じじぃの「世界の新秩序・中国・ロシアの行方!ニューズウィーク」

10 Powerful economies in 2050 | Top 10 GDP in 2050 (PPP)
https://www.youtube.com/watch?v=myRViuqT2AM

トランプが中国の夢を終わらせる - プーチンとの最強タッグが創生する新世界 河添 恵子 (著) 2017/3 Amazon
トランプ大統領習近平と真っ向から対峙――トランプが目指すテロとメディアの赤狩りプーチン大統領とはここまでつながっている!
米中の癒着を叩き斬る秘策とは!? トランプとプーチン、そして虚像の中国の真実を独自の視点で綴る!!

                          • -

『週刊 ニューズウィーク 特集:中国よりもおそロシア 2018年7月3日号
制裁でプーチンを改心させられるのか 【執筆者】河東哲夫(元外交官) より
ロシアはソ連時代、1979年のアフガニスタン侵攻などで、欧米から何度も制裁を受けている。その後ソ連が崩壊し、ロシアになってから初となったのが2014年のウクライナ侵攻に対する制裁だ。
G8の一員にすらなっていたロシアとしては、世界の見ている前で村八分を宣告されたような屈辱だった。悔し紛れに「制裁? そんなもの効いていない」というが、2言目には「効いていないのだから、早く撤廃しろ」と迫ってくる。やはり効いているのだ。
制裁措置はアメリカ、EU、日本とで内容がそれぞれ異なる。特にアメリカは数度にわたり制裁を強化。その結果、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領に近いと目される有力者へのピザ発給拒否や在外資産の凍結、大深度などでの海底石油・天然ガス採掘技術の供与停止、エネルギー企業への30日以上の融資の禁止が主な措置となっている。
制裁措置が取られた後の15年、世界の原油価格が暴落したことも相まって、ロシアのGDPは前年比マイナス2.6%となり、1人当たりの実質可処分所得は9%以上下落した。
それでもロシアは、制裁措置を何とかくぐり抜けてきている。EUの金融市場での起債が一時できなくなったことでロシアの企業は資金を低利で入手できなくなったが、カネ詰まりで倒産した例は2、3しかない。原油・ガス輸出収入が国内の銀行に回り、これを割高でも借りることができるからだ。
     ・
制裁は始めるのは割と簡単だが、撤廃するのが難しい。ロシアがクリミア併合を撤回しないうちに、欧米のほうから制裁措置を撤退できない。足元の野党から、ロシアに屈したと批判されるからだ。
日本では欧米に抜け駆けして制裁を撤廃し、ロシアに恩を考える向きもいるそうだ。そんな卑屈なやり方よりも、国際社会で撤廃の音頭を取って一斉にやめるほうが、ロシアに感謝、そして尊敬されるだろう。

                          • -

どうでもいい、じじぃの日記。
今世界は、米国・トランプ大統領の言動・行動に振り回されている。
これも世界のパワーバランスが崩れてきたかららしい。
2050年の世界予測で、経済規模でみると、中国、米国、インド、インドネシア、日本、ドイツ、ブラジルの順になっている。
特に、中国とインドを無視した国際秩序は成り立たなくなっている。
G8から村八分になったロシアは、今後影響力を残しているのだろうか。
テレビ日曜日の報道番組で、あるコメンテーターがこんなことを言っていた。
「日本はもはや世界に影響を与える国ではない。中進国だ。これから世界は新たな世界秩序が作られることになるだろう」
事実かもしれないが、カチンときた。