じじぃの「米軍事専門家に問う・台頭する中国・尖閣諸島をめぐって軍事衝突の可能性がある!プライムニュース」

Watch: Chinese Navy shows how it defends China's territory in promo video 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=cIPTEHiZcVE

中国海軍

「備えあれば、憂いなしの体制をつくる」 自民党の活動
なぜ、中国がどんどん南西諸島、沖縄を含めてプレッシャーを掛けているか。この一例について説明をしたいと思います。これは大陸の方から見た地図です。
見ると、やっぱり日本列島は非常に邪魔な存在に見えます。確かに、ロシアの太平洋艦隊、ウラジオストクの艦隊が太平洋に出るためには、宗谷、津軽対馬、 三つの海峡を抜けないと、日本列島が覆っているために行けない。さらに、中国の北海艦隊あるいは東海艦隊が青島とか寧波から太平洋に出るときには、やはり南西諸島が邪魔になってなかなかすぐ行けない。南西諸島を抜ける場合は、一番使っているのは沖縄本島宮古島の間の宮古海峡、ここを抜けてどんどん行っています。これはやはり中国のA2AD戦略、これに影響があると言われています。まさに、この南西諸島、台湾、フィリピン、これを第一列島線とよく言われます。
https://www.jimin.jp/activity/colum/129845.html
プライムニュース 「米軍事専門家に問う 台頭する中国への戦略 尖閣有事の日米対応は」 2018年5月25日 BSフジ
【キャスター】生野陽子、松山俊行 【ゲスト】ラリー・ウォーツェル(米中経済安全保障調査委員会委員)、中谷元(元防衛相 自由民主党安全保障調査会長)、古森義久産経新聞ワシントン駐在客員特派員)
今月13日、中国は初となる国産航空母艦の試験航海を実施した。4月には、習近平国家主席南シナ海での観艦式で「世界一流の海軍建設に努力せよ」と訓示。中国による海洋進出の動きが一層、活発になることは必至で、周辺諸国は警戒を強めている。さらに米朝首脳会談を前に、中国と北朝鮮が再接近するなど東アジア情勢が大きく動きつつある。
こうしたなか、アメリカ議会の諮問機関である「米中経済安全保障委員会」で委員を務め、中国の軍事事情とアメリカの対中政策に精通するラリー・ウォーツェル氏は、習近平国家主席は歴代国家主席とは違い、中国軍との関係が深いことが特徴と指摘。そうした状況下で軍事力を高める中国の動きに警鐘を鳴らしている。
●ラリー・ウォーツェル氏が指摘する中国が抱える”紛争案件”
朝鮮半島
尖閣諸島
③台湾
南シナ海
松山俊行、「ウォーツェルさんは中国が抱える紛争案件として4つ挙げていますが、1番に朝鮮半島、2番目に尖閣諸島を挙げています」
ウォーツェル、「尖閣諸島に関しては深刻な紛争にエスカレートする危険性をはらんでいる。尖閣諸島には日米安全保障条約が適用される。米国も何かしなければいけないことは中国も分かっているはず」
中谷元、「尖閣諸島は位置的に沖縄と宮古島を抜けるルートのど真ん中にある。ここを抑えられるとレーダーを設置されて、我が国の防衛システムは筒抜けになる。台湾と絡めて尖閣諸島は非常に大事になってくる」
古森義久、「尖閣諸島をめぐって軍事衝突が起こることが懸念される。米国・ランド研究所においては日中の争いだけでなく米中の争いになるとしている。米中経済安保調査委員会も取り上げて、軍事演習に見せかけて侵攻してくる可能性もハッキリと書いている。これほどの危機が目の前にあるのに、なぜ国会で論じないのか」
●ラリー・ウォーツェル氏に問う 中国の対米戦略
ウォーツェル、「中国は米国をできるだけ遠くに置いておきたい。中国沿岸には近づけたくない。米国と日本は、中国が宮古海峡を通らないよう阻止する必要がある」
中谷元、「今日、自民党は防衛計画大綱の提言を発表しこの中に列島線防衛を打ち出した。日米、オーストラリア、東南アジアの国々とも協力するという概念です。中国の対米戦略については『接近阻止、領域拒否』。中国は日米の接近を阻止、太平洋での米軍の自由な活動を阻止するんだということで第一列島線を突破しようとしている」
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d180525_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d180525_1