じじぃの「生物の大分類・人間の脳とイルカの脳はどう違う?フューチャー・マインド」

胎児期チンパンジーの脳の調査に成功 動画 dailymotion
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 脳の構造

「人間の脳とイルカの脳を並べると…え?意外!」比較した写真に驚きの声 2014年05月29日 らばQ
左が人間。右がイルカ。
イルカの脳がとても複雑そうなことに驚かされます。
知性は、脳の容量や、しわの数に比例するわけではないそうですが、イルカが賢い動物と言われるのも納得してしまうインパクトがあります。
http://labaq.com/archives/51826700.html
『フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する』 ミチオ・カク/著、 斉藤隆央/訳 NHK出版 2015年発行
進化する脳 より
身体のなかでも、筋肉や骨や肺などの器官を見ると、成り立が明快なように思える。ところが脳の構造は、かなりごちゃごちゃに急ごしらえしたかのように見える。じっさい、脳の地図を作ろうとするのは、よく「患者のための地図作り」と言われる。
一見したところランダムな脳の構造を理解すべく、1967年、アメリカ国立精神保健所のポール・マクリーン博士が、チャールズ・ダーウィンの進化論を脳に応用した。彼は脳を3つの部分に分けた(それ以後の研究によって、このモデルには改良の余地のあることが明らかになったが、ここでは脳の全体的な構造をおおまかに説明する組織化の原理としてこれを利用しよう)。そしてまず、われわれの脳の後部と中央部――脳幹や小脳や(大脳)基底核を含む部分――が、ほぼ爬虫類の脳と同じであることに気づいた。「爬虫類脳」と呼ばれるそれは、脳のなかでも最も古い部分で、平衡感覚や呼吸、消化、心臓の鼓動、血圧といった基本的な動物の機能を司っている。この部分はまた、戦いや狩猟、配偶行動、なわばり意識など、生存と繁殖に必要な行動もコントロールしている。爬虫類脳の起源は、およそ5億年前にまでさかのぼれる。
しかし爬虫類から哺乳類へ進化すると、脳はもっと複雑になり、外へ広がってまったく新しい構造を生み出した。こうして「哺乳類脳」が登場する。これは(大脳)辺縁系とも呼ばれ、脳の中央近くに、爬虫類脳を取り巻く部分として存在する。
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最後に、哺乳類脳のさらに外側に、大脳皮質のなかでも最も新しい第3の領域がある。その大脳皮質のなかで最近進化した組織が新皮質であり、これはより高度な認知行動を司っている。ヒトではそれが最も高度に発達しており、脳の重さの80パーセントを占めながら、ナプキンほどの厚みしかない。ラットでは新皮質がつるつるだが、ヒトではきわめて複雑に入り込んだ形で、莫大な表面積の組織を頭蓋に詰め込めるようになっている。
動物の意識 より
動物は考えるのか? もし考えるのなら、何を考えるのか? この疑問は、何千年も前から偉人たちを悩ませてきた。ギリシャの著述家・歴史家プルタルコスと、ローマの博物学プリニウスは、ふたりとも、今なお未解決の有名な問題を書き記している。それから何世紀ものあいだに、哲学の巨人たちによって多くの答えが出されてきた。
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イルカの意識も人間とは違い、ソナーにもとづいている。イルカは前頭葉が小さいため、かつてはそれほど知能が高くないと考えられていたが、大きな脳容積を持つことでこれを補っている。イルカの脳の新皮質を広げると雑誌6ページぶんになるが、人間の新皮質を広げても雑誌4ページぶんしかない。イルカはまた、水中のソナー信号を解析するために頭頂葉と側頭葉が非常によく発達しており、きっとこのおかげで、動物では珍しく鏡に映った自分を認識できるだろう。
しかも、イルカと人間では、実は脳の構造が異なる。イルカと人間の系統がおよそ9500万年前に分岐しているからだ。イルカには鼻が必要ないので、生まれてまもなく嗅球が消失する。しかし3000万年前、聴覚皮質が急激に大きくなった。イルカが反響定位すなわちソナーの手法で餌を見つけることを覚えたためだ。コウモリと同じように、イルカの世界でも反響と振動が渦巻いているに違いない。人間と比べると、イルカの辺縁系には「傍辺縁」猟奇という特別な葉(よう)があり、これがきっと強力な社会的関係を築きやすくしているのだろう。

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どうでもいい、じじぃの日記。
生物のうち、植物は脳をもたない。動物の進化をみると、
赤ん坊が生まれるまでにたどる道筋を描いた本を見ることがある。
胎児の脳を、ダーウィンの進化論からみると、ある程度説明がつくのだという。
第1段階・爬虫類脳 脳幹・小脳・大脳基底核 → 第2段階・哺乳類脳 大脳辺縁系(海馬・扁桃核視床) → 第3段階・人間の脳 新皮質(前頭葉前頭前皮質
これらの脳が進化の段階で、古い脳の上に新しい脳が包み込んでいくような形になっている。
「ラットでは新皮質がつるつるだが、ヒトではきわめて複雑に入り込んだ形で、莫大な表面積の組織を頭蓋に詰め込めるようになっている」
やっぱり、進化の頂点に立つのは人間なのかなと思ってしまう。
最近の調査で、イルカの脳は人間よりも大きいことが分かった。
「イルカの脳の新皮質を広げると雑誌6ページぶんになるが、人間の新皮質を広げても雑誌4ページぶんしかない」
イルカも仲間と話し合っているらしい。
人間の中で、白人が進化の頂点に立っているのだと主張するのがいる。
果たして、50年後の学説はどうなっているのだろうか。