じじぃの「腎臓があなたの寿命を決める・動物寿命ランキング!シリーズ人体」

生物の平均寿命ランキング 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=qbzIcTilZ6A
ハダカデバネズミ

NHKスペシャル 「シリーズ人体〜腎臓があなたの寿命を決める」 2017年10月1日
【MC】タモリ山中伸弥京都大学iPS細胞研究所所長)
1日におしっこは1〜2リットル。でも腎臓は1日に180リットル作る。
腎臓が寿命を決めているという。
●寿命と体の大きさの関係
ネズミはおよそ3年。羊はおよそ20年。象は70年。
でも、これに当てはまらない動物たちがいます。
ハダカデバネズミ。コウモリ。そして人間。
●血液中のリンの量で並べ替えてみると
きれいに、寿命と体の大きさの関係に重なりました。
リンが少ない動物ほど、長生きするのです。
リンは肉や豆などに含まれる重要な栄養素です。血液中のリンが足りないとさまざまな病気を発症し命に関わります。
きっかけは日本人科学者が見つけた不思議なマウスでした。
老化が加速しているマウスです。普通のマウスは2年半ぐらい生きますが、このマウスは2ヵ月半ぐらいしか生きられない。
遺伝子操作の過程で偶然生まれたこのマウス。
調べてみると、腎臓の中で働くある遺伝子が壊れ、リンを調節できなくなっていました。
そのため、血液中のリンが異常に増加して老化が加速してしまったのです。
リンが老化を加速させるメカニズムは現在解明の途中ですが、血液中のリンが増えると血管の内側で石灰化という現象が進み、全身の血管が硬くなることが一因とされています。
この腎臓の複雑で精緻な仕組みが、私たちの寿命をも決めていたのです。
http://www.nhk.or.jp/kenko/special/jintai/sp_3.html
『すべらない雑学200連発 くらべてビックリ本!』 博学こだわり倶楽部/編 KAWADE夢文庫 2012年発行
生物の寿命 より
人類が誕生した当時の平均寿命は20〜35年だったと考えられている。
しかし、生活環境が整い、食糧が安定的に確保され、医療が充実するとともに平均寿命も上昇。いまや先進国の寿命は約80年となった。
今までもっとも長生きしたのはフランスの女性で、122年と164日も生きた。一説には、人間は約150年まで生きられるという意見も出されており、将来的に人間の平均寿命はさらに延びる可能性もある。
では人間以外の動物はどうか。
身近な生き物の平均寿命を調べてみると、スズメは約1.3年、ハシボソガラスは約7〜8年、イヌは約11.9年、ネコは約10〜16年、アフリカゾウは約70年となっており、どれも人間ほど長くは生きられない。
長寿の象徴とされるカメの場合、アルダブラゾウガメの250年、カロライナハコガメの138年といった記録があるが、一般的には30〜50年ぐらいで寿命を迎える。
しかし、人間よりはるかに長く生きる生物も存在する。たとえば、ムサシトカゲは100年以上、ホッキョククジラは150〜200年程度生きることができるといわれている。
魚介類も意外と長寿で、寿司ネタとして人気のムラサキウニは200年以上の寿命があるとされる。
さらに2007年には、なんと405年から410年は生きていたと考えられるハマグリがイギリスの海洋学者によって発見された。
人間はたしかに長寿だが、上には上がいるのである。

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どうでもいい、じじぃの日記。
10月1日、NHKスペシャル 「シリーズ人体〜腎臓があなたの寿命を決める」を観た。
ハダカデバネズミは、ミツバチのような女王と労働者たちで成り立つ社会性をもつ唯一の哺乳動物なのだそうだ。
このネズミは30歳ぐらいまで生き、さらにはガンにもならないらしい。
コウモリの寿命は約5〜20年で、虫を食べるコウモリよりも、フルーツを食べるコウモリの方の寿命が長いらしい。最も長く生きたコウモリは、野生下で41年という記録があるとか。
リンは、人体においてカルシウムに次いで多いミネラル分で、骨や歯を作る主な材料になっている。
腎臓は人体の司令塔の役割果たしていて、リンは腎臓が調整する血液の成分にもなっている。
血液中のリンが少ない動物ほど長生きする、とか言っていた。