じじぃの「いかに生きるか・そのうちやってくる・ピンピンひらり・貯筋?倫風」

ベンジャミン・バトン 数奇な人生 予告編

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=-PlgZBJe0eU

縁があったら、また会おうぜ!


『倫風』 2022年6月号

実践倫理宏正会

鎌田實の「人生を味わい尽くせ!」 「ピンピン、ひらり」でしなやか老活 より

鎌田式しなやか老後術

今月2月に「徹子の部屋」に出演して、黒柳徹子さんとお話しました。
今、僕は73歳。「これからの目標は何ですか?」と聞かれ、「80歳でもイラクの難民キャンプを訪ねて子どもたちの診察に当たること。90歳まで生きたら冬にはスキーをしたい。そんな筋肉を維持すること」と答えたのですが、「最大の目標はPPHです」と口にしたら、途端に徹子さんは頭の上に「?」マークを浮かべて身を乗り出してきました。
「ピンピン、ひらり。ピンピン元気に生きて、死の瞬間は”ひらり”と逝(い)きたいと思っています」
「ピンピン、ひらり」は「ピンピンころり」の僕流のアレンジです。ピンピン元気に自分の寿命分だけ精いっぱい充実して生きて、「満足だったよ、サンキューグッドバイ」と笑ってこの世を去りたい。
じつは「ピンピン」と「ひらり」の間には「老い」が横たわっています。その時間をどう生きたらいいのか……。すると番組終了後のこと、「うちの母は、それを絵に描いたような人でしたよ」と、徹子さん。
徹子さんの母上は、NHK連続テレビ小説チョッちゃん」の主人公のモデルになった黒柳朝(ちょう)さん。「2006年に95歳で亡くなるまで、やりたいことを続けていた」と語ってくれました。

”老いるショック”に負けない5つの方法

では、老いを元気に生きるには? 1つ目は「貯金より貯筋」、無理のない範囲で筋肉を鍛える。
2つ目は「すべきこと」より「したいこと」を大事にする。これまで、家族や会社を最優先にし、「こうすべき」で生きてきた人は多いはず。でも老いに差し掛かったら自分第一、「したいこと」を優先すればいいのです。
3つ目は「忘却力」。これは老いの特権です。
    ・
4つ目は、”人生二毛作”を可能にする「変化する力」。事情があってこれまでやれなかったことを、これからはやってみる。「老いは人生のボーナスポイント、何でもあり」で、新しい自分を見つけていけば人生が面白くなる。これが人生二毛作です。
最後は「人生の幸福度を上げる」ために考え方を変える。カナダのブリティッシュコロンビア大学の研究では「お金より自由な時間を持つことに価値があると気付いた人は、人生の幸福度が高い」との結論が出たといいます。

                    • -

どうでもいい、じじぃの日記。
「ピンポーン!」
「また、雑誌持ってきました」
小太りのおばちゃんが、今年になってもやってきた。
「ゆでたトウモロコシ2本持ってきたので、後で食べてね」
手に持っていたビニール袋に2つのトウモロコシと、2冊雑誌が入っていた。
6月号と7月号だ。
6月号に、鎌田實さんのエッセイ「ピンピン、ひらり」でしなやか老活 が載っていた。

「ピンピン、ひらり」は「ピンピンころり」の僕流のアレンジです。

この頃は、医学が進んで「ピンピンころり」とはいかず、だんだん ころりの「老衰」が多いようだ。
「がん死」の場合、「余命」を生かして、人間らしい死に方ができるとか。
ある有名な俳優(「七人の侍」の主演者)が、死に際にボロリと涙を流して亡くなった、というのが印象に残っている。
まあ、人の死というのはこんなものなのかなあ。
小太りのおばちゃんに、「お金は?」と聞いたら、
「1冊200円だから2冊で400円よ」
余計なことを聞かなきゃ、よかった。
トホホのホ。 (^^;;