じじぃの「パーキンソン病・iPS細胞でつくる薬の未来・治療に活用へ!WBS」

iPS 再生医療「iPS細胞を用いたパーキンソン病治療」高橋 淳 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=uBzMYQgpfSA

iPS細胞 創薬、初治験へ 京大が難病患者に 2018年8月8日 毎日新聞
京都大iPS細胞研究所のチームは1日、筋肉や腱(けん)などの組織の中に骨ができる難病「進行性骨化性線維異形成症(FOP)」について、既存の免疫抑制剤「ラパマイシン」に進行を遅らせる効果があることをiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使って発見したと発表した。
FOPの治療薬として国の承認を受けるため、実際の患者に投与する「治験」を近く京都大医学部付属病院で始める。iPS細胞を活用した創薬での治験は世界初。
https://mainichi.jp/articles/20170801/dde/001/040/063000c
ワールドビジネスサテライト 「ノーベル賞山中教授生出演 iPS細胞 治療に活用へ」 2018年8月8日 テレビ東京
【司会】大江麻理子 【コメンテーター】伊藤元重 【ゲスト】山中伸弥京都大学iPS細胞研究所所長)
体のどんな細胞にも変化するiPS細胞の生みの親でノーベル賞も受賞した、京都大学山中伸弥教授がスタジオに生出演。iPS細胞を巡っては、先週、パーキンソン病患者の治療に活用する臨床試験(治験)の開始が発表されました。
世界で初めてとなる治験に加えて、臨床研究として目の網膜の移植が始まったり心臓病患者に対する心筋シートの移植が計画されたりするなど、iPS細胞は医療の発展の可能性を着実に広げています。今後さらに、どのような病気の治療に活用されていくのか、またiPS細胞の最新の研究が進められている拠点はどのようなところなのか、山中教授に聞きます。
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/feature/post_160423
8月8日、テレビ東京 ワールドビジネスサテライト 「ノーベル賞山中教授生出演 iPS細胞 治療に活用へ」 より
iPS細胞の注目度の高さを表しているのが市場規模です。
市場規模を見てみますと、急速に拡大しています。2030年には1兆円を超える規模です。
この拡大の理由は再生医療だけではなくて、iPS細胞のもう1つの利用方法、新しい薬の開発に役立つと期待されているからです。
新薬開発
難病を含むiPS細胞を使って病気の細胞をたくさん作り、これを使って薬の効果を試すという目論見なのです。
大江麻理子、「このiPS細胞を使った新しい薬というのは、今進捗状況としてはどうなんですか?」
山中伸弥、「今世界中のたくさんの製薬会社が再生医療の薬の開発に取り組んでいる。ただ再生医療でiPS細胞は集約するので、すごく目立つが、薬の開発では裏方になります。そういった薬の開発にiPS細胞が使われたということに気づかない」
大江麻理子、「薬になるまでにはずいぶん時間がかかるんですね」
山中伸弥、「1つの薬に10年かかることもある。iPS細胞を使うことによって、10年で1つだったものを2つ、3つと新薬が作れるのではないかと期待されている。特に難病やがんの薬にiPS細胞が利用されることが多いのではないか」