じじぃの「謎だらけのイカ・空を飛ぶイカ・光るイカ!雑学王」

Japanese Flying Squid's Caught On Camera For First Time 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=L0mxHIcaug0
トビウオとトビイカ (zen-ika.com HPより)

 イカのセックス

空飛ぶイカがいると聞きました。それについて教えて下さい。 2006/6/24 Yahoo!知恵袋
回答
捕食者から「逃げる」ということは武器を持たない動物にとって最も基本のひとつである.
捕食者のいる海中から空中に逃げ場をみつけた代表選手がトビウオである.しかし,所詮は魚なので良く発達した胸鰭をもっていても,鳥のように自由には飛ぶことできない.トビウオのごく短い腸は食べたものをすみやかに体外に排出する機能をもっている.
いざというとき,体を軽くしてより遠くに逃げるための工夫である.
トビイカなどのイカの仲間も胴体後端についたヒレと腕で翼をつくり空へ逃げることができる.
飛距離はトビウオにはかなわず,良くても50m位である
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q148555904
『プレミアム雑学王』 博学こだわり倶楽部/編 KAWADE夢文庫 2017年発行
ホタルイカは体のどこが何のために光るのか? より
ホタルイカは、体にそなえた発光器が発光物質や酵素を含んでおり、これらがルシフェリン-ルシフェラーゼ反応と呼ばれる化学反応を起こすことで、海の中で光を放つ。
では、ホタルイカは、なんのために光を放つのだろうか?
もっとも大きな理由は、外敵から身を守るためである。もし、ホタルイカが光らなければ、海の中に差し込む光によって、その姿が影絵のように浮かび上がり、敵に居所を知られやすくなる。しかし、海に照りつけられる光と同じ程度に光れば、自分の影を消し、その存在を目立たなくさせることができるのだ。
だから、ホタルイカは日差しの強弱によって、どれだけ自分が光るかをコントロールすることができる。光りすぎても、もしくは光が弱すぎても、海の中で目立ってしまうからだ。
ほかにも、仲間を識別したいときや、外敵に強い光を浴びせ、目くらましをくわせる時にも、ホタルイカは光を放つ。ホタルイカは、周囲の状況に合わせて、自らの光を調節しながら生きているといえる。

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イカはしゃべるし、空も飛ぶ―面白いイカ学入門』 奥谷喬司/著 ブルーバックス 2009年発行
空を飛ぶイカ より
それでは、魚のように浮き袋のないイカがどうして海中で浮いていられるのだろうか?
産卵を終えたヤリイカなどは産卵後すぐに死んで、海底に累々たる屍体の山をつくることからみると、このように筋肉に富んだ強力遊泳型の種は、生きている間は浮力を遊泳力に頼っていることがわかる。
進化の歴史からみると、イカの浮きは、本来、軟体動物にとって重荷であったはずの貝殻を逆手に使ったのである。”生きている化石”と呼ばれるオウムガイの殻をまっ二つにしてみると、殻の中がおよそ30ぐらいの小室に分かれている。
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オウムガイもそうらしいが、トグロコウイカは、成長するとともに殻に新しい部屋ができるが、その中には、海水と同じ浸透圧をもつ液が充たされている。部屋の隔壁が外圧に対して充分強くなると、液は連室細管を通って排出され、ガスが充たされるのだという。
コウイカの場合、小室にはかなりがさがさの石灰質がつまっているが、液体の出入りはかなり自由らしく、普段はむしろ古い方の室、つまり体の後ろの方に液が入っていて、重たい頭足部と平衡を保っているらしい。
ヨーロッパコウイカ(もんごういか)のデータでは、貝殻はイカ全体の体積の9パーセントを占め、その比重は約0.6であるから、目方が1キログラムのイカなら40グラムぐらいの浮力があることになる。これで、他の部分に含まれる海水とバランスがとれるのだという。
19世紀には、イカの甲は魚の浮き袋と同様に外圧と同圧に保たれていると思われていたが、実際はそうではなく、1気圧より低い。だから、外圧とバランスを保つために、小室からの液を排出するのはガス圧ではなく、その液と血液との間の浸透圧によるという見方が有力である。しかし、コウイカ類よりももっと深い所に行くオウムガイやトグロコウイカでは、もう少し違うメカニズムが働くのであろう。
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空を飛ぶ魚にはトビウオがあるように、イカにはトビイカというのがいる。大きなものでは胴長40センチメートルを超えるが、普通みかけるのは30センチメートル未満のものである。

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どうでもいい、じじぃの日記。
イカのご先祖さまは、貝なんだそうです。
だから、アサリやハマグリ、サザエ、オウムガイ、カタツムリなどとは親戚だそうです。
イカにもいろいろあって、光るイカ、飛ぶイカ、色を変えるイカ、などさまざまです。
イカから「液晶ディスプレイ」が作られているそうです。
深海には、ダイオウイカをも上回る超巨大なイカがいるそうです。
ついでに、オスのイカの足10本(正確には8本だとか)のうち1本がセックスするオチンチンになるそうです。
正月そうそう、おめでたい話でした?