AMPO.tv 〜先進医療に挑む〜 動画あり
iPS細胞技術の医療応用に向けて 【医師】山中伸弥
http://www.ampo.tv/v/5077e2b147ae4
iPS細胞臨床研究承認 2014年夏にも初の患者使用へ 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=KshyPlyyECs
もっと知るiPS細胞|CiRA(サイラ) | 京都大学 iPS細胞研究所 動画
http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/faq/defense.html
世界初「T細胞」量産に成功 がん治療などに光明 2013年1月4日 ANNnews
話題のiPS細胞の技術が用いられました。がん細胞を破壊できるT細胞と呼ばれる組織の量産に、理化学研究所の研究グループが世界で初めて成功しました。
この画像の白い点が量産されたT細胞です。T細胞は体内にあるものの、数が少ないうえ、がん細胞を攻撃する際に一部が無力化されるため、がんを破壊しつくすには数が圧倒的に足りないという問題がありました。理化学研究所の研究チームは、iPS細胞の技術を使って、無力化されずにがんを攻撃できるT細胞を量産することに世界で初めて成功しました。研究チームによりますと、この技術が実用化されれば、がんやエイズなどの病気を治すことができる可能性があるということです。研究チームは今後、マウスなどの動物実験で安全性の確認を行い、数年以内に実用化したいとしています。
http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/230104000.html
iPS細胞から卵子 世界初、マウス誕生 京大院グループ成功 2012.10.5 MSN産経ニュース
さまざまな組織や細胞の元になる能力がある人工多能性幹細胞(iPS細胞)から卵子を作り出し、マウスを誕生させることに、京都大大学院医学研究科の斎藤通紀(みちのり)教授(発生生物学)らのグループが世界で初めて成功した。5日付の米科学誌サイエンス電子版に掲載された。グループは昨年8月にマウスのiPS細胞から精子を作製しており、理論的には、iPS細胞から作製した卵子と精子を受精させ、新たな生命を生み出すことが可能になった。
http://sankei.jp.msn.com/science/news/121005/scn12100508100001-n1.htm
iPS細胞から免疫細胞をつくる! 理化学研究所
従来のやり方では、皮ふなどからつくったiPS細胞を使っていました。このiPS細胞からリンパ球をつくると、色々な抗原に反応するリンパ球が多数できてしまいます(下図)。それは、リンパ球は分化の途中で遺伝子を組み換えてしまうからです。そのため、役に立つリンパ球だけを大量につくりだすことは難しかったのです。
この問題を解決するために、理研RCAIでは、成熟したリンパ球からiPS細胞をつくりました。
こうしてつくったiPS細胞は、リンパ球から受け継いだ、すでに組み換わった遺伝子を持っています。
そういうiPS細胞からリンパ球をつくると、すべてに組み換わった遺伝子が伝わるので、できてくるリンパ球全部が役に立つのです!
私たちは、マウスを用いて、リンパ球の一種であるNKT細胞からiPS細胞をつくることに成功しました。
このiPS細胞を分化させると、全てがNKT細胞になりました。ヒトのNKT細胞を用いた研究も進行中です。
http://www.rcai.riken.jp/activity/ips/index.html
サイエンスZERO 「iPS細胞(2) 分化をコントロールせよ!」 2012年12月16日 NHK Eテレ
【司会】南沢奈央、竹内薫、中村慶子 【ゲスト】阿形清和(京都大学教授)
ノーベル賞に輝いた山中教授の「iPS細胞」。その全てが分かっちゃう2週連続シリーズの第2弾は、iPS細胞が直面する知られざる超難題「分化のコントロール」! 実はiPS細胞は、そのままだと多種多様な細胞に成長してしまい、ほとんど使い物になりません。再生医療の未来をひらく「夢の細胞」になるためには、狙った細胞に確実に成長させる高度なワザが不可欠なのです。その主役は意外にも、ノギンやウィントなどの「たんぱく質」! iPS細胞に、絶妙な量とタイミングでふりかけてやると、心臓や肝臓など、様々な細胞に変身することが分かってきました! 細胞に隠された神秘の能力と、iPS細胞の本当のすごさに迫ります!
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp410.html
サイエンスZERO 「ノーベル医学・生理学賞 山中伸弥教授 独占インタビュー」 2012年10月14日 NHK Eテレ
http://www.nhk.or.jp/zero/movie/intsp001.html
サイエンスZERO 「速報 ノーベル賞! iPS細胞 その舞台裏」 2012年10月14日 NHK Eテレ
【司会】南沢奈央、竹内薫、中村慶子 【ゲスト】東京大学名誉教授 浅島誠
ついに! ノーベル医学生理学賞に輝いた、山中伸弥教授の「iPS細胞」。どんな細胞にも変化できる「万能細胞」の誕生によって、再生医療の可能性が一気に広がりました。そして、iPS細胞の、この万能性をもたらしているのは、「細胞の初期化」という、奇跡としか言いようがないほどの細胞の潜在能力!なぜ、iPS細胞は万能たりうるのか? 山中教授へのインタビューも交え、生命の神秘を徹底的に解き明かします!
http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2012037835SA000/
クローズアップ現代 「ノーベル賞受賞 山中伸弥さんに聞く」 2012年10月10日 NHK 動画あり
【キャスター】国谷裕子 【出演者】山中伸弥(京都大学教授 iPS細胞研究所所長)
今年のノーベル医学・生理学賞の受賞者に、身体の様々な組織や臓器になるとされる「iPS細胞」を作り出すことに成功した京都大学教授の山中伸弥さんが選ばれた。山中さんは、特定の遺伝子を皮膚の細胞に組み込むと、体のあらゆる組織や臓器に変わる「初期化」が起きることを世界で初めて示した。この「iPS細胞」を使えば、病気やけがで失った組織でも、自分の他の部分の細胞から新たに作って移植することができるため、再生医療や薬の開発を飛躍的に進めると期待されている。番組では、山中さんが生中継で出演。ノーベル賞受賞への思いと、今後の研究目標などについてじっくり聞く。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3258.html
『プライムニュース』「再生医療の切り札!"iPS細胞"の今と未来を徹底検証」 2010年1月8日 BSフジ
【キャスター】島田彩夏、反町理、小林泰一郎解説委員 【ゲスト】京都大学iPS細胞研究副センター長 中畑龍俊、東京大学先端科学技術センター特任教授 米本昌平
中畑 (「受精卵から各組織ができるまで」のパネルを出して)受精卵→胚盤胞が作られる。胚盤胞は万能細胞で、手や足などの皮膚細胞から人工的に作った胚盤胞がiPS細胞です。最近の研究でiPS細胞はES細胞とほとんどおなじ機能を持っていることがわかりました。
小林 皮膚の細胞を胚盤胞まで人工的にもっていったのがiPS細胞ですよね。
中畑先生から「iPS細胞による再生医療」の説明がある。
iPS細胞による再生医療
作製が期待される分化細胞 医療応用が期待される疾病
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ヒトiPS細胞 ドーパミン再生細胞 → パーキンソン病(認知症)
神経幹細胞 → 脊髄損傷
心筋細胞 → 心筋梗塞、心筋症
すい臓細胞 → 糖尿病
肝細胞 → 肝機能障害
骨細胞 → 骨粗鬆症
造血幹細胞 → 白血病
筋肉細胞 → 筋ジストロフィー
皮膚細胞 → 熱症など皮膚損傷
島田 手や足から卵子・精子を作ることも可能なのですか。
小林 (パネルを出して)iPS細胞から卵子・精子を作ってもいいが、受精させてはいけないということになっています。
島田 不妊治療にも使えるんですか。
中畑 iPS細胞を使って不妊の原因を突き詰めることはできると思う。精子・卵子がちゃんと作れるかは今始まったばかりなので、もうすこし経たないと社会的議論にならないのではないか。
反町 (携帯サイトの視聴者からの質問を見て)iPS細胞で臓器を変えたとき、細胞に年齢の差があるのですか。
中畑 80歳の方から作ったiPS細胞と赤ちゃんから作ったiPS細胞は同じです。皮膚の年齢でみると80歳の細胞ではテロメアが短くなっているが、iPS細胞になった時点で80歳のiPS細胞も赤ちゃんのiPS細胞も元に戻っている。テロメアが元に戻っているのです。
反町 人間の寿命がどんどん伸びていくということじゃないですか。
中畑 体全体を作ることは難しいが、パーツは再生することができる。再生させた臓器は非常に寿命の長い臓器になる。心臓でいえば赤ちゃんに戻るので、いつまでも若い世代に戻ることになる。
反町 クローンとは違って、人の生きざまに関係してくる。
中畑 最終的に全部というのは現実的ではない。
反町 事業仕分けで研究費がずいぶん削られたようですが。
中畑 単純に言えば3分の1に削られてしまった。本当に必要なものかを見極めないといけない。
反町 iPS細胞の国際競争が厳しいときです。世界をリードしていけるかの瀬戸際ですよね。
提言
中畑 「充分な予算を」 「慎重かつ着実な臨床応用」。安全性と着実な臨床で患者さんに成果を戻してやりたい。
米本 「正確な技術の評価を」。過度な期待をもたせると、がっかりさせてしまう。正確な評価をする組織が必要。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d100108_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d100108_1
情報ライブ ミヤネ屋 2012年10月15日 日本テレビ
【司会】宮根誠司、川田裕美 【出演】岸博幸、白石真澄、春川正明 【専門家ゲスト】堀田秋津(京都大学iPS細胞研究所助教)
特集 iPS細胞治療への活用はいつ? 実用化までの課題は?
http://www.ytv.co.jp/miyaneya/
どうでもいい、じじぃの日記。
10/14、NHK 『サイエンスZERO』で「速報 ノーベル賞! iPS細胞 その舞台裏」を観た。
こんなことを言っていた。
【エンデングのみ】
竹内 2006年にiPS細胞の研究論文が出たときは、どんな感じだったのですか?
浅島 率直に言ってびっくりした。我々の予想をはるかに超えていた。分化した細胞が初期化して、受精卵と同じような能力を持つことがたった4つの遺伝子でできるとは思わなかった。
竹内 4つというのはインパクトが大きかったのですか?
浅島 細胞というのはもっと複雑で、そんなに簡単に戻らないだろうと思っていた。それが4つの遺伝子で初期化できることに大きな衝撃を受けた。
竹内さんが京都大学iPS細胞研究センターを訪れ、山中伸弥教授にインタビューをした。
4つの遺伝子で初期化できることが分かったとき、山中さんはどう思ったのでしょう。
山中 今まで20年以上研究していますが、こんなことは本当に初めてでうまくいったと思っても間違いや誤解だったとか、全部が水の泡になることの繰り返しだった。ウソだろう、こんなにうまくいくはずがない、こんなバカな、というのがドンドン最後まで続いて、研究の過程でも、今回の受賞したときも純粋な喜びはあまりない。生物のもつ力というのがあるんだな、と思いました。
スタジオに戻って
浅島 生命というのは複雑で奥深いのだが、複雑だけど単純、単純だけど複雑。何かパラドックスのような、生命科学、生命というのはどういうものか、あらためて考えさせる重要な発見でした。
竹内 山中先生が成功した秘密とか凄さというのは、一体どこにあったのでしょうか?
浅島 科学というのは一本筋ではなく、むしろいろんな方向とアプローチしながら、新しい方法があってそれを取り入れて、すべてを注ぐということなんです。山中先生の凄さというのはそういうことを見抜いて、透徹した考えで、常にどうしたらそこに行けるか、そして結果を出したということは凄いと思います。
南沢 山中先生の周りにたくさんの人がいて、みなさんが山中先生を助けて、ノーベル賞につながっているんですね。
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10/15、日本テレビ 『情報ライブ ミヤネ屋』で特集 「iPS細胞治療への活用はいつ? 実用化までの課題は?」を観た。
こんなことを言っていた。
iPS細胞治療への活用はいつ?
●目 [現在] 加齢黄班変性症 完治療法なし
⇒ ”網膜色素上皮シート”を移植 [実用化] 来年にも臨床研究
⇒ 角膜、網膜の障害などを改善、緑内障・白内障は未知数
●口 [現在] 歯周病(歯の欠損) 手術・インプラント治療など
⇒ エナメル芽細胞など一部の組織を作ることに成功 歯そのものの再生は未知数
●脳 [現在] パーキンソン病(脳内の神経伝達物質ドーパミンが減少し手足の震えなどを起こす難病) 主に薬物治療
⇒ “ドーパミンを作る神経細胞”を移植(注射) [実用化] 4〜5年後に臨床研究
⇒ アルツハイマー病、脳卒中の改善
●心臓 [現在] 心筋梗塞 薬物治療・心臓移植など
⇒ “心筋細胞”を移植(注射・細胞シート状にして貼る) [実用化] 4〜5年後に臨床研究
●内臓
・肝硬変 [現在] 食事療法・薬物療法・肝臓移植など
⇒ “肝臓細胞”を移植(細胞シート状にして貼るなど) [実用化] 10〜15年後に臨床研究
・糖尿病(1型) [現在] インスリン注射・すい臓移植など
⇒ “インスリンを作る細胞”を移植(細胞シート状にして貼るなど) [実用化] 未知数
・がん [現在] 外科療法・放射線療法・化学療法など
⇒ “免疫細胞(T細胞)”を輸血 [実用化] 10年後に臨床研究
●新薬の開発
⇒ 人体にやさしい、副作用などのない薬が可能に
じじぃの感想
山中伸弥教授のノーベル医学生理学賞受賞、おめでとうございます。
日本もこれで少し、元気になったのではないでしょうか。