じじぃの「フローレス原人の謎!我々はなぜ我々だけなのか」

フローレス原人 発見 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=iKbtK9-NmBU
 フローレス原人の発見

ホビット族?フローレス原人が見つかったおかげで人類学史はハチャメチャになった  誰もが背筋を凍らせる世界のミステリー集
この時のネアンデルタール人の身長は約155-160cmと推測されているがフローレス原人はそれよりも50cm以上小さく身長はたったの1メートルに満たなかった。
ホビット族。 一番解り易い例で例えるとこれであろう。
ネアンデルタール人の頭蓋骨は私たち現代人と似ているため高い知能は持っていたがフローレス原人はチンパンジーと同じくらいだということが研究によってわかったのだ。
http://asspra.com/%E6%9C%AA%E5%88%86%E9%A1%9E/93/
『我々はなぜ我々だけなのか アジアから消えた多様な「人類」たち』 川端裕人海部陽介/著 ブルーバックス 2017年発行
フローレス原人の衝撃 より
2003年、インドネシアフローレス島にて、人類進化の基本認識に変更を迫る大発見があった。
舞台となったのは、リャン・ブア洞窟。
動物化石や石器が出ることがすでに知られていた洞窟内の地表下6メートルから、原人と思われる人類化石、それもほぼ全身が揃ったものが発掘された。
現在では、LB1(リャン・ブア1号)と呼ばれている標本だ。
LB1は、頭から足の先まで全身のほとんどが揃っているだけでなく、顔面や肩甲骨など、脆くてこわれやすい骨も保存されていた。ジャワ原人で顔面の大半が残っている化石が、サンギラン17号(ジャワ原人の頭骨)しかない事を思い出そう。実は、広くアジア全体でみても、顔面がある化石は稀だ。頭蓋骨や顎の骨がいくつも発見された北京原人ですら、顔の骨は小さな破片しか見つかっていない。
発見者であるオーストラリアとインドネシアの合同調査隊は、2004年になって、『ネイチャー』誌に論文を発表し、LB1をタイプ標本とするホモ属の新種ホモ・フロレシエンシス(日本語ではフローレス原人)を提案した。このことは、学界にとどまらない世界的なセンセーションを巻き起こし、「ホビット」(トールキンの小説『指輪物語』に登場する「小さな人」の意味)というニックネームも人口に膾炙(かいしゃ)した。
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この1万8000年から3万8000年前という年代は「旧人」、ネアンデルタール人がいなくなった約4万年前よりもずっと最近だ。つまりフローレス原人は、ぼくたちにとって「会えたかもしれないのに会えなかった」別の人類の最有力候補なのではないか。いや、その時期なら、すでに現世人類が島に渡ってきており、共存機関があったことも確実だともいえる!
もっとも、早めに注釈しておくと、オリジナルの論文で述べられた「1万8000年前」という年代は、2016年の論文で訂正された。本稿の執筆時点で受け入れられているのは、化石骨の出土層については若くとも6万年前、そして石器が出る地層を考慮しても、リャン・ブア洞窟にフローレス原人がいたのは5万年前までだ。
とはいえ、やはり、超弩級の発見であることは間違いない。
ジャワ原人の研究を通してアジアの人類進化に通暁し、のちには自らもフローレス原人の共同研究者になった海部陽介さんの表現を借りると、「予想外の場所で、予想外の人類が発見された」というのが肝要な点だ。
海部さんに解説してもらおう。
「古い人類がいるはずがないと思われていた場所からの発見です。フローレス島は、現世人類ホモ・サピエンスがアフリカから拡散してオーストラリアにまで入る途中にあります。そこに、あんな原始的な人類が生き残っていました。僕自身、ウォレス線を越えるのは、ホモ・サピエンスになってからだと思い込んでいました。さすがにあの海は渡れないだろうと。石器が出るというのは前から聞いてはいたんですけど、あまり本気にしていなかった」
ここで「ウォレス線」というのは、生物地理学の用語で、チャールズ・ダーウインが同時期に進化論を提唱したアルフレッド・ラッセル・ウォレスが見いだした生物の分布境界線のことだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
人類の進化は脳の増大化で語られることが多い。
つまり、現世人類は脳容量が大きいことが特徴だ。ただし、ネアンデルタール人は現世人類より脳容量が大きかった。
インドネシアフローレス島で発見されたフローレス原人は、成人しても体のサイズが現世人類の子どもほどしかなかった。
フローレス島の生き物は、フローレス原人だけでなくすべて小柄なのだそうだ。
フローレス原人は、アフリカのホモ・ハビルスがアジアまで来ていたという説もある。
人類の進化は脳容量の増加以外に、頭蓋骨が丸くなるという特徴がある。フローレス原人は頭蓋骨が丸くなっているのだそうだ。
フローレス原人は、人類進化の大きな謎の1つなのである。
話変わって
2018FIFAワールドカップ ロシア大会F組試合 メキシコ対ドイツ 1:0。
優勝候補のドイツが負けちゃいましたね〜え。何が起きるか分かりません。もしかしたら。 (^^;;