じじぃの「世界制覇を狙うアリババ・シリコンバレーで企業買収加速!ニューズウィーク」

Alibaba founder meets with Trump 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=fGBCwGZlHis

アリババ創業者 ジャック・マー 成功への10の秘訣 Jul 5, 2015 デザイン会社 btrax ブログ
創業者で現会長のジャック・マー氏は、現在中国で1番の大富豪であり、世界でも18番目にお金持ちでもある。しかし、ここに辿り着くまでに彼は非常に多くのチャレンジを経験している。
大学を卒業後、地元の観光地にて欧米からの観光客へのボランティアガイドを通じ、英語を学ぶ。その当時の収入は月12ドル。その後、万里の頂上でガイドを行っている時にYahooファウンダーでその後のアリババの投資家となるのジェリー・ヤンに出会った事がきっかけでインターネットビジネスに目覚める。
http://blog.btrax.com/jp/2015/07/05/jackma/
ニューズウィーク日本版 2017年7月18日号』
ジャック・マーの果てしなき野望 より
マーは人当たりの良さと抜け目のなさで、世界に向けた中国実業界の顔となった。だが、アメリカよりも経済的な規制がはるかに厳しい中国国内で台頭したことは、彼がいかに各種制度の「動かし方」に精通し、いかに無慈悲であるかを示している。このことを物語っているのが、電子決済サービス「支付宝(アリペイ)」の一件だ。
ヤフーとソフトバンクがまだアリババの大株主だった頃、マーは支付宝をひそかにアリババ本体から切り離し、自身が80%の株を保有する別会社アリババeコマース(現・アント・ファイナンシャル)に移した。支付宝は淘宝網のプラットフォーム上での支払いに使われ、当時も1日の取引高は7億ドルに達していて、アリババの成功にとって極めて重要なサービスだった。
そして11年、支付宝は中国政府から小売りレベルでの電子決済サービスとして国内第1号の許可を受けることになる。
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マイクロソフトやアマゾン・ドットコムを向こうに回り、マーはクラウド事業への投資にも力を入れる。アマゾンの存在が原動力になっていると、ある友人は言う。「マーは(アマゾンの)ジェフ・ベゾスに勝てることを証明したいのだ」(ベゾスがワシントン・ポスト紙を買収した後、マーも香港のサウスチャイナ・モーニングポスト紙を手に入れている)。
ただしシェアを増やそうとしてクラウド事業の料金を引き下げた結果、収益が悪化したため、今はウォール街の熱も冷めかけている。
支付宝を運営する金融部門アント・ファイナンシャルはダラスに拠点を置く世界第2位の送金サービス会社マネーグラム・インターナショナルの争奪戦に参入。インドではeコマース大手ペイティーエムに追加投資を行って経営権を握り、人口世界第2位のインド市場でアマゾンと一騎打ちする。
ハリウッドにも進出した。アリババ・ピクチャーズ・グループはパラマウント社のSF大作「スター・トレック BEYOND」などに出資し、昨年10月にはスティーブン・スピルバーグ監督の製作会社アンプリン・エンタテイメントの株式を取得した(出資額は明らかにされていない)。
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99年にアパートで友人に語った夢は実現し、今やマーは中国きっての大富豪。スピルバーグらハリウッドのセレブ、そして米大統領とも付き合いのある超有力者だ。今の地位を築くことができたのは中国市場で強敵アマゾンの先手を取り、一足早くシェアを固めたいからだ。
「この15年間で中国が変わったのは私たちのおかげだ」と、マーはふたたびスピーチで口にする。今や、その日は海の向こうを見据えている。「次の15年では世界を変えたい」と豪語するマーの次なる野望はシリコンバレーへの挑戦だ。99年のビデオでも、彼は「ライバルは中国ではなく、シリコンバレーにいる」と断言していた。

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どうでもいい、じじぃの日記。
アリババのジャック・マーは1964年生まれ。53歳。
アマゾンのジェフ・ベゾスも同じ年齢だ。
「次の15年では世界を変えたい」
来年も、何かやらかしそうな2人だ。