じじぃの「未解決ファイル_302_放射性崩壊」

魔性の難問〜リーマン予想・天才たちの闘い 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=jKT3hhbLDD0
 放射性崩壊

太陽フレア

NHKスペシャル 「魔性の難問 〜リーマン予想・天才たちの闘い〜」 2009年11月15日
数学史上最難関の難問と恐れられ、今年問題発表からちょうど150年を迎えたのが「リーマン予想」である。数学の世界の最も基本的な数「素数」。数学界最大の謎となっているのが、2,3,5,7,11,13,17,19,23・・・と「一見無秩序でバラバラな数列にしか見えない素数が、どのような規則で現れるか」だ。数学者たちは、素数の並びの背後に「何か特別な意味や調和が有るはずだ」と考えて来た。「リーマン予想」は、素数の規則の解明のための最大の鍵である。最近の研究では、素数の規則が明らかにされれば、宇宙を司る全ての物理法則が自ずと明らかになるかもしれないという。一方、この「リーマン予想」が解かれれば私たちの社会がとんでもない影響を受ける危険があることはあまり知られていない。クレジットカード番号や口座番号を暗号化する通信の安全性は、「素数の規則が明らかにならない事」を前提に構築されてきたからだ。
番組では、「創造主の暗号」と言われる素数の謎をCGや合成映像を駆使して分かりやすく紹介し、素数の謎に挑んでは敗れてきた天才たちの奇想天外なドラマをたどる。
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20091115
時空を超えて 「宇宙を支配する法則は何か?」 2017年4月27日 NHK Eテレ
【案内人】モーガン・フリーマン
著しい科学技術の発達にも関わらず、宇宙はいまだ謎に満ちている。宇宙をすべて支配する法則はあるのだろうか? 飛躍的に謎の解明をけん引する量子力学の可能性に注目する。
人類は科学知識を発達させることで謎をひとつひとつ解明し石器時代からコンピューターの時代へと文明を進歩させてきました。
しかし、その根本が揺らぎ始めています。
これまで正しいと思われてきた物理法則が間違いかもしれないと分かってきたからです。
アメリカ・パデュー大学の研究室でジェリー・ジェンキンスとエフラム・フィッシュバッハはそれまで信じられてきた物理法則が崩れるのを発見しました。
2006年12月のことです。
スペースシャトルの宇宙飛行士たちが国際宇宙ステーションにいて船外活動をしていた時太陽フレアが起きました。
全員が船外にいたので大きなニュースになりました。
ジェンキンス、「私はこれがどんなふうにデータに記録されているか興味を持ちました」
核物理学者であるジェンキンス放射能に注目しました。
太陽からは常に放射性の原子が放たれています。放射性の原子は不安定で安定するまで崩壊し続けます。
「放射性崩壊」と呼ばれる現象です。
放射性崩壊は外部からの影響を一切受けない現象だと考えられてきました。
放射性崩壊の状況を表すグラフです。ずっと標準的な値を示していますが、太陽フレアが起きた12月13日になると突然標準のラインを離れています。その状態が4日間続きました。
放射性崩壊のペースは常に一定のはずなのに、太陽フレアが影響を与えたように見えました。
理論物理学者のフィッシュバッハはこのような事態がなぜ起きたのか原因を探ろうとしました。
放射性崩壊に関する知識は原子力核兵器電子工学医療機器など幅広い分野で応用されています。
この基本原則が間違っているとしたら現代文明の根幹が揺らぐ可能性すらあります。
放射性崩壊は外部からの影響を一切受けない。それは物理学のさまざまな領域における基本原則です。
もし、それが間違いだとすれば理論的な面でも応用的な面でも重大な変化が生じます。
ジェンキンスとフィッシュバッハは更なるミステリーを発見しました。
放射性崩壊は太陽フレアに影響されていただけではありません。
地球と太陽の距離によっても変化するように見えたのです。
地球が太陽に近づいた1月4日に放射性崩壊のスピードが速まり太陽から遠ざかると遅くなるように見えました。
例えるならこんな具合です。
フィッシュバッハ、「私が太陽で、ジェンキンスが地球。バケツ内のボールが放射性物質の原子です。地球が太陽を中心に楕円軌道を描いて動いています。そして、太陽に近づく時期になるとより多くの放射性崩壊が起きます。この僅かな変化が人間に大きな影響を及ぼす可能性があります。例えば、がん患者はがん細胞を殺すための放射線治療を受けることがあります。もし、時期によって放射線量が変化するなら患者の健康を守るためその変化を知る必要があります」
2人の発見は文明の大規模な混乱を防ぐことになるかもしれません。
太陽フレアが発生する40時間前から放射性崩壊のペースに変化が見られます。そしてフレアが収束すると元のペースに戻ります。
これを太陽フレア発生の予測に使える可能性があるということです。
今後、非常に巨大な太陽フレアが発生した場合、全ての人工衛星が破壊される可能性があります。
そうなった場合、テレビ電話、GPS、インターネットなど現代文明を支えているコミュニケーションシステムが崩壊します。
事前に太陽フレアの発生を予測できれば最悪の事態を防げるかもしれません。
このような現象がどうして起きるのかを理解する必要があります。
これは人類の物理学的な知識を総動員して解明すべき謎だと思います。
http://www4.nhk.or.jp/P3452/x/2017-04-27/31/26843/1988023/
どうでもいい、じじぃの日記。
4月27日、NHK Eテレ モーガン・フリーマン 時空を超えて 「宇宙を支配する法則は何か?」を観た。
放射性崩壊は外部からの影響を一切受けない現象だと考えられてきました。放射性崩壊のペースは常に一定のはずなのに、太陽フレアが影響を与えたように見えました」
太陽フレアから出ている物質というのは、「ニュートリノ」なのだろうか。
随分前だが、NHKスペシャル 「魔性の難問 〜リーマン予想・天才たちの闘い〜」を観たときに、こんなことを言っていた。
①18世紀、素数の配列を工夫した数式が円周率を使った数式と一致することを発見した。
②「素数の並びに意味があるか?」。リーマンはゼータ関数を立体的グラフで書いてゼロ点の位置を調べた。ゼロ点はばらばらになると予想したが、ゼロ点を計算してみると、一直線上に並んでいた。
ゼータ関数のゼロ点間隔とウランの原子核のエネルギーのとり得る値の間隔はゼロ点の間隔と一致していた。
「神様のウンコ」というのがあるかしらないが、「量子論放射性元素の崩壊)」、「相対性理論(時空の歪み)」、「素数」というウンコを辿っていけば、神様に近づくことができるのではないだろうか。