じじぃの「中国の野望・一帯一路・タイの高速鉄道は中国・日本?ニューズウィーク日本版」

中国AIIB!グランドデザインは中国の中国による中国のための国際投資銀行!【福島香織 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=bD0yk9UuSCY

アジアインフラ投資銀行 (AIIB)

ケニアで長距離鉄道が開通

いま世界は 2017年6月25日 BS朝日
【司会】木佐彩子小松靖 【コメンテーター】手嶋龍一(外交ジャーナリスト)、パックン(タレント)
●世界へ輸出の中国鉄道・成功失敗は?
ケニアで5月末、中国が建設した鉄道(ナイロビ〜モンバサ間)が開通した。
今後、中国は東アフリカの一大鉄道プロジェクトを構想している。
新華社によると、すでにアフリカで開通している鉄道は5路線、今回ケニアで開通した路線で6路線、7ヵ国で運用されている。
ケニアでは半世紀ぶりの大規模インフラ計画といわれており、現地では大歓迎されている。
手嶋龍一、「建設工事や運用はすべて中国人だ。現地の人たちの鉄道でなければならないが、ノウハウの蓄積がないため本当に現地の人のためになるのか。インドネシアの新幹線など中国は相当政府のてこ入れで入札には勝っている。しかし、その通りにできるかは不安。国家ぐるみのものはひずみは大きい」
パックン、「日本型の方がよいと思うが、半世紀ぶりの大型インフラ整備ができたというのはものすごい経済に対する貢献だ。鉄道会社の社員は中国人でも、高度成長を支えるのは鉄道などインフラ整備。経済が拡大することにより雇用が生まれる。中国はアフリカの埋蔵資源を狙っており、内政に対する介入も狙うのではないか。米国が運営していたパナマ運河は全世界に貢献した。パナマ運河と同じことが期待できるのではないか」
http://ssl.bs-asahi.co.jp/imasekaiwa/
ニューズウィーク日本版』 2017年7月11日号
●特集 中国新戦略の誘惑
中国の新戦略「一帯一路」にはチャンスとリスクが潜む。新たなチャイナ・マネーの誘惑と共産党の思惑。
・米中関係  「一帯一路」トランプの損得勘定
・インフラ  中国の意向で走る「ゾンビ鉄道」
・東南アジア 鉄道建設に強権発動の愚かなタイ軍事政権
・経済    中国マネーが招くベネズエラの破綻
・オピニオン 上海協力機構に注目すべき理由
http://www.newsweekjapan.jp/magazine/195503.php
7月11日号、ニューズウィーク日本版 「特集 中国新戦略の誘惑」
鉄道建設に強権発動の愚かなタイ軍事政権 より
壮大なインフラ整備計画に失敗は付き物。特にアジア太平洋地域では実行段階で頓挫することが多く、中国の「一帯一路」構想も例外ではない。
地政学的な野望を抱く中国は、東南アジアのタイでも高速鉄道の建設計画に力を入れてきた。だがタイ国内では数年前から、計画の実現性や必要とされる巨額の資金をめぐって何かと紆余曲折があった。運行列車のスピード設定でも意見が割れた。
そこへ新たに物騒な決定が下された。プラユット・プラユット暫定首相が、この事業に関して暫定憲法44条の発動を先月15日に表明し、法的・技術的な問題があっても建設計画を推進すると宣言したのだ。
この発表を受け、鉄道を建設することの是非とは別に、政府による意思決定のプロセスを批判する声が高まり、世論は計画反対という主張に、一本化されようとしている。批判の中味は、アジア諸国でありがちな3つの論点に要約できる。
まずは手順が民主的であるか。つぎにプロジェクトの政治利用。つまり政権の正統性や官僚の既得権をまもることが目的で、必ずしも国益と一致しないのではないかという点だ。そして最後に、中国と戦略的な協調関係を保つためなら何をしてもいいのかという疑問がある。
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プラユットは9月に中国で開催されるBRICS首脳会議への手土産を用意したいのかもしれない。何しろ14年5月の軍事クーデターで欧米と関係がの冷え込んだタイに、中国は一貫して友好的な姿勢を維持してきた。
こうした批判にタイ政府も反論を試みている。例えば、この鉄道建設は中国との2国間関係を強化する広範な政策の一環であり、中国の一帯一路構想に加われば大きな見返りを期待できるという主張だ。
振り返ってみると、タイでは今年4月に中国からの潜水艦購入が決定されたときも同様の論争が起きた。当時も計画そのものに関する議論以上に、政府に対する不信感が高まっていることが深刻な問題と考えられた。
政府はそうした過去を反省せず、今回は強権発動で事業の透明性を損なった。これでは事態が悪化するだけだ。タイに限らず、その他のアジア諸国もこの教訓に学び、同じ過ちを繰り返さないでほしい。

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どうでもいい、じじぃの日記。
今、アジアの国々は、中国に付こうか、アメリカ・日本側に付こうか、迷っているのだそうだ。
トランプさんが、TPP離脱や、パリ協定離脱などで、アジア諸国だけでなく世界の多くの国が、中国に傾きそうだとも言われている。
タイが高速鉄道で中国を採るか、日本を採るか、どうなんでしょうか。
少し、気になります。