたい」と意気込んでいる。