じじぃの「水が氷に変わるときのような相転移が宇宙の始まりにもあった?雑学に強くなる本」

南部陽一郎さんの相転移の原理の元の実験 ミラクル実験no33 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=0TpWoh1Oh5g
 相転移 (Phase transition)

干支の順番 (kininaruarekore.com HPより)

相転移 (phase transition) コトバンクより
相変化ともいう。1つの相から他の相へ移る協力現象。
相転移には、エントロピーや体積などの値が両相で有限の差をもつような一次相転移と、定圧比熱や等温圧縮率の値に有限の差をもつような二次相転移とがある。一次相転移の例としては水蒸気から水、水から氷への転移などがあり、二次相転移の例としては磁性体における常磁性-強磁性転移、合金の秩序無秩序転移、液体ヘリウムの λ 点における正常流体から超流動流体への転移などがある。

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『「雑学」に強くなる本―読んでびっくり!知って得する!』 A・レオクム/著、竹内均/訳 三笠書房 1998年発行
水が氷に変わるときの、この驚くべき”破壊力” より
なぜ物理なんか勉強しなきゃいけないんだ。何の役にも立たないのに」と文句をいう学生は多い。むろん物理が「役に立たない」というのは大間違いである。意識しているかどうかは別にして、実際われわれは日常生活で頻繁に物理学の法則を用いている。
冬の寒さが厳しい土地に暮らした人なら誰でも、車のラジエーターに不凍液を入れ、すべてのパイプの水を抜かなければいけないとわかっている。もしそうしなければラジエーターはひび割れ、パイプが破裂するかもしれないとわかっているのである。物理学の法則は、こうした現象を説明している。
たとえば、たいていの物質は液体から固体に変化するときには縮む。しかし、水に関してはまったく正反対で、縮むのではなく膨らむのである。しかも、適当に膨脹するわけではない。量の約9分の1だけ大きくなる。つまり、0.9リットルの水を用意すれば、1リットルの氷ができ上がるということである。
さてここで、その水を自動車のラジエーターやパイプに入れて凍ったと考えてみよう。1リットルの氷は0.9リットルの水より大きなスペースが必要である。しかし、ラジエーター・パイプや水のパイプは伸びることができない。余分なスペースはどこにもない。そこで水は凍るときにパイプを破裂させてスペースをつくるというわけである。
この自然現象の過程で驚かされるのは、破裂させる力の大きさである。パイプはかなり頑丈な金属でできているからである。
フィンランドなどではこの力を実際に役立てている。どのように利用しているかというと、採石場で岩石の割れ目に水を満たし、あとは凍るに任せる。すると、凍る水が楔(くさび)の役割を果たし、その石をバラバラに砕く。大きな石も氷結の威力でバラバラに壊れるのである。
氷は水より体積は大きいが、水より軽いので水に浮く。大きな水域が凍って固体になることがないのはそのせいである。いちばん上に張った氷の幕が下にある水を守っているのである。

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どうでもいい、じじぃの日記。
12月に入り、今年もあとわずかとなりました。
十二支の覚え方。
 → 「ね、うし、とら、う、たつ、み、うま、ひつじ、さる、とり、いぬ、い」
来年は「戌(いぬ)」年です。
動物の顔が変わるのを「相転移」と言います?
水が氷に変わる相転移は不思議な感じはしないが、宇宙の始まり(ビッグバン)の相転移とはどんなだったんでしょうね。
北朝鮮相転移はあるんでしょうか。