20170906広州ー上海 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=BIxp8Xn5MHM
都市人口上位25都市 （meti.go.jp HPより）
【あなたの故郷は第何位？】中国の「新一線都市」ランキングが発表 2016-04-28 人民網日本語版
新たな都市ランキングリストでは、北京、上海、広州、深センの一線都市としての地位は揺るがず、15の新一線都市は上から順に、成都、杭州、武漢、天津、南京、重慶、西安、長沙、青島、瀋陽、大連、厦門、蘇州、寧波、無錫となった。
http://chuansong.me/n/1186860352293
『マッキンゼーが予測する未来―――近未来のビジネスは、4つの力に支配されている』 リチャード・ドッブス、ジェームズ・マニーカ、ジョナサン・ウーツェル／著、吉良直人／訳 ダイヤモンド社 2017年発行
都市化の世紀 より
過去30年の間、世界中の都市人口は、平均すると毎年6500万人増加してきた。この年間都市人口増加数はイギリスの総人口に匹敵し、また都市人口の成長のほとんどは、中国とインドの急激な都市化によるものであった。ヨーロッパとアメリカの都市化が18世紀と19世紀に起こり、ラテンアメリカの都市化が20世紀後半であったのに対し、それぞれ10億人以上の人口を擁する中国とインドは、現在がまさに都市への人口移動の真っ最中なのである。
中国の李克強首相はこう語っている。「都市化は、単なる都市住民の増加や都市地域の拡大ではない。もっと重要なことは、産業構造、雇用、住環境それに社会保障といったものすべてを、地方型から都市型へと変えなければならないということなのです」
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中国のおよそ4億人の人々は、訒さん（１日およそ12ドルの賃金で働いている）と似たような状況にあり、中国政府はこうした人たちを都市に移動させようと工夫を重ねている。投資銀行モルガン・スタンレーに長年勤務した中国通であり、現在エール大学で教えているスティーブン・ローチは、「都市化こそが、『次代の中国』に必須の要素である」と指摘している。2014年3月17日、中国政府は地方住民の都市部への移動に対応する新計画を打ち出した。中国政府は、2020年までにさらに１億人の人々が中国各地の都市へと移動するだろうと予測している。そして現在の予測では、そのときまでに中国の全人口の60％が都市に居住していると想定されている。中国政府の宣言によると、近い将来、人口20万人以上のどの都市もが鉄道と高速道路で結ばれ、さらに人口50万人以上の都市については、急速に延長工事の進んでいる高速新幹線網でつながれる予定である。
中国で起こることは、アジア全域さらに世界中の新興国でも起こるだろう。2025年までに、アジアでは25億近くが都市部に住んでいるだろう。そうなると、世界中の都市住民の2人に１人はアジア人ということになる。つまり、ほんの10年あまりのうちに、アメリカの現在の都市住民人口2億5千万人の、中国は3倍、インドは2倍の都市住民を、それぞれ擁することになる計算だ。
都市こそがその国の国民が先進近代社会とグローバル。エコノミーに直接の接点を持つ場所であるがゆえに、このことが重大な意味を持ってくる。都市が貧しい農民を、はるかに生産性の高い労働者、グローバル市民、そして消費者へと変えていくからである、現在の都市化の波は、世界中の貧困にあえいでいた7億人の人々が、貧困層から脱することに決定的な役割を果たしてきている。そうした貧困層を脱した人口の大半は中国国民であり、国連が2000年に策定したミレニアム開発目標に設定されていた、極度の貧困にある人口の低減目標値を、計画より5年早く達成することになった。
