じじぃの「科学・芸術_548_映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』」

ベンジャミン・バトン 数奇な人生 予告編 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=-PlgZBJe0eU
The Curious Case of Benjamin Button


  


見ないと絶対損する!感動の名作映画-ベンジャミン・バトン 数奇な人生 MemoriesOfMovie
舞台は現代のアメリカ。
病院のベッドの上で老婆が見舞いに来た自分の娘にある男の話を始める。
その老婆の名前はデイジー・フューラー(ケイト・ブランシェット)。
https://www.memories-of-movie.com/%E6%B4%8B%E7%94%BB/%E3%83%92%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E/the_curious_case_of_benjamin_button/
『ヒトはなぜ病み、老いるのか―寿命の生物学』 若原正己/著 新日本出版社 2017年発行
老化のしくみ より
誰でも経験することだが、年をとると体のいろいろな部分が衰える。年をとるとガンの危険性は増すし、皮膚にはしわがより、髪の毛が薄くなり、白髪となり、物理的な力も衰える。永遠の若さなどというものはない。
老人として生まれ、時の経過とともに若返っていく、という不思議な物語を描いた映画があった。人気俳優のブラッド・ピットケイト・ブランシェットが主演した映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008年、米国、デヴィッド・フィンチャー監督)だ。現実にはありえない物語だが、老化を考える上では大変身につまされる。特殊メークアップを施されたケイト・ブランシェットの顔、特に死ぬ直前の年老いた顎やのど、節くれだって震えるての表情など、99歳で亡くなった私の母の最期の様子と重なってしまった。
老化に関しては、テロメア短縮説、すり切れ説(いわば酸化ストレス説)、突然変異蓄積仮説、早期老化遺伝子説、サーチェイン遺伝子仮説などたくさんの仮説があるが、まだすべてのヒトを納得させる理論はないようだ。