じじぃの「科学・芸術_326_十三の恐怖」

13日の金曜日 〜 FRIDAY 13 DAY 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=saBd-ZnJ7VY
 13日の金曜日

NHKスペシャル 「魔性の難問 〜リーマン予想・天才たちの闘い〜」 2009年11月15日
数学史上最難関の難問と恐れられ、今年問題発表からちょうど150年を迎えたのが「リーマン予想」である。数学の世界の最も基本的な数「素数」。数学界最大の謎となっているのが、2,3,5,7,11,13,17,19,23・・・と「一見無秩序でバラバラな数列にしか見えない素数が、どのような規則で現れるか」だ。数学者たちは、素数の並びの背後に「何か特別な意味や調和が有るはずだ」と考えて来た。「リーマン予想」は、素数の規則の解明のための最大の鍵である。最近の研究では、素数の規則が明らかにされれば、宇宙を司る全ての物理法則が自ずと明らかになるかもしれないという。一方、この「リーマン予想」が解かれれば私たちの社会がとんでもない影響を受ける危険があることはあまり知られていない。クレジットカード番号や口座番号を暗号化する通信の安全性は、「素数の規則が明らかにならない事」を前提に構築されてきたからだ。
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20091115
数秘術―数の神秘と魅惑』 ジョン・キング/著、好田順治/訳 青土社 1998年発行
数の特質 10以上 より
10より大きい数の中には簡潔ではあるが特別な言及に値するものもある。
12は非常に有用で効果的な計算の底になる数を作るだろう。1年は12ヵ月、1日には12時間が2回あるという理由により、それは既に私達の日常生活にしっかりと確立されている。
旧約聖書」ではイスラエルの12の部族があった。そして「新約聖書」では12人の使徒がいた。古代のヒンドゥー教徒は12を崇敬した。少年の教徒は、宗教的な家庭から12歳で離れ、導師や教師と12年間暮らすために出発するのが普通の習わしであった。
西洋を通して13は不幸な数として有名である。その迷信の起源は、最後の晩餐に13人いたことにしばしば見られる。13番目は、キリストの裏切り者イスカリオテ・ユダである。13はまた下界の主な神と結びついている。それはギリシャ神話ではハデス、あるいはローマ神話ではプルトーンと呼ばれた。恐怖心からギリシャ語ではある名前の造語すら行われた。それは、Triskaidekaphobia であり「十三の恐怖」を意味している。
皮肉にも、13はヘブライカバラでは吉兆の数である。カバラは、13の天国の泉、慈悲の13戸の門、楽園における慰めの13本の川、愛の13の道程を含む、13の多くのリストを持っている。私の観点では、13は非常に強力であり幸運なものである。
40は大切な聖書の数である。ノアの洪水は40日間続き、イスラエルの子孫達は荒野で40年間過ごし、またキリストは40日と40夜を荒野で過ごした。数40は常に、持つこと、拡大、試練の時期を含むように思える。