じじぃの「科学・芸術_568_ゴースト暗算(2ケタX2ケタ)」

岩波メソッド ゴースト暗算 先行無料公開! 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=R3T8kgclG6o

東大医学部生が考案した「ゴースト暗算」が話題沸騰!  2012.4.25 プレジデントオンライン
従来、日本の子供たちが9×9までなのに対してインドの子供たちは19×19までを頭に入れていることが、インドの数学やIT技術の優秀さの原因ともいわれてきた。しかし、日本に生まれた新しい暗算法では、インド式の25倍以上にあたる99×99までの答えを即座に見つけることができるのだ。
つまり、このメソッドを習得した子は、1×1から99×99までの暗算をマスターしたことになる。これはやはり、世界的な発明ではないか。事実、この暗算法の解説と習得のためのドリルをまとめた『6時間でできる!2ケタ×2ケタの暗算』(小学館クリエイティブ)は発刊から半年で26万部を超えるヒットとなっている。
https://president.jp/articles/-/6047
『岩波メソッド 学校にはない教科書――いま、必要な5×5(GoGo)の学習法』 岩波邦明、押田あゆみ/著 岩波ジュニア新書 2015年発行
1択力 より
●どんな力?
「1択力」とは、自分の興味を1つにしぼり、その1つのことに徹底的にエネルギーを注いで極める力のことです。
●なぜ、この力は必要なの?
いまの時代は、どんどん「1つを選びにくい時代」になっています。
スマホやネットでいくらでも情報が調べられるのはよい面もありますが、あまりに情報が多すぎると、その中から1つを選ぶのが難しくなります。
たとえば趣味ひとつとっても、今の時代は選択肢が多すぎます。
「趣味」でネット検索すれば何百種類もの趣味が出てきて、自分はいったいどれを趣味にしていいかわからない。高校生のみなさんも、はっきり「これが趣味だ」というものを持てているでしょうか。
選択肢もいっぱいあって、どれにすればいいんだろうと悩んでいるうちに、結局どれも中途半端に終わってしまう事もあるかもしれません。
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私は高校時代、「1択力」のおかげで、今でも仕事に役立つような専門分野を持つことができました。
私が「1択力」で選んだのは「数学」という分野でした。
さいころから算数や数学が好きで、数学オリンピックという大会でも何度か決勝に行ったりしていました。人付き合いが下手で孤独だったからという理由もあったかもしれませんが、私はこの数学を「極めよう」と決意しました。
部活動は「数学研究会」に入り、みずから志願して部長を務めました。
そして、くる日もくる日も、数学の問題を解きまくりました。苦手だった人の会話にくらべて、数式は理論だけで説明できるから自分でも扱うことができ、数学を解いている間は自分がなぐさめられるような気持ちがしました。
そうして、自分を救う意味でもずっと数学に打ち込んだ結果、いまの仕事を得ることができました。
私が大学在学時に開発し、本を10冊ほど出版して合計60万部になった「ゴースト暗算」シリーズです。
2ケタX2ケタのかけ算を、筆算を使わずに暗算で答えを出す。しかも、取得に何年もかけるのではなく、2〜3日で習得する。
この新しい暗算法のアルゴリズムを思いつくことができたのは、「数学」というジャンルを自分の中でとことん極め、専門領域として持っていたからだと思います。この「ゴースト暗算」のおかげで、今のようなコンテンツクリエーターとしての仕事が開けました。この「学校にはない教科書」を書けているのも、「ゴースト暗算」があったおかげです。