じじぃの「酸素欠乏・2100年未来の天気予報!人類滅亡ハンドブック」

平成25年台風第30号〜フィリピン・レイテ島の記録 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=6w40gIxouzU
台風30号がフィリピンを直撃


ワイドスクランブル 2018年7月26日 テレビ朝日
【司会】橋本大二郎大下容子 【コメンテーター】末延吉正(ジャーナリスト)、島田さくら(弁護士)
●衝撃予測 「2100年未来の天気予報」で日本の最高気温は?
環境省が発表した「2100年未来の天気予報」が注目を集めている。
西日本や東日本では気温が上がり、高知県四万十市では44.9度、名古屋で44度、東京でも43.6度と観測史上1位の記録を更新しています。
http://www.tv-asahi.co.jp/scramble/
『人類滅亡ハンドブック』 アローク・ジャー/著、長東竜二/訳 Discover21 2015年発行
酸素欠乏 より
地球が、その表面をうごめく生物のために、つねに潤沢な酸素を用意してくれていると思ったら大まちがいだ。
地球史上、酸素量は、大々的な問題を引き起こすレベルで変動してきた。たとえば、恐竜が全盛期だった白亜紀には、海中の酸素がいちじるしく不足していた時期があった。おそらくは、海中における火山活動の増加が原因だったと思われるこの酸素不足は、結果として大量絶滅を招いた。
地質学的事象にかんする研究が進むにつれて、過去の酸素変動期と、温暖化する今日の世界との共通点が、次々に見つかっている。もしかすると、歴史は繰り返そうとしているのかもしれない。
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太古の絶滅の期間中、大気に入っていた二酸化炭素の割合は定かでないが、大量死が起こる極限値はわかっている」と、ウォードは書いている。暁新世の末期に起こった絶滅がはじまったのは、大気中の二酸化炭素濃度が1000ppm前後に達したときだった。
現在の二酸化炭素濃度は、390ppm前後なので、破局はまだまだ遠い話のように思えるかもしれない。だが、現在の化石燃料の消費量でも、われわれは毎年、その濃度を2ppmずつ押し上げている。発展途上国がさらに多くの石油や石炭を燃やすようになれば、この割合は3ppmに加速していくだろう。
しかも、われわれは二酸化炭素のほかにも、不安材料を抱えている。温暖化がある程度まで進むと、凍結して海底に沈んでいる巨大なメタンのかたまり(およそ1万ギガトン)が溶けはじめ、大気中に漏れ出すだろう。メタンの温室ガス効果は、二酸化炭素の25倍にもおよぶため、温暖化はますます加速されるはずだ。
このことは、次世紀のなかばまでに、かつての大量絶滅期における、二酸化炭素のレベルに近づくことを意味する。海洋無酸素事変を引き起こす条件は、もうすでにそろっているのかもしれない。

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7月26日、テレビ朝日ワイドスクランブル より
【衝撃予測 「2100年未来の天気予報」で日本の最高気温は?】
環境省などが最新の科学データに基づいて温暖化対策を行わなかった場合の例として制作。
●明日の最高温度
 東京 44℃
 札幌 41℃
 昼間の気温が30℃以上の真夏日ですが、那覇で183日と6ヵ月、大阪で142日、5ヵ月近く、東京で107日、札幌でも47日となっています。
 熱中症による救急搬送 4万3813人。
 2100年には約12万人に。
 今後日本は、四季 → 二季 に変わるでしょう。(冬がなくなる)
●農作物への被害 (果実の生産地が変わる)
 リンゴの生産地が北海道に移る。東北でミカンが生産。
 北海道産のお米が1番おいしくなる。
 大根の値段が他の野菜と比べて70パーセントアップする。
●漁業 日本の食卓がピンチ
 サンマ、イカ、マグロの漁獲ゼロ。
 サケが遡上しなくなる。
 海流が変わり、シラスが来ない。
 ワカメ、昆布がとれなくなる。
●健康
 アレルギー疾患が増加。カビ、ダニ、蚊によるマラリア感染症が流行。
●巨大台風、竜巻をともなった台風
 2013年11月の台風30号はフィリピン中部に上陸し、暴風、高潮災害が発生。
 風速90m、瞬間最大風速100。
 車が宙に舞い上がる。