じじぃの「人の死にざま_1768_オットー・レーヴィ(生理学者)」

生物基礎33 生物33 2004ネズミの心臓で神経伝達物質交感神経からノルアドレナリンで心拍促進副交感 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=qMhlVHRGF5M
 アセチルコリンの発見
 (ameblo.jp/yudaganka HPより)

オットー・レーヴィ ウィキペディアWikipedia) より
オットー・レーヴィ(Otto Loewi、1873年6月3日 - 1961年12月25日)はオーストリア・ドイツ・アメリカ合衆国の薬理学者。
アセチルコリンの医学への応用により、ヘンリー・ハレット・デールとともにノーベル生理学・医学賞を受賞した。

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アセチルコリンの発見 きくな湯田眼科-院長のブログ
Otto Loewi (オットーレーヴィ 1873-1961) はドイツのフランクフルトで裕福なワイン商であったJakob Loewiと彼の2人目の妻 Anna Willstadter の長男として生まれました。学校時代は物理や数学より人文科学が得意な青年で、美術史の研究家になることを希望していました。
https://ameblo.jp/yudaganka/entry-10769784023.html
『睡眠の科学―なぜ眠るのかなぜ目覚めるのか』 櫻井武/著 ブルーバックス 2017年発行
レーヴィの実験――アセチルコリンの発見 より
レム睡眠と関係の深いアセチルコリンの発見には、実は夢が大きく関わっていた。
アセチルコリンは自律神経系や運動神経でも伝達物質として働く重要な神経伝達物質である。ドイツの生理学者オットー・レーヴィは、神経と神経の間の伝達が化学物質によって行われていると考えていたが、それを証明する方法を長年模索していた。1923年のある日、彼は夢の中で、ある実験方法を思いつき、目覚めるとすぐに枕元の神に概要だけを書き込み、また眠った。しかし翌日、詳細が思い出せず、長い1日を過ごした。ところが幸運にも彼は、次の日もまた同じ内容の夢を見た。このとき、彼はすぐに実験室に入って実験に着手した。
カエルの心臓を撮り出してリンガー液に浸し、副交感神経である迷走神経を電気で刺激すると、心臓の鼓動は遅くなる。このとき、浸してあるリンガー液を別のカエルの心臓に作用させると、その心臓の鼓動も遅くなった。これはリンガー液の中に何らかの物質が放出されて、それがも1つの心臓に働いたことを見事に証明していた。これは夢ではない! 未明には、レーヴィは自分が歴史に残る大発見をしたことを確信した。彼は、のちにこの物質がアセチルコリンであることを示したデールとともに、ノーベル生理学・医学賞を受賞した。
これも、夢の中では固定概念を打ち砕く発想が生まれることの1例といえるだろう。もちろんその成功は、彼らが覚醒時に課題に打ち込んで思考を巡らせていたから、夢の中でそれを解決できたのだ。