Stem Cells Used to Grow Windpipes 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=o9KwFb-u73o
Trachea Trasplant 3D animation 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=LaZUVkhkPY8
Paolo Macchiarini
パウロ・マッキャリーニ(Paolo Macchiarini)(スウェーデン) 研究倫理(ネカト)
パウロ・マッキャリーニは、スイスに生まれ、スウェーデン・カロリンスカ医科大学(Karolinska Institutet)・教授・医師で、カロリンスカ医科大学のACTREM所長でもある。
2008年6月、患者の幹細胞を使った気管移植手術に世界で最初に成功した。この方法は、医学界に革命を起こすほどインパクトがある治療法だった。それで、パウロ・マッキャリーニは。人工気管移植手術の世界的権威となったのである。特許もいくつか取得した。
2012年(53歳)、しかし、同じ分野の医師・研究者からマッキャリーニの研究論文に疑念が持たれた。論文1報が撤回され、他の論文も含め、ねつ造・改ざんがあるのではないかと調査が始まった。
2015年7月現在(56歳)、カロリンスカ医科大学・学長の裁定はでていない。
https://haklak.com/page_Paolo_Macchiarini.html
世界のドキュメンタリー 「カリスマ医師の隠された真実 第2話:疑惑の影」 2017年6月14日 NHK BS1
【制作】SVT(スウェーデン 2016年)
患者の骨髄から採取した幹細胞を培養し、プラスチック製の気管に付着させてから患者に移植する手法で、「医学会に革命をもたらす」と賞賛されたマッキャリーニ。一躍スター医師となったマッキャリーニだが、実際は患者が手術後に次々と死亡していることが判明。
患者の一人、交通事故で気管に欠損を負ったユリアは2012年にマッキャリーニの手術を受け、その後死亡した。手術に参加した医師は「人工気管は挿入後、時間を経て壊れていった」と話す。人工気管に問題があったことは手術前から分かっていたとの証言も。
マッキャリーニは一層窮地に追い込まれていく。こうした中、カロリンスカ研究所は、マッキャリーニ医師の人工気管の研究を継続するという決断を下す。
http://www6.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/index.html?pid=170614
『NHKスペシャル NEXT WORLD』 制作班 NHK出版 2015年発行
人工臓器の最前線 (一部抜粋しています)
昨今、3Dプリンターが脚光を浴びている。この装置に立体構造のデータを送り込むと、機械がそのとおりの形に素材を仕上げてくれる。つまり、パソコンで作成したWordのドキュメントファイルを印刷するようにして、立体物をデータから複製できるわけだ。この装置自体は古くからあったものだが、近年低価格化が進みその存在が広く知られるようになった。
長年、再生医療の研究をしてきたアメリカ・ウェイクフォレスト大学教授のアンソニー・アタラ博士もまたこの3Dプリンターに注目する一人である。彼はかつて男児の膀胱を実験室でつくりあげ、世界で初めて移植に成功した人物として話題を呼んだ。その後も、アメリカにおける再生医療の第一人者として、さまざまな最先端のテクノロジーを取り入れてきた。
「現代の移植ドナープログラムは、誰かが死ぬのを待つ必要があるという大きな問題を抱えています。臓器の不足もそのために起きているのです。そこで、必要があればすぐさま臓器をつくり出せる技術を確立し、それらの問題点を克服したいのです」
3Dプリンターを知る人は、「あれはプラスチックを成型する機械じゃないのか?」と疑問を持ちそうだ。実は、臓器をプリントする3Dプリンターで成型する材質と生体細胞を混ぜたものだ。臓器の形に成型すると、生体細胞が増殖していくにつれて、型が溶けて消えていく。最終的には形どおりの臓器が完成するのだ。
これまで、実験室で臓器を複製する際に大きな壁となってきたのが「立体的な」臓器の形を保つことだった。再生医療の分野で、網膜などの臨床試験が大きくクローズアップされてきたが、それは「平面」であるがゆえに形を保ちやすかったからである。
アタラ博士は3Dプリンターを使用して、耳や指、気道、腎臓などさまざまな人体組織をつくり始めており、今後はより複雑な臓器へと範囲が広がっていくだろう。
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どうでもいい、じじぃの日記。
暇なもので、病気に関する本やテレビをよく見ている。
再放送だったが、NHK BS1 世界のドキュメンタリー 「カリスマ医師の隠された真実」を観た。
世界的に有名なカリスマ医師のパウロ・マッキャリーニ外科医が動物実験もしないで、次々と患者に手術をして、次々と患者を殺していく。
テレビ局の取材ディレクターが、「患者の手術後の経過を確認しているのか」、という質問に「ずっと経過を見守っている」と答えていた。
実際は、手術をしたその日に手術は成功したと発表し、手術後の経過に対して全く関与していなかった。死んだ患者は他の原因で死んだのだ、と嘘ぶく。
人工臓器の中で一番ホットな話題といえば、「人工子宮」だろうか。
人工子宮を実験室でつくり出し、移植、出産という時代がきているらしい。