綾小路きみまろの人生ひまつぶし【茨城県小美玉市】 16 03 09 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=NENreUbu9Mc
人生は死ぬまでの暇つぶしかぁ
人生なんて死ぬまでの暇つぶし 2008/10/13 教えて!goo
誰が言った言葉かわかりませんが、こういう言葉がありますよね。これをどう思いますか?
回答
マンガ家のみうらじゅんかな。
その解釈で良いこともあるんじゃないですか。
思い出が作れないとか、何々が出来ないとか、どうやってもうまくいかないという悩みはたまに聞きますが、そんなに思いつめるなよ、人生なんて死ぬまでの暇つぶしだと。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/4397627.html
『死ぬときにはじめて気づく人生で大切なこと33』 大津秀一/著 幻冬舎 2017年発行
生きる意味から離れる より
何のために生まれて来たのかなぁ――50代の男性の福山さんはおどけた顔をしながら、低い声で言いました。彼の病気は進行肺がんでした。「そういうところ、そういう思考に入り込んじゃうとさ、出口がないってことないですか? 答えがない。だから余計に沈んじゃうっていうか。俺は正直、あまりそんなことを考えずに済んできた側面もあるわけ」
福山さんは某専門職でした。絵に描いたような成功者。仕事は大はやりで、多くの部下を使う立場です。
奥さんは元CAで今は家を美しくかつ的確に切り盛りしてくれています。2人のお子さんは有名大学に通っています。
外貌はまったく問題ないどころか、非の打ちどころがない状況でしょう。
「仕事は天職だね。俺のためにあるような仕事。自分でも思うけど、恵まれているほうだと思う。だから人生の終わりになって、こんな一撃を食らうなんてね。盛り下がるね。俺の病気はもう治らないわけだろう?」
残念ながら難しいと思うと、私(緩和医療医)は伝えました。
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皮肉な笑みを福山さんは浮かべました。「人生には俺しか成し得ない特別なことがあるとか、俺しか成し得ない崇高な目標があるとか、割にそういうふうに信じていたんです。そこに激震が走った。これまでの俺を真っ二つに切り裂いてしまった。今、人生は? って問われたら、昔とはまったく異なる答えが出ると思う」
自分が生まれたのは何も特別なことではない。自分が生きているのもスペシャルではない。自分はたまたまこの世に生まれた――それが今の福山さんの答えでした。
「たまたまこの世に生まれた。何の因果か、膨らみ続けているっていう宇宙のほんの片隅の小さな青い星の島国にね。人生は何か? と問われれば、言い得て妙な言葉がある。人生は暇つぶし。与えられた時間をお前なりに自由に生きてみろって、そんな機会が与えられたのではないかとも思うんですよ。生きている間に、自由にね、暇つぶしして、楽しめよって」
生きている意味と繰り返し唱えても、確かに辛気臭くなってしまうかもしれません。あるいは逆に見つけにくくなってしまうかもしれない。いぅそ、暇つぶしくらいに思ってみたら。目的や意味から自由になってみたら、そこにはまた別の答えが見つかるのかもしれません。
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半年後、福山さんは逝かれました。どこか力の抜けたていで、ご本人いわく好き放題した半年でしたが、心底自由を楽しんでいるようにも私は感じました。