じじぃの「深謀遠慮の習近平・一帯一路サミット・巨竜の覇権戦略か?プライムニュース」

「一帯一路」国際会議が閉幕 トランプ政権を牽制(17/05/16) 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=nLtwbfwAVvw
Chinese President Pledges Shared Prosperity, Common Community at BRF Banquet 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=qz9uLZxHP-k

巨龍中国 一帯一路 〜“西へ” 14億人の奔流〜 (追加) 2017年10月14日 NHKスペシャル
かつて、東西の文明を結ぶ交易路として栄えたシルクロードが今、新たな形でよみがえろうとしている。中国が掲げる巨大な経済圏構想「一帯一路」。
陸と海の2つの貿易ルートでインフラを整備し、投資や貿易を活発化させてユーラシア大陸に巨大経済圏を作る、壮大な国家プロジェクトだ。その象徴が、中国政府の主導で整備されている、中国とヨーロッパを結ぶ大陸横断鉄道。
番組では、その沿線にある3つの“ホットスポット”に密着する。中国のエネルギーや食糧を支えるカザフスタン。中国製品の新たな市場となっているポーランド。そして、中国が急接近するEUの盟主ドイツ。「一帯一路」の旗印の下、西へ西へと進出していく中国人たちの姿から、ダイナミックに拡大していくシルクロード経済圏の実像に迫る。
ユーラシア大陸の中央部を貫く鉄道輸送のコストは海路の3分の1、航空便の8分の1だ。
ドイツ連邦統計庁のデータによると、昨年の同国最大の貿易相手国に中国が浮上した。前年、最大の貿易相手国だった米国は3位に転落した。
ドイツの産業用ロボット大手クーカは今年、広東省の大手家電メーカー、美的集団に45億ユーロで買収された。
ドイツでは今後も、中国企業による買収が増えるという警戒感が出ている。
https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20171014
「一帯一路」会議2日目、習主席が保護貿易をけん制 2017年5月15日 Yahoo!ニュース
中国が主導し、現代版シルクロードとも呼ばれる巨大な経済圏構想、『一帯一路』について話し合う国際会議は、2日目を迎え、参加した首脳による会議の冒頭に、習近平国家主席保護貿易主義をけん制しました。
『一帯一路』は、習主席が提唱し、中国から海と陸のルートでヨーロッパまでをつなぐ一大経済圏構想です。習主席は14日、インフラ投資などのために設置した『シルクロード基金』に1000億元、日本円にしておよそ1兆6000億円を増資するなど巨額の拠出を次々と明らかにしていて、『一帯一路』を通じて中国の国際的な影響力を高めようという思惑が透けて見えます。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170515-00000019-jnn-int
プライムニュース 「“巨竜”の覇権戦略か 一帯一路サミット 深謀遠慮の習近平主席」 2017年5月15日 BSフジ
【キャスター】秋元優里、反町理 【ゲスト】林芳正自民党 参議院議員)、凌星光(日中科学技術文化センター理事長)、津上俊哉(津上工作室代表取締役
中国・北京で14日、15日に開かれる「一帯一路サミット」。アジアと欧州を結ぶ経済圏構想「一帯一路」は、習近平国家主席が2013年から提唱してきた。
ロシアのプーチン大統領ら28ヵ国の首脳などが出席する会議の狙いとは?国内経済の成長に陰りが見え始めている中国が国外に活路を見出すための方策か、それとも中国主導の国際秩序作りか?そして、これまで中国が主導する経済的枠組みに慎重な姿勢をとってきた日本はどう向き合うべきなのか?
中国の野望と戦略を徹底検証する。
●巨龍が描く「一帯一路」 習近平主席の”真”の狙い
反町理、「習近平主席は経済のグローバル化を言っているが、グローバル化は貧富の格差を生む。習近平主席の真の狙いは何なのか?」
津上俊哉、「保護主義はトーンダウンしていると思う。100日計画は首脳会談のお土産として持っていった。いま協調している方向に持って行けているのは米中関係はマネージできていると中国は思っている。南北の貧富の格差が不均衡なのでそれを直すグローバリゼーションは、まさに格差是正だと途上国だとみれば言える。中国は途上国側に立っていると思う」
林芳正、「一帯一路はまだ構想段階です。バランスを取り戻すとしているが、かつてバランスがとれていたというのはいつのことなのか。どこまでに戻すかによって見方はだいぶ変わる。米国は人権だとか民主主義というのにこだわっていて押し付けがましいことをやってきた。中国は押しつけがましいことをしないで、インフラ整備や経済のことを、まずやっていこうというメッセージを途上国向けに送っているように見える。世界の中心が米国中心から中国中心になるとにおわせながら、発展途上国を引き付けている。習近平主席の演説はきれいごとばかりだが、これからは中国主導でやっていくということだ」
反町理、「中国は物わかりのいいニューリーダーだよ、ということか」
林芳正、「中国はあなたたちと同じところから来た。米国とは違うということを言っている。一帯一路に参加する、しないという定義はないが、二階幹事長は抑制のきいた発言になっている。首相からも親書を預かって、国を代表して二階幹事長は出席。個人をあまり出さず、トータルを示した。AIIB加入については、米国とどちらかが勝手に入る事態はよくない。両方、抜けがけしないようにしながら、検討はすべき。TPPはTPPで追及していく。そこに将来的に米国が入ってくればいい。それとは別に一帯一路、AIIBについても拒否する理由はない。常に日本がいろいろなところとやっていて、日本が入らないと、重みのあるものにならないと皆が思ってもらうようにしておく必要がある」
【提言】 「日中経済の距離感」
林芳正 「近くに正座して」
 すでに、日本は米国よりも中国の方が経済的結び付きが強くなっている。我々の法治という価値観を大事にしていて、近くにいて言うべきことは言う。
凌星光 「偏見を正し、積極的協力を」
 中国は覇権主義、対外膨張だとか言うが、中国の当局は設立当時とは変わってきている。日中間でAIIBにしても一帯一路にしても、長期的な経済関係を作る。日本が参加することで日本の経済成長を2%以上にすることが可能だ。
津上俊哉 「正しく恐れる、賢く付き合う」
 今回の会場を見ても規模が非常に大きいということが分かる。米国も考え方が変わってきている。中国はそれなりの実力がある。正しく認識して賢く付き合う。
http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d170515_1