じじぃの「医療革命・自己増殖するナノロボット!フューチャー・マインド」

大量のナノロボットで極小ピラミッドを作製 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Oql-__j7bUo
Nanorobots

まるで映画のよう!がん細胞をピンポイント攻撃するナノマシンが登場 2016.08.30 ロボットノート
日本人のふたりにひとりが罹るといわれるがん。40代から80代の死因のトップでもありますが、治療法も日々進化しています。今回は、血流に乗って体内を移動、がん細胞を選択的に攻撃できるナノマシンをご紹介します。
https://robotnaut.net/archives/1901
『フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する』 ミチオ・カク/著、 斉藤隆央/訳 NHK出版 2015年発行
心が物を超越する より
意識は肉体の束縛から解放されて、単独で存在できるのだろうか? われわれは死を免れない体を離れ、霊魂のように、宇宙という名の遊び場をうろつきまわれるのだろうか?
この問題は『スター・トレック』でも探られている。宇宙船エンタープライゼス号のカーク船長は、惑星連邦より100万年近く進歩している超人類と遭遇した。非常に進歩した超人類は、もろくて死を免れない体を捨て去って久しく、いまやエネルギーのみとなり、脈打つ球体のなかに存在している。彼らは、はるか昔には、新鮮な空気を吸う、他人の手に触れる、肉体的な愛を感じるといった高揚感を味わうこともできていた。リーダーであるサーゴンは、エンタープライズ号を彼らの惑星へ飛んで迎え入れた。その招きを受けたカーク船長は、彼らの文明がその気になれば、エンタープライズ号などたちどころに消してしまえることにはっきり気づかされた。
しかし、エンタープライズ号のクルーは知らなかったが、この超人類には致命的な弱点があった。いくら技術は進んでいても、彼らは何十万年ものあいだ肉体から切り離されていた。そのため、心地よい肉体の感覚を味わいたくて、再び人間に戻ることを切望していたのだ。
      ・
ところが、最後にもうひとつ紹介する案は、不死を実現するために、脳のリバースエンジニアリング(逆行工学)をする必要がまったくない。必要なのは、原子1個1個を操作するを操作できる微小な「ナノロボット」だけだ。自分自身の生身の体で永遠に生きてはどうだろうか? ただし、不死になるための定期的な「整備」はいるが。
この新しいアプローチは、老化プロセスの最新の研究を取り入れている。従来、老化プロセスの原因については、生物学者のあいだで意見の一致を見ていない。しかしここ10年で、ひとつの新説が徐々に受け入れられ、数多くの老化研究がひとつにまとまってきた。基本的に、老化は遺伝子や細胞のレベルでエラーが蓄積することだ。細胞が古くなると、DNAにエラーが蓄積しだすとともに、細胞そのものにゴミがたまりはじめて、細胞の機能が低下する。細胞が徐々に機能を失っていくと、皮膚はたるみ、骨はもろくなり、髪は抜け落ち、免疫系は衰える。しまいには、死に至るのだ。
だが、細胞にはエラーを修正する機能もある。それでも、やがてはそのエラー修正機能さえ働かなくなり、老化が加速する。そこで目標は、自然の細胞修復機能を強化するとととなり、それは遺伝子治療や新酵素の開発によってなし遂げられる。しかし別の方法もある。「ナノロボット」のアセンブラ(組み立て装置)を利用する方法だ。
この未来テクノロジーの要のひとつが、「ナノロボット」という原子レベルの機械であり、これが血流をパトロールし、がん細胞をやっつけ、老化プロセスによる損傷を修復し、われわれを永遠に若く健康に保つ。自然はすでに、免疫細胞という形でナノロボットを作っており、これは血液にのって体をパトロールしている。だがこの免疫細胞が攻撃するのは、ウイルスや異物であって、老化プロセスではない。
こうしたナノロボットが老化プロセスによる損傷を細胞のレベルで元に戻すことができれば、不死は実現可能になる。この見方によれば、ナノロボットは免疫細胞と同じく、血流をパトロールする小さな警官である。それががん細胞を攻撃し、ウイルスを殺し、ゴミや変異を片づける。そうすると、身代わりのロボットやクローンを使わずに、われわれ自身の体を使って不死が実現する可能性が出てぃる。

                        • -

どうでもいい、じじぃの日記。
「この未来テクノロジーの要のひとつが、『ナノロボット』という原子レベルの機械であり、これが血流をパトロールし、がん細胞をやっつけ、老化プロセスによる損傷を修復し、われわれを永遠に若く健康に保つ」
老化の原因のほとんどが、免疫力の低下によるものだ。
免疫のなかには、自分自身を敵とみなして攻撃してくることがある。
このような免疫細胞の一部を「ナノロボット」に置き換え、傷ついた細胞を修復させることが考えられている。
不老不死も夢ではないのだとか。
ほんとかな。