じじぃの「人工冬眠・2030年までに有人火星飛行が実現する?21世紀アッと驚く大予言」

FULL Elon Musk’s Speech at SpaceX 2017 Event 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=E4FY894HyF8
イーロン・マスクの火星移住計画
(natgeo.nikkeibp.co.jp HPより)

火星移住計画

【人体冷凍保存】世界初、米大学が“解凍実験”に成功、コールドスリープ(人工冬眠)実現へ! 技術的ブレークスルー到来! 2017.8.3 tocana.jp
英紙「Express」、「Daily Mail」(8月2日付)などによると、今回蘇生実験に成功したのは、米・ミネソタ大学を中心とした研究チーム。ゼブラフィッシュと呼ばれる淡水魚の胚を使い、ここ60年未解決だった解凍の問題を解決したというのだ。
今回の研究を見ていく前に、まずは“冷凍”の問題を先におさらいしておこう。ほとんどの読者が、スーパーで売られている鶏肉や牛肉のパックの中に赤い液体が溜まっているのを見たことがあるだろう。その色から、肉から滲み出した血液と誤認されることがしばしばあるが、これは「ドリップ」と呼ばれる細胞内の成分であり、冷凍肉をゆるやかに冷凍した際に、氷結晶の体積が増加し、細胞組織を損傷させることで溢れてきたものだ。
人体冷凍保存(クライオニクス)においては、不凍結剤を用いて、これを阻止する手段が講じられてきたが、解凍においてさらなる問題が生じた。胚は様々な部分に分かれており、特に比較的大きな卵黄部分が邪魔をすることで、胚を均一に温めることができず、解凍がうまくいかないというのだ。
http://tocana.jp/2017/08/post_14046_entry.html
『21世紀アッと驚く大予言 2030年までに暮らしはこう変わる』 金子隆一・望獲つきよ/著 二見WAi-WAi文庫 2000年発行
HP(冬眠特異タンパク質)で人類の人工冬眠が普及する日 より
SF小説の名作『2001年宇宙の旅』をご覧になった方は、あの映画のなかで、宇宙線ディスカバリー号の3人の乗員が人工冬眠に入っていた情景を覚えておられるだろう。
彼らは、低体温状態を維持され、目的地である木星までの片道切符約2年の旅を、ずっと眠ったままですごすのだ。そうすることによって、彼らが消費する酸素も食料(栄養)もごく低いレベルにおさえられ、それだけ旅に余裕ができるという。将来、太陽系の外側へ向かって有人宇宙飛行船が送り出されるようになれば、これは必要不可欠の技術になると考えられている。
ただ、ここでひとつお間違えのないよう、はっきりさせておくべきことがある。
このタイプの人工冬眠は、肉体を完全にカチカチに凍らせるものでは決してない。人工冬眠とはそういうものだと思っておられる方もあるようだが、完全に凍結すれば人間は死ぬ。たとえそれを解凍し、蘇生させようとしたところで、細胞のひとつひとつが凍ってしまっては、細胞内にできる氷の結晶が細胞そのものを破壊するため、手の施しようがないのだ。
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これに対し、今ここで話題にしているのは、クマやシマリスのような哺乳類が行なう、「凍らない」冬眠だ。シマリスなどは、体温が0℃近くまで下がっても、健康上の問題もなく1週間ほどその状態を持続させ、一時体温が上昇したのち再び低体温状態に戻るということを半年もつづけられるのだ。
これだけの低体温がつづくと、普通の哺乳類なら心臓の拍動をコントロールするカルシウム・イオンが大量に心筋に流れ込み、心臓が停止してしまう。
ところが、冬眠をする動物の血液のなかにHP(冬眠特異タンパク質)と呼ばれる物質があり、これが、体内環境を目覚めているときの状態に能動的に保つ働きをもっている。そうして、しかるべき季節が来て、何かの物質が放出されると、HPの機能が阻害され、彼らの体は低温に耐えられる冬眠モードに切り替えられるのだ。
さて、実は、ヒト・ゲノムのなかにも、このHP濃度を調節する遺伝子が存在することが最近になって判明した。これは、おそらくヒトの祖先が冬眠能力をもっていた頃の名残りではないかと考えらる。――ということは、クマやシマリスのがもっている謎の冬眠物質が見つかれば、それを使って人間も安全に冬眠できる可能性が高い、ということだ。
あるいは、21世紀には、単に医学的にそれを応用するばかりでなく、長期的な冬眠によって老化を遅らせたり――代謝レベルが低下すれば、おそらく老化のプロセスも遅れると思われる――、ただ眠っているだけで、金利をかせごう、などという人も現れるかもしれない。ただし、眠っているあいだにインフレが一気に進めば、親類も友達も死に絶えた未来の社会に、文なしで目覚めることのなってしまう恐れもあるが。

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どうでもいい、じじぃの日記。
2017年7月、スペースX社の創設者イーロン・マスクが2024年に人類を火星へ移住させる計画を発表した。
しかし、人類を火星に送り込むには健康上の危険が待ち受けている。
健康上の危険とは、人間が冬眠状態に入った場合、筋肉の衰えや骨の弱体化が起こる。コールドスリープ(低体温状態)にすると、細胞が破壊されるかもしれない。
アメリカアカガエル」はコールドスリープ状態でも生き続けるという。
もしかして、アメリカアカガエルの遺伝子をゲノム編集で人間に組み込むことを考えているのだろうか。