じじぃの「脳にダメージを与える寄生虫・トリパノソーマ!ミクロの世界」

【閲覧注意】世界の奇病「睡眠病」を救え!?寄生虫に注意!!(難病・奇病) 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=RAzeYFp-JwM
トリパノソーマ

長崎大学熱帯医学研究所 生物資源室 NBRC
アフリカ・トリパノソーマ原虫のほっそり血流型とふっくら血流型
http://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/nbrc/topic%203%20slender%20and%20stout%20forms%20of%20T.%20cruzi.html
『不思議で美しいミクロの世界』 ジュリー・コカール/著、林良博/監修 世界文化社 2016年発行
脳にダメージを与える寄生虫 トリパノソーマ より
トリパノソーマは睡眠病という恐ろしい病気を引き起こす単細胞の寄生虫だ。ただし幸いにも、この感染症にかかった患者向けに、科学者たちは新たな特効薬の開発を進めている。
生物学者が、奇妙で謎めいたこの生物の観察に心血を注ぐのはなぜだろうか。それにはれっきとした理由がある。トリパノソーマこそが中央アフリカと西アフリカの風土病である睡眠病の病原体だからだ。
初期症状は発熱、頭痛など。症状が進行すると、睡眠病という病名の由来でもある朦朧館や倦怠感などが現れる。適切な治療をしなければ、詩に至る場合もある。
WHO(世界保健機関)は1995年、睡眠病の症例は毎年30万件前後に上ると推定した。対策が功を奏したのか、2010年には発症例が1万件未満に激減したが、依然としてこの病気を診断するのは難しく、治療も困難を極めている。
新薬の開発は公衆衛生における喫緊の課題である。科学者はそれゆえに、ツェツェバエが媒介するトリパノソーマの研究に励んでいるのだ。写真(画像参照)からうかがえる青い部分に核がある。赤い部分は運動を促進する鞭毛だ。緑の部分(目のような形をしている)は、研究者が大きな期待を寄せているBILBO1というタンパク質である。実際にこの部分が失われると、トリパノソーマは栄養を摂取できなくなり、最終的に死滅することがわかった。これにより、BILBO1に的を絞った新薬の開発が注目されている。

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どうでもいい、じじぃの日記。
テレビで「都市伝説」を観ていると、アフリカの寄生虫の話がときどき出てくる。
睡眠病は、ツェツェバエが媒介するトリパノソーマという寄生虫が原因らしい。
寄生虫が人の臓器が侵すというのはわかるが、脳が侵されるというのだから怖ろしい。
そういえば、歯周病の細菌が、脳梗塞を起こすことがあるらしい。